本年度も、日本馬事協会との共催として「重種馬の魅力を考える」と題したシンポジウムを開催いたしました。
昨年は熊本で実施した同シンポジウムですが、今年は、重種馬文化の色濃い岩手県遠野市で行い、一般の馬愛好家、生産者、学生など、多彩かつ多くの方々に参加いただきました。
前半、の基調講演では、山口大学名誉教授の和田先生が、レースでの、ばんえい競走馬の動きについてお話ししていただきましたが、映像を使ってのわかり易い解説に、参加者の方々も興味津々。もっと長くお話を聞きたかったという声が多数寄せられるほどの人気でした。
後半は、ばんえい競馬に関わる人々によるパネルディスカッションでしたが、ばんえい競馬の紹介映像を始めとして、競馬運営の裏側から生産秘話、重種馬の健康管理など、重種馬にまつわる情報盛りだくさんで、こちらもまた、「時間が足りなかった」という嬉しいクレームをいただく楽しい催しとなりました。
【内容】
1.基調講演 14時00分~14時45分
テーマ 「重種馬の動きの魅力」
講師 国立大学法人山口大学 名誉教授 和田 直己 氏
2.パネルディスカッション『重種馬の魅力』 15時00分~16時00分
※冒頭、新名氏紹介時に「ばんえい紹介DVD」上映
大学教授、ばんえい競馬の調教師、生産者、馬主等によるパネルディスカッション
コーディネーター 旋丸 巴(とかち馬文化を支える会専務理事 JRA馬事文化賞受賞作家)
パネリスト 南保 泰雄(国立大学法人北海道国立大学機構帯広畜産大学教授)
新名 貴之(地方競馬全国協会 参与)
佐々木啓文(ばんえい競馬 馬主・生産者)