1月28日 帯広市立緑丘小学校 出前授業

帯広市緑丘小学校からの依頼を受け、4年生2組を対象とした出前授業を実施しました。

同校での出前授業は初めてであり、地域学習の一環としての授業。しかも、子どもたちのインタビューに答えるのがメインの内容、という要望でしたので、馬の出動はなし。最初こそ、いつものように、帯広の馬の文化について少しお話しさせていただきましたが、後は、子どもたちが事前に用意した質問にお答えしました。

とは言っても、その質問内容は実に様々。「ばんえい競馬の魅力をどのように発信していますか?」「普通の競馬との違いは?」といった一般的なものから、「仕事を続けられるモチベーションは何ですか?」「職員の方は、ばんえい競馬のことをどう思っていますか?」といった、返答に窮するような問まで飛び出して、冷汗たらたら。とはいうものの、みんなが帯広の誇りとして、ばんえい競馬を熱く見守ってくれていることも実感でき、楽しく、また充実した時間を過ごすことが出来ました。

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1月18日、24日 牽引講習会開催

当会では、馬耕技術伝承プロジェクトに於いて、馬による牽引技術の向上のための勉強会などを開催してきましたが、帯広畜産大学学生からの要望を受け、今回は、若手育成事業の一環として牽引講習会を実施しました。

そのため、牽引作業未経験者を対象とし、安全面の観点からポニーを使っての解説と実技、という基礎講座としました。 とは言え、講師の原山路子氏による牽引技術についての解説は的確で、上級者でも聴講の価値のある本格的な内容となりました。

18日は帯広畜産大学うまぶ、24日は同大学クリップクロップ(障がい者乗馬を学ぶサークル)の学生が参加しましたが、日頃、馬に接している面々も、ロングレーンでの実技には苦戦。乗馬以上に、より馬との一体感が要求される牽引作業の難しさを実感させられたようでしたが、それでも、馬との新たな技術に接して、参加者全員、充実感を得られたと、喜んでいました。

 

12月8、9日 ばん馬繁殖ドック支援

生産支援事業の一環として、今年度も「ばん馬繁殖ドック」事業に支援金を提供いたしました。

近年、生産数が激減している重種馬ですが、少しでも生産数を維持、向上させ、ばんえい競馬の安定に繋げようと、平成29年の同ドック事業開始以来、当会は支援を続けています。

春先、受胎しなかった繁殖牝馬(空胎馬)を対象とし、超音波画像診断、内視鏡検査、卵管通水検査など様々な検査を行う同ドックですが、帯広畜産大学や十勝獣医師会の協力の下、今年も7頭の繁殖牝馬が検査を受けました。

これによって、十勝の生産馬の繁殖率の向上が図られるのは勿論、診断に関わる獣医師の技術向上も期待されるため、当会の生産者支援事業の中でも、最重要事業と位置づけ、今後も支援を続けていきたいと考えています。

11月29日 台湾メディア取材対応

帯広商工会議所からの依頼を受け、台湾メディアの、ばんえい競馬取材に協力いたしました。

十勝の貴重な観光資源でもある「ばんえい競馬」を海外にも発信するため、台湾からのメディアを呼び、ばんえい競馬を案内する、という企画。単に、競馬、というだけではなく、この競馬の歴史的背景も知ってもらうために、当会が帯広競馬場隣の「馬の資料館」を案内。馬たちが活躍した機械化前の十勝の歴史などについて解説しました。

その後は、ばん馬を知ってもらうために、ふれあい動物園に移動して、ばん馬騎乗体験。前週の北大大学院学生の時と同様、服部調教師の協力の元、記者たちにはフクスケ号にまたがってもらい、その大きさや柔和さを体感してもらいました。

ばんえい競馬の発展に寄与することは勿論ですが、やはり十勝という地域にも貢献できる当会でありたいと考えていますので、今回のような地域魅力発信にも尽力していきたいと思っています。

11月23日 北海道大学大学院研修に協力

北海道大学大学院学生の帯広競馬場での研修に協力いたしました。

まず、競馬場に隣接する「馬の資料館」を案内。機械化以前の北海道での馬と人の暮らしについて、資料館の展示を示しつつ解説しました。

これを補う形で、競馬場内の研修室で当会の旋丸専務理事が、「ばんえい競馬と北海道開拓」というテーマで、1時間の講義を担当。かつて馬が担った役割などについて講話しましたが、日頃から大学院で北海道史を学ぶ面々だけに、北海島各地での馬の使用法(役割)の違いなどについても質問が飛び、内容濃い時間となりました。

そして、当会案内の最後には、お楽しみの「ばん馬騎乗体験」の時間。ふれあい動物園に移動し、服部調教師の協力を得て、元ばんえい競走馬・フクスケ号にまたがってもらいました。「騎乗」と言っても、ばん馬に跨るだけですが、どの学生さんたちも、その大きさに驚愕。「こんなに巨大な動物を操作するなんて、ばんえいの騎手さんは凄い!!」「見た感じはおっかなかったけど、またがってもむ穏やかで可愛かった」など、口々に、その感動を伝えてくれました。

当会の協力は、ここまでですが、この後も、ばんえい競馬観戦し、重種馬を実感した学生さんたち。後日、いただいたメールでは、「ばんえい競馬を実際に見たり、ばん馬に触れ合ったり……と、実際に帯広に行ったからこそ感じられたことや考えられたことがたくさんありました」とのこと。

時代をリードする若者たちに馬と人間の暮らし今昔を伝えられたことに、安堵と満足を感じた事業となりました。