全国乗馬倶楽部振興協会の補助を受けての若手育成事業も3年目を迎えましたが、本年度は、前年度まで学生だった育成対象者の半数が厩務員として就職したため、同事業も「厩務員」と「学生」という二つのカテゴリーに区分し、各カテゴリーの育成者に適した講習会を実施しています。
6月に行った金山調教師による講演は主に厩務員対象でしたが、今回は学生の育成者を対象とした乗馬講習を実施しました。とは言え、厩務員の中にも、乗馬の初歩を学びたいという育成者もいたため、学生も厩務員も参加しやすいように、夏休み期間の厩舎全休日(火曜日)に3回実施としました。ただし、10日は荒天で中止。2回だけの開催となりましたが、参加者は、それぞれのレベルに合わせて乗馬の指導を受け、下馬した後も、馬の手入れなど管理についてもスタッフから学ぶなど、内容の濃い実習時間を過ごしていました。