7月27日から開催した「岡田敦写真展」のために来帯した写真家・岡田敦氏を囲む懇談会を実施いたしました。参加したのは、帯広畜産大学写真サークルの面々。同サークルは、当会の全面的な協力の下、毎年、ばんえいカレンダーを作成、同時に帯広競馬場で写真展を行うなど、ばん馬をモチーフとした作品作りに力を入れていますが、今回は、多くの賞を獲得する気鋭の写真家・岡田氏と間近でお話しできるとあって、最初は緊張気味。しかし、設営が終わったばかりの岡田作品が飾られた会場での懇談とあって、時間が経つに従って「この写真の、この光は?」「この馬たちへの想いは?」「どうやったら、こんな瞬間が捉えられるんですか?」など様々な質問が出始めました。そうした質問にも、岡田氏は丁寧に答えられ、なごやかでありつつ濃厚な会となり、学生たちは一様に、「いや~、勉強になりました」と、充実感に満ちた顔で、でも、ちょっぴり名残惜しそうな表情で帰って行きました。