4月17日 開幕歓迎横断幕設置

新年度開催に際して、歓迎横断幕を掲げることも当会の恒例事業となりましたが、今年も帯広競馬場中央通路の当会掲示板を最大限に使った大型横断幕を掲示いたしました。

すっかりお馴染みになったイラストーターらんさんによる名馬のイラストですが、今年は、各馬の名前もイラストに添えました。「馬の名前を当てるのが楽しみだったのに」と残念がる方もいらっしゃいましたが、新規ファンや観光客の方が増加する中、少しでも現役馬に注目していただければ、という工夫ですので、ディープなファンの方にもご理解いただければ幸いです。

 

3月26日 ベルジアン種アメリカ資源調査に関する報告会開催

年々生産数が減少する重種馬の改良増殖を目的として日本馬事協会が2026年に輸入を計画しているベルジアン種。そうした計画の準備段階として行われたアメリカでの「ベルジアン種資源調査」について、十勝農業組合連合会畜産部の由佐哲朗次長お話を伺いました。

参加したのは、帯広畜産大学の学生と社会人でしたが、アメリカで繋養されるベルジアンドラフトホースの現況など、日本ではあまり知られていない馬事情に、興味津々で聞き入っていました。特に、アーミッシュと呼ばれる「アメリカ開拓時代の生活様式」を今も続ける宗教集団が、馬車での移動や馬耕などを普段の生活として実行し続けている姿は印象的だったようで、これら日常使いの馬たちが日本に輸入されることに感銘を受けていました。

今回は、若手育成の一環としてこうした講座を開催しましたが、今後は、一般の人々も交えて、様々な馬文化を紹介する講座を実施したいと思います。

3月16日 帯広農業高校にて馬分会指導

帯広農業高校では、各分会にわかれて、専門分野を学ぶ授業枠が設けられていますが、その中にある「馬分会」の令和8年度の学習方針についてのミーティングに、当会から旋丸専務理事が招かれ、今後の馬についての学習方針について指導……というより、アドバイスをさせていただきました。

小学校などでの「馬の授業」などを模索している高校生たちに、年少の児童を対象とした馬イベントでの注意点や成果などを伝えるなど、具体的な部分にまで踏み込んだ実り多いミーティング。今までも、当会役員による馬の授業の実施や、シンポジウムへの同校生徒の参加など、当会と綿密に関わってきた同校ですが、2026年度は更に互いの関係を深め、若手育成事業の大きな柱として行きたいと考えています。

3月13日~4月27日 小橋由佳「馬術留学写真展」開催

帯広柏葉高校卒業後、単身渡米し馬術を学び選手として活躍、2025年からはスウェーデンに根拠地を移し、馬術選手として更なる高みを目指している小橋由佳さんの、海外での貴重な体験を紹介する写真展を開催しました。

展示した写真は、小橋さんが海外で出場した馬術大会で撮影されたものの他に、勤務していた牧場で世話をした名馬とのツーショットや厩舎でのひとときなど、表情豊かな馬たちとの暮らしを雄弁に語ってくれました。

小橋さんは、まだ二十歳代。この前途有望な十勝出身の馬術家を応援すると共に、若い世代の馬ファンの人々に多様な世界があることをお知らせしたく開催した写真展でしたが、中年から論年の方々からも賞賛の声が多く届けられた素敵な催しとなりました。

2月22日 ホースメッセにてトークショー「ばんえい競馬という名の馬文化」開催

ホースメッセの中日に、馬事公苑講習会室でトークショーを実施しました。

毎回、当会トークショーに来て下さる常連の方々をはじめ、80名を超える馬好きの皆さんが集まって下さり、会場は開始時から和やかで楽しい空気に包まれましたが、そんな中、前半は、当会の旋丸専務理事が「ばんえい競馬が馬文化である理由」について15分程度の講演。「毎回来てくださっている方々にも飽きられないように、と、馬車や馬ソリ、農耕馬など、機械化以前に活躍していた馬たちの画像を披露。花嫁を嫁ぎ先に送る馬車や、大手輸送会社のロゴを馬具に着けて荷馬車を引く馬の姿など、貴重な画像に、観客も見入っていました。

後半は、お待ちかね、人気アナウンサーの矢野吉彦氏が登場。著書「競馬と鉄道」でJRA馬事文化賞を受賞している方だけに、馬を巡る歴史的なエピソードに詳しく、明治時代、皇族の方が競馬を観戦に来られた話などなど、馬好きなら思わず身を乗り出して聞き入る興味深い逸話の数々を語ってくださいました。

そして、最後は、3月に行われる大一番「ばんえい記念」について矢野アナが解説。旋丸理事も、各馬の個性などを語り、トークショーの締めとしました。

前半は、旋丸専務理事が、機械化以前の働く馬と、その子孫である「ばん馬」について講演

後半は、矢野アナウンサーが、馬と歴史を語り、最後に来る「ばんえい記念」について解説