2月22日 ホースメッセにてトークショー「ばんえい競馬という名の馬文化」開催

ホースメッセの中日に、馬事公苑講習会室でトークショーを実施しました。

毎回、当会トークショーに来て下さる常連の方々をはじめ、80名を超える馬好きの皆さんが集まって下さり、会場は開始時から和やかで楽しい空気に包まれましたが、そんな中、前半は、当会の旋丸専務理事が「ばんえい競馬が馬文化である理由」について15分程度の講演。「毎回来てくださっている方々にも飽きられないように、と、馬車や馬ソリ、農耕馬など、機械化以前に活躍していた馬たちの画像を披露。花嫁を嫁ぎ先に送る馬車や、大手輸送会社のロゴを馬具に着けて荷馬車を引く馬の姿など、貴重な画像に、観客も見入っていました。

後半は、お待ちかね、人気アナウンサーの矢野吉彦氏が登場。著書「競馬と鉄道」でJRA馬事文化賞を受賞している方だけに、馬を巡る歴史的なエピソードに詳しく、明治時代、皇族の方が競馬を観戦に来られた話などなど、馬好きなら思わず身を乗り出して聞き入る興味深い逸話の数々を語ってくださいました。

そして、最後は、3月に行われる大一番「ばんえい記念」について矢野アナが解説。旋丸理事も、各馬の個性などを語り、トークショーの締めとしました。

前半は、旋丸専務理事が、機械化以前の働く馬と、その子孫である「ばん馬」について講演

後半は、矢野アナウンサーが、馬と歴史を語り、最後に来る「ばんえい記念」について解説

2月21~23日 第7回ホースメッセ(東京・馬事公苑)に参加

2年に1度開催される馬の祭典「ホースメッセ」に、今回も参加いたしました。

全国から馬に関わる団体・企業が集結する大イベント・ホースメッセ。当会は、第1回から参加していますが、今回も従来のスタイルを踏襲。開催3日間を通して当会ブースを開設すると共に、中日の22日には100名以上を収容できる講習室でトークショー(後述)を行いました。

ブースは馬房を使ったこじんまりしたものでしたが、壁の一面には当会の活動を紹介するポスターを展示。出前授業や若手育成事業、馬耕技術伝承プロジェクトなど、様々な取り組みを写真を使って案内し、多くの方々に興味を持っていただくことが出来ました。

また、同ブースでは、当会オリジナルグッズなども販売。当会オリジナルの手ぬぐい、ぬいぐるみ、Tシャツなど大好評を得ることが出来ました。

アッという間に3日間は過ぎ去りましたが、日頃はお会いできない本州の会員の方、愛馬家の方々、そして、初めてお会いする方など、多くの人々と交流を深められた意義深い事業とすることが出来ました。

 

1月28日 帯広市立緑丘小学校 出前授業

帯広市緑丘小学校からの依頼を受け、5年生の地域学習についての出前授業を実施しました。

同校での出前授業は初めて。しかも、「帯広の魅力を発信しよう」というテーマでグループ研究をしている生徒たちからのインタビューに答えるのがメインの内容、という要望でしたので、馬の出動はなし。最初こそ、いつものように、帯広の馬の文化について少しお話しさせていただきましたが、後は、子どもたちが事前に用意した質問にお答えるという、いつもとは全く違うスタイルの出前授業となりました。

さて、そのインタビューですが、質問内容は実に様々。「ばんえい競馬の魅力をどのように発信していますか?」「普通の競馬との違いは?」といった一般的なものから、「仕事を続けられるモチベーションは何ですか?」「職員の方は、ばんえい競馬のことをどう思っていますか?」といった、返答に窮するような問まで飛び出して、冷汗たらたら。とはいうものの、みんなが帯広の誇りとして、ばんえい競馬を熱く見守ってくれていることも実感でき、楽しく、また充実した時間を過ごすことが出来ました。

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1月18日、24日 牽引講習会開催

当会では、馬耕技術伝承プロジェクトに於いて、馬による牽引技術の向上のための勉強会などを開催してきましたが、帯広畜産大学学生からの要望を受け、今回は、若手育成事業の一環として牽引講習会を実施しました。

そのため、牽引作業未経験者を対象とし、安全面の観点からポニーを使っての解説と実技、という基礎講座としました。 とは言え、講師の原山路子氏による牽引技術についての解説は的確で、上級者でも聴講の価値のある本格的な内容となりました。

18日は帯広畜産大学うまぶ、24日は同大学クリップクロップ(障がい者乗馬を学ぶサークル)の学生が参加しましたが、日頃、馬に接している面々も、ロングレーンでの実技には苦戦。乗馬以上に、より馬との一体感が要求される牽引作業の難しさを実感させられたようでしたが、それでも、馬との新たな技術に接して、参加者全員、充実感を得られたと、喜んでいました。

 

12月8、9日 ばん馬繁殖ドック支援

生産支援事業の一環として、今年度も「ばん馬繁殖ドック」事業に支援金を提供いたしました。

近年、生産数が激減している重種馬ですが、少しでも生産数を維持、向上させ、ばんえい競馬の安定に繋げようと、平成29年の同ドック事業開始以来、当会は支援を続けています。

春先、受胎しなかった繁殖牝馬(空胎馬)を対象とし、超音波画像診断、内視鏡検査、卵管通水検査など様々な検査を行う同ドックですが、帯広畜産大学や十勝獣医師会の協力の下、今年も7頭の繁殖牝馬が検査を受けました。

これによって、十勝の生産馬の繁殖率の向上が図られるのは勿論、診断に関わる獣医師の技術向上も期待されるため、当会の生産者支援事業の中でも、最重要事業と位置づけ、今後も支援を続けていきたいと考えています。