10月24日 牽引講習会実施(若手育成事業)

若手育成事業の一環として、牽引講習会を実施しました。

今回は、帯広畜産大学の学生が対象だったため、大型馬での牽引実習は時期尚早と考え、ポニーのエクレア号を使っての講習を行いました。

講習の第一歩は牽引馬具の付け方。当会スタッフの指導の下、参加した学生たちは順にガラや胴引きなどを順に装着してもらいました。ポニー用の小さな牽引馬具ですが、それでも長い手綱など、平素は使わない馬具類に悪戦苦闘していました。

次に、ロングレーンでの常歩……ですが、これも、いつもの騎乗とは勝手が違い、まっすぐに歩行させるのは、なかなかの難作業。ということで、ここからは、現役のトップ調教師・服部先生に登場いただき、直々に指導いただくことに。先生なら簡単に直進させられるのに、いざ学生がトライすると指示が伝わらず、エクレアも困惑顔。直進させるだけでも大変……ということで、ソリや農具を連結して馬で作業をしていた昔日の人々の苦労に、改めて思いを馳せた学生達でした。

 

最初は馬具の装着から。いつもの乗馬用馬具との違いに戸惑いつつ……

 

服部調教師の見事な手綱さばきに、驚きつつ、おっかなびっくりロングレーンを握り……

 

最後は、コンテナを目指して直進歩行にトライ

 

10月19日 帯広南商業高校「課題活動」に協力

帯広競馬場ウエスタンフェスティバルに参加した当会ですが、同フェス2日目のこの日は、当会テントの一部を提供し、帯広市立南商業高校3年生の「課題活動」を支援。

「商業高校で学んだことを活用し地域社会へ貢献する」という目的を掲げた同活動ですが、「ばんえい競馬に関わる活動を」という生徒さん3名の希望を受けて、当会は企画段階から協力。生徒さんの希望である「『誕生月カラーの馬ガチャ』を実施し、収益を地域に還元したい」という企画に全面的に協力いたしました。

ガチャに入れる馬フィギュアの手配からアクセサリーへの仕上げ、そして何より、当日のガチャ販売と、高校生には未知の苦労の連続でしたが、それでも、訪れる人々に笑顔で対応する3名の姿は感動的でした。

また、競馬場の広報スタッフや警備担当者なども、販売に協力してくださり、正にオールばんえいで公庫vの活動をサポート。そうした「繋がり」を感じられる、我々にとっても新鮮な体験となりました。

 

10月18~19日 ウエスタンFにてチャリティーバザー&ポニーとのふれあい体験実施

競馬場に関係する全ての団体が参加するイベントを……という趣旨で、今年、ばんえい広報が新設したウエスタン・フェスティバルに、当会も参加いたしました。

当会の催しは「ポニーとのふれあい体験」と「チャリティーバザー」。それに付随して帯広南商業高校の課題研究活動にも協力いたしましたが、こちらについては後述するとして……。

ポニーとのふれあい体験イベントについては、今年度、出来得る限り様々な場面で実施してきましたが、今回もエクレア号の大勢のお客様に愛嬌を振りまき、楽しい一時を提供。多くの方との接触にも馴れ、小さなお子様とも仲良く写真撮影などに臨んでいました。

そして、もうむひとつのイベントが、当会イベント新機軸の「チャリティーバザー」。当会会員さんから提供された馬グッズを並べて、気に入った商品があれば、寄付をしていただくというバザー。

お好みのグッズを見つけた方に「ばんえい支援」「馬耕技術伝承事業」「教育福祉活動」と記された3つの瓶の、いずれかに寄付金を入れていただくというシステムで行ったバザーでしたが、予想以上の好評に、対応が間に合わずスタッフが慌てるシーンも。

一般の人々への馬文化への理解醸成に繋がれば、と、試みたバザーでしたが、2日間合計で39505円の寄付金をいただくことが出来ました。このご支援を無駄にしないよう、今後も、各事業に盛進しようとスタッフ一同、改めて心を引き締める試みとなりました。

10月12日 馬学セミナー「ばん馬乗馬の実現を目指して」開催

馬インフルエンザの影響を受け、当初7月に予定していた馬学セミナーですが、状況が安定したため、全国乗馬俱楽部振興協会の支援と、おびひろ動物園の協力を得て、この日、満を持して開催いたしました。

令和4年から「ばん馬乗馬」をテーマとして開催してきた当会馬学セミナー。昨年は、参加者に実際に、ばんえい競馬を引退した「ばん馬」に跨ってもらい、その大きさを実感してもらいましたが、今年は更にバージョンアップし、ばん馬での引馬を実施。大きさのみならず乗り心地など、ばん馬の特性を体感していただきました。

その後は、当セミナーではお馴染みとなった地域振興のプロ=若杉清一氏と、当会馬耕プロジェクトなどでも協力いただいているノースポールステイブル代表の蛭川徹氏、それに当会専務理事の旋丸巴もコーディネーターとして加わった対談形式の講演を開催。若杉講師からは観光資源としての重種馬の価値、蛭川さんには実際に馬に関わる中で感じている重種馬の魅力などについて、話し合っていただきました。

今回の参加者のほとんどが、大学や高校などで馬に親しんでいるため、講師との意見交換も、かなり濃い内容に。その中では、参加者から「ばん馬を、わざわざ乗馬に使うより、馬車などに使う方が合理的なのでは」というシビアな質問に対し、蛭川氏と旋丸専務理事が「ソリを力いっぱい引くレースをして来た『ばんえい競走馬』は、ゆっくり馬車などを引くより、全く違った仕事=乗馬に転用する方が、案外、リトレーニングが容易」と回答するなど、忌憚のないハイレベルな討論が繰り広げられました。

ばんえい競走馬のセカンドライフとしても有用と考えられる「ばん馬乗馬」。実現へのハードルは低くありませんが、今後も当会らしいアプローチで実現への方策を模索していく所存です。

 

開会にあたって、おびひろ動物園の渡邊誠克(右から2番目)園長からご挨拶の言葉をいただきました

まずは、蛭川徹氏が、ばん馬引退競走馬ムホウマツゴロウで「ばん馬乗馬デモンストレーション」

次は、いよいよ、ばん馬体験乗馬

屋内に会場を移して、対談型講習会(左端・蛭川徹氏、中央・若杉清一氏、左・旋丸巴)

 

 

9月28日 キャラ弁コンテスト&川柳コンテスト表彰式

本年度の「おうちで♡ばん馬大作戦」として実施した「全国高校生ばん馬キャラ弁コンテスト」と「ばん馬川柳コンテスト」の表彰式を開催いたしました。

例年、帯広競馬場最大のお祭り「ばん馬まつり」(帯広商工会議所主催)のプログラムの中で行っている同表彰式。今年もお祭り会場で大勢の観客の見守る中、表彰式を執り行うことが出来ました。

今年は「キャラ弁コンテスト」大賞に輝いた小林倫太郎さんと、アイデア賞の山﨑琉威さんが、はるばる福井県から駆け付け、大樹高校の杉本一歩さんと表彰式に参加。また、他の受賞者もWebで参加されるなど、賑やかな式典となりました。

参加いただいた受賞者の皆様には、一言ずつ喜びの声を伺い、賞状と賞金、そして、馬を意匠したトロフィーや盾が贈呈されましたが、贈呈者は、砂川敏文新理事長。競馬場最大の祭典での華やかな表彰式が当会理事長としての初仕事となりました。