10月6日 ばん馬まつりにて②「キャラ弁コンテスト表彰式」実施

今年で第3回目となる「全国高校生ばん馬キャラ弁コンテスト」ですが、出来るだけ多くの方に、受賞を祝って欲しいという願いから、毎年、表彰式は「ばん馬まつり」のプログラムのひとつとして、特設ステージを使って実施。今年も、応募総数267の中から選び抜かれた優秀作10作品を、この晴れの場で表彰いたしました。

過去2回は、北海道内勢の参加が極端に少なく、従って表彰式会場に直接来られる高校生も少なかったのですが、今年は、最優秀賞の大東政真さん( 北海道文教大学付属高等学校)、アイデア賞の森厚瑠さん(北海道士幌高等学校)と北村七海さん(北海道大樹高等学校)の3人が会場に駆け付け、賑やかな表彰式となりました。

また、今回は、ばんえい競馬執務委員長である帯広市農政部の加藤帝参事も審査員代表として、当会の三宅陽一理事長と共に、プレゼンテイター役を務めてくださいました。

10月6日 ばん馬まつりにて①「楽しい馬体講座」実施

帯広競馬場最大のお祭り「ばん馬まつり」も今年で16回目。帯広一市開催以降、ばんえい競馬と歴史を共にしてきた同お祭りですが、第一回目から参加している当会の、これまた第一回目から実施しているのが、この「馬体講座」。ここでも、コロナ禍以降、ばん馬の使用許可はおりず、ポニーのエクレアを使っての講座となりましたが、小さなポニーでも人気は絶大。開始前から人だかりができる中、馬の歯や脚、視覚について、当会の旋丸専務理事が解説し始めると、観客は食い入るように馬に注目。特に、当会十八番(おはこ)の「馬の好きな草当てクイズ」では、小学生を中心に多くの子供たちが参加してくれました。

10月19日~11月25日 帯広畜産大学写真サークル写真展開催

当会では、帯広畜産大学写真サークルが、ばんえい競馬や重種馬を題材として撮影した写真を、写真展とカレンダー、2Wayで発表の機会を提供していますが、10月初旬からはカレンダーの販売を開始。19日からは、帯広競馬場ふれあい動物園内ばん馬ギャラリーにて、写真展を開催しました。

この写真展では、カレンダーには採用されなかった作品や、シリーズ写真など、他では見られない作品も展示。小さなギャラリーを目いっぱい使った作品展は、若い息吹が存分に感じられるホットな催しとして、訪れた人々の心をガッチリと掴んでいました。

10月6日 馬学セミナー「ばん馬と共に出来ることⅢ」開催

全国乗馬俱楽部振興協会の補助を得て、ばん馬の多様な利活用を目的とした「ばん馬と共に出来ること」も、今回で3回目。過去2回は、ばん馬を核とした商品開発というテーマで、講義やワークショップを行ってきましたが、ばん馬を、より深く知った上での商品開発を考えよう、ということで、「ばん馬騎乗体験会」も実施。ワークショップの前に、「おびひろ動物園」の馬ふれあい舎で、ばん馬にまたがってもらいました。

参加者の大半は乗馬経験者でしたが、それでも、体重1000キロの大きな馬に乗るのは初めて、という人がほとんど。毎回、このセミナーに参加してくれている帯広農業高校の生徒たちも、平素乗っているサラブレッドとは全く違う雄大な馬体に「可愛い~」「でか~」などと声をあげ、すっかり魅了された様子でした。

そんな感激を胸に刻み、後半の「ばん馬を活用した商品開発」のワークショップに臨んだ参加者ですが、実際に大型馬の魅力を感じた後だけに食品や観光商品などのアイデアも豊富に湧き出て、賑やかなグループ討論が展開されました。

最後は、このセミナーでもお馴染みとなった講師の若杉清一氏の指導の下、グループで出されたアイデアの発表を行いましたが、回を重ねるごとに「ばん馬をテーマとした商品」のアイデアも多角的になり、参加者みんなが楽しめるセミナーとなりました。

 

9月18日 芽室南小学校で出前授業実施

昨年から当会「馬の出前授業」を実施している芽室町の芽室南小学校。今年は、当会「馬耕プロジェクト」などで活躍してくれている蛭川さんが忙しいお仕事をやりくりして駆けつけてくださったので、ふれあい体験の時間は、蛭川さんと愛馬・桃姫による「馬車体験」となりました。

勿論、体験の前の一時間は、しっかりと教室でお勉強も。とは言っても、今年の授業は理科「草食動物と肉食動物」ということで、動物たちの写真を見ながらの楽しい授業。写真にもある通り、元気いっぱい手を挙げてたくさん意見発表をしてくれました。

そして、迎えた馬車体験の授業は……。小学生5人が乗れば満員の小さな馬車でしたが、それだけに迫力満点。桃姫が少し走っただけで、みんな、そのスピード感にワクワク。

今年も大好評の出前授業となりました。

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