9月15日 啓西小学校競馬場農園収穫……も……

コロナウイルスの影響を直接被ったのが、啓西小学校の「馬の学習」。3年生が、出前授業などを通じて、一年をかけて馬について学習するのが、同校の恒例プログラムなのですが、今年は、出前授業も、ふれあい学習もなし。特に、帯広競馬場内に特別に設けている農園での活動は、大打撃。種まき、除草と観察、収穫、そして、馬耕見学と、様々な体験ができるプログラムですが、今年は全てキャンセル。収穫だけでも……と、春から作物の手入れに余念のなかった先生たちの祈りも虚しく、この日に予定されていた収穫体験と馬耕見学も、感染拡大の余波を受けて急遽中止に。

それでも、学校支援のボランティアや校務員の方々が3年生児童に代わって作物を収穫。枝豆やジャガイモは、給食などで子どもたちに食べてもらうとのことでした。また、豊作だったニンジンは馬たちへのプレゼントとして当会に。当会所有の「なつめ号」などがご相伴にあずかりました。

啓西小学校の伝統となりつつある「馬の学習」を楽しみにしていた3年生には、来年度以降、何かの形で、また馬との授業を体験させてあげたいと考えています。

関係者の皆さんのお蔭で、ジャガイモ、枝豆、ニンジン、ひまわりが立派に育ちました。
大豊作だった枝豆は、車2台分のトランクに満載。給食などで子ども達が賞味する予定です。
袋いっぱいに獲れたニンジンは馬たちにプレゼントされました。