9月22日 ばん馬騎乗講習会実施

当会が展開している若手育成事業に参加している講習生の中でも、特に、今後、ばんえい競馬関係の仕事への従事を希望する4名を対象に、ばん馬の騎乗講習会を実施いたしました。

ばんえい競馬は、御存知の通り馬が引くソリに乗って走る競技ですが、騎手になるためには、乗馬技術も必要。巨漢馬に鞍なしで騎乗し、自在に操らなければならい、というのは、平地の騎手とは、また違った技術を要求されて、なかなか大変なのです。

今回は、そんな独特の「ばん馬騎乗技術」を学ぶ講座。3000勝騎手として名を馳せた大河原和雄調教師を講師に迎えて、実馬を使った講習に4名が臨みましたが……

まず、乗馬から苦戦する講習生たち。平地の騎手は、厩務員さんなどの介助が受けられますが、ばんえい騎手は、自力で「飛び乗り」できなければ騎手試験にパスできません。そこで、腕の力を使い、足を振り子のように振って飛び乗る、ばんえい特有の「乗馬技術」が必要になるのですが、体高の高いばん馬では、当然、簡単には乗馬できず、悪戦苦闘する講習生も。それでも、大河原調教師の的確なアドバイスと、若さで、何度か挑戦する内に全員が飛び乗りに成功。

その後も、各人、力量差はありましたが、ばん馬の乗馬技術のコツを体得していました。

また、講習の最後には、「常に疑問を持ち続けること」という、騎手として、またホースマンとして大成するための心得も聞かせてもらい、有意義な講習に4名は大いに満足した様子でした。

講師が到着する前に受講生が馬装。先輩がガラの付け方などを指導していました
馬具装着の基本とコツを解説する大河原調教師
体高の高いばん馬に飛び乗りするのは予想以上に大変
ばん馬に乗って自在に動かす方法を真剣に学習する講習生
その他、様々な事柄を大河原調教師から教わり内容の濃い講習となりました

9月18日 ばん馬の絵コンテスト、ぬり絵コンテスト審査会開催

コロナ疲れを蹴っ飛ばせ! というキャッチフレーズで実施した「ばん馬の絵コンテスト」と「ばん馬のぬり絵コンテスト」の審査会を開催いたしました。

審査委員は 佐藤徹也ばんえい振興課参事

田上忠夫ばんえい十勝調教師会会長

西謙一ばんえい十勝騎手会会長

三宅陽一 とかち馬文化を支える会理事長

以上の4名。一次選考を終えた作品の中から、それぞれの推薦作品を選び、更にそれらの中から合議制で最優秀作、優秀作などを選出しました。ただし、選から漏れた作品の中にも、どうしても捨て切れない作品もあり、最終的には特別審査委員賞も設けました。

これら受賞作につきましては、表彰準備が整う10月中旬までに発表。11月には受賞作を含む全作品を帯広競馬場内に掲示する予定です。

260作品を越える応募があった「ぬり絵」の審査は困難を極めました
一次選考を突破した作品は、いずれ劣らぬ力作ぞろいで、審査員も選考に頭を抱えていました

9月15日 啓西小学校競馬場農園収穫……も……

コロナウイルスの影響を直接被ったのが、啓西小学校の「馬の学習」。3年生が、出前授業などを通じて、一年をかけて馬について学習するのが、同校の恒例プログラムなのですが、今年は、出前授業も、ふれあい学習もなし。特に、帯広競馬場内に特別に設けている農園での活動は、大打撃。種まき、除草と観察、収穫、そして、馬耕見学と、様々な体験ができるプログラムですが、今年は全てキャンセル。収穫だけでも……と、春から作物の手入れに余念のなかった先生たちの祈りも虚しく、この日に予定されていた収穫体験と馬耕見学も、感染拡大の余波を受けて急遽中止に。

それでも、学校支援のボランティアや校務員の方々が3年生児童に代わって作物を収穫。枝豆やジャガイモは、給食などで子どもたちに食べてもらうとのことでした。また、豊作だったニンジンは馬たちへのプレゼントとして当会に。当会所有の「なつめ号」などがご相伴にあずかりました。

啓西小学校の伝統となりつつある「馬の学習」を楽しみにしていた3年生には、来年度以降、何かの形で、また馬との授業を体験させてあげたいと考えています。

関係者の皆さんのお蔭で、ジャガイモ、枝豆、ニンジン、ひまわりが立派に育ちました。
大豊作だった枝豆は、車2台分のトランクに満載。給食などで子ども達が賞味する予定です。
袋いっぱいに獲れたニンジンは馬たちにプレゼントされました。

8月18日 愛馬感謝の集い関係者のみで開催

懸命に走る馬たちに感謝の意を、という趣旨で毎年行っている「愛馬感謝の集い」ですが、今年は、挨拶などのセレモニーは実施せず、終日、馬頭観音堂を開放した自由参加型の集いといたしました。また、例年、会員の皆様にも参加いただいていますが、今年は厩舎内への一般人の立ち入りが制限されているため、残念ながら会員の参加については自粛することといたしました。

そんな制約の多い愛馬感謝の集いでしたが、朝から厩舎関係者が次々に馬頭観音堂を訪れ、馬たちへ感謝の想いを伝えていました。

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7月29日 キッズ馬教室

出前授業やイベントの相次ぐ中止で、子ども達の「馬に会いたい!」というフラストレーションが溜まりに溜まって……。そんな状況を鑑みて、夏休みに入ったこの日、久々に子ども達が馬とのふれあいを満喫できるイベントを開催してみました。

ただし、十勝地方のコロナ感染状況が落ち着いているとは言え、この状況下なので、参加人数は6名と最少人数に。内容も「乗馬体験」「引き馬体験」「ポニーと駆けっこ」と、全て屋外での催しとし、三密を避けたものとしました。

と、そんな制約の多いイベントでしたが、それでも1名15分ずつの乗馬体験や、2名ずつに分かれての引き馬体験に、ちびっ子たちは大喜び。馬とのふれあいを満喫して、そして、最後には、3名ずつ2チームに分かれての「ポニーと駆けっこ」に挑戦。ポニーを引いてバーをまたいだり、コーンを回るスラロームをこなしたり、リレー方式で、ポニーと一緒に難コースを走る競技ですが、仲間やお母さんたちの声援を受けながら、2チームとも全力疾走。何と、2チーム同着と言う大デッドヒートを繰り広げてくれました。

北海道らしからぬ蒸し暑い日でしたが、子ども達にとっては爽快で楽しい一日となったようです。

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