12月25日 クリスマスイベント「ポニー写真撮影会」開催

今年のクリスマスイベントは、主催者のイベントと共催する形で、ポニーとの写真撮影会を実施しました。コロナ禍で、すっかり定着した感のある写真撮影会ですが、この日はクリスマスと言うことで、撮影場所とした、ふれあい動物園前にはモールなどを使ってクリスマス装飾を施し、ポニーのエクレアも、サンタバージョンの衣装を装着。参加者も希望に合わせて、当会が用意したサンタ帽を被るなどして、クリスマスムードでの撮影会を楽しんでいただきました。

また、今回は、馬文化への理解醸成を図る目的で、日本馬事協会発行のブックレット「馬のいろいろ」を進呈。

「これを目的に来ました」と、イベント開始と同時に駆けつける親見連れもいらして、1時間の撮影会は大盛況の内に終了となりました。

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7月8日 南町中学校「郷土学習」に協力

小規模校での出前授業の翌日は、1学年200名の大規模校・南町中学校の郷土学習に協力。同校が帯広競馬場を訪れ、馬の資料館や、ふれあい動物園で体験学習を行いましたが、当会も、ポニーのエクレア号を使って、馬とのふれあい体験を実施するなどの協力をいたしました。

2~3名でエクレアの引き馬体験をしてもらいつつ、馬や馬文化に対する質問攻めにも対応し……と、好奇心旺盛な中学1年生を相手に、エクレアも当会スタッフも獅子奮迅。それでも、エクレアの一挙手一投足に驚いたり笑ったり、真剣に馬についての珍問奇問を投げかけてきたり、そんな溌剌とした生徒たちとの交流は、コロナ禍の暗い世相にあって、貴重な楽しく明るい時間となりました。

大挙して訪れた生徒の中から希望者は2~3名一組で引き馬体験
大きな瞳のエクレアに、一目惚れの生徒続出

 

6月29日 伝説の名手・金山調教師を招いて若手講習会開催

若手育成事業参加者の要望を受けて、金山明彦調教師を招いての講習会を実施しました。金山氏と言えば、ばんえい史上に燦然と輝く伝説の名騎手。1億円馬キンタローの主戦騎手を務めるなど数々の栄光に包まれた名人ですが、今回は、ばんえい記念の映像を見ながら、騎乗技術などについて、お話をしていただきました。

参加者は、騎手を目指す若手厩務員に、当事業の一期生で新進気鋭ジョッキーとして活躍中の金田騎手も加わった7名。「鞭打(手綱で叩く)で追うのではなく、ハミ(銜)で追う」「馬に緊張感を持たせて障害に向かわせる」など、一般人が聞いても深く頷ける技術論を、わかりやすく講演していただきましたが、参加者からも「こんな馬の場合は、どう対処したら良いのか?」「こんなことで困っているが……」など具体的な質問も出て、明快でありながら深い内容に。参加者も大満足の講習会となりました。

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1月26日~4月20日(予定)重賞スケジュール掲示

帯広競馬場スタンド中央通路にある当会掲示板にて重賞スケジュールを貼り出しました。

ばんえい競馬の後半戦重賞レースを路線流れ図とした同掲示。ばんえい競馬開催と同時進行で、終了したレースについてはレース写真と結果を、これから行われるレースについては、過去の優勝馬などを列記した「レースの歴史」を紹介しました。

また、今年は、メムロボブサップが6冠を達成した天馬賞の掲示部分にポップを配置するなど、ファンの方々に、より分かり易く重賞路線を提示する工夫をしてみました。

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この企画は、毎年、1月から年度末まで実施していましたが、昨年は帯広競馬場閉鎖のために中止に。今年は、12月の「ばんえいオークス」から「ばんえい記念」までの流れを皆さんに楽しんでもらうことが出来ました。

 

ばん馬の絵コンテスト受賞作発表「一般の部」

【総評】

絵画コンテストと聞くとハードルが高く感じられたのか、なかなか応募作が届かず、募集期間中はヤキモキさせられましたが、最終的には91作品が全国から寄せられました。しかも、いずれ劣らぬ秀作揃い。レベルの高いコンテストとなりました。

という訳で、審査も大難航。まずは審査員が推薦作3作を選出。その中から協議の上、各賞を決めましたが、あくまでも「ばんえい関係者の賞」ということで、絵の巧拙もさることながら、「馬の魅力を十全に表現できているか」「馬との親しみ方が表れているか」という視点で審査し、以下のように決定いたしました。

なお、落選させるには余りにも惜しい作品もあり、急遽、審査員特別賞を設けました。

【一般の部】

最優秀賞 髙橋泰葉さん

淡いパステルカラーで描かれた優しい風合いの作品ですが、馬の頭部だけを描いているにも関わらず、「ばん馬」であることがわかる迫力が魅力的でした。ばん馬らしい柔和な表情を丁寧に描いた点も高く評価されました。

 

優秀賞 橋本徹さん

ばん馬の迫力を遺憾なく描き出してインパクト大。後方からの構図も独創的ですし、今、正に振り上げられんとする手綱の湾曲やソリの動きも見事であり、優秀賞に決定いたしました。

 

 

優秀賞 高橋愛さん

メルヘンティックな作風で、審査員をうならせた作品。しかし、その柔らかな画風の中にも、馬と人が一体となって疾駆する「ばんえい競馬」の神髄がこめられて、見事と言うほかない逸品でした。同じく優秀賞に輝いた橋本さんの作品とは対照的でしたが、剛柔の好一対の二作品が優秀賞となりました。

 

 

調教師会賞 鈴木みかさん

ばんえい十勝調教師会の田上会長が躊躇なく選んだのが、この作品。ばん馬の額を優しく撫でる厩舎関係者の姿に、強いシンパシーを覚えての選択だったようです。プロが選んだ作品だけに、ばん馬の描き方、特に表情の表現の素晴らしさは他作品を凌駕するものがあり、受賞作に決定いたしました。

 

とかちむら賞 高橋紘実さん

筆触分割の手法を用いるなど、作者の技術の高さを感じさせる作品ですが、それ以上に審査員の心をひきつけたのは、迫力。懸命に登坂する馬と、これをサポートする騎手、馬の足元に舞い上がる砂煙など、ばんえい競馬の力強さ、迫力を表現したこと、これらが評価され、とかちむら賞作に選ばれました。

 

審査員特別賞 渕上猛さん

鉛筆で描かれた本作は、シュールリアリズムの香りを運ぶ衝撃作。馬の脚の構造や騎手の服装などに正確さを欠くことから正賞選出からは漏れましたが、得難い魅力があること、83歳の作品とは思えない独自性と力強さから、特別審査員賞を設け、本作を受賞作としました。

 

審査員特別賞 津田絢子さん

『幸せを運ぶ力持ち』というタイトル通り、幸福感に溢れた作品。鮮やかな色彩もさることながら、馬体のふくよかさ、愛らしい馬の表情など、24歳の作者ならでは「若さ」も作品から発散されて、見る人をも幸せにする作品です。他作との選考で一歩遅れを取りましたが、この作品も落選とするには忍びなく、同賞を授与することとしました。