9月18日 芽室南小学校で出前授業実施

昨年から当会「馬の出前授業」を実施している芽室町の芽室南小学校。今年は、当会「馬耕プロジェクト」などで活躍してくれている蛭川さんが忙しいお仕事をやりくりして駆けつけてくださったので、ふれあい体験の時間は、蛭川さんと愛馬・桃姫による「馬車体験」となりました。

勿論、体験の前の一時間は、しっかりと教室でお勉強も。とは言っても、今年の授業は理科「草食動物と肉食動物」ということで、動物たちの写真を見ながらの楽しい授業。写真にもある通り、元気いっぱい手を挙げてたくさん意見発表をしてくれました。

そして、迎えた馬車体験の授業は……。小学生5人が乗れば満員の小さな馬車でしたが、それだけに迫力満点。桃姫が少し走っただけで、みんな、そのスピード感にワクワク。

今年も大好評の出前授業となりました。

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9月13日~10月17日 馬文化祭り「懐かしの草競馬展」開催

例年、この時期に帯広競馬場で行っている馬文化祭りですが、今年は「懐かしの草競馬」と銘打って、十勝の草競馬の歴史をたどる展示会と体験会を実施いたしました。

展示については、帯広競馬場スタンド中央にある当会の掲示板を活用。ばんえい競馬の原型とされる、馬同士を綱引きさせた「ケツ引き」の珍しい写真や、ポニーばん馬、トロッター競馬など、かつて十勝各地で行われた草競馬の写真を展示。併せて、十勝のほとんどの市町村で行われていた平成の開催競馬一覧表なども掲示しました。

また、掲示板の前に設置したショーケースには、放浪の馬絵師「畠山廬山」が描いた「ケツ引き」の絵画や、草競馬大会で進呈された優勝トロフィーの現物などを展示しました。

令和6年に開催された「第60回鹿追町競ばん馬競技大会」を最後に、十勝管内の草競馬は消滅してしまいましたが、そんな懐かしい草競馬に感慨を深くする地元のファンの方々や、珍しそうに写真や記念品に見入る観光客など、様々な人々が興味深く観覧してくださいました

 

 

 

 

9月1日~ おびひろ動物園に当会ポスター

ばん馬の導入を機に、おびひろ動物園の支援を行っている当会ですが、支援の一環として当会案内ポスターの貼り出しを、9月1日から開始しました。

正門を通過してすぐの好立地に貼り出されているため、PR効果も満点。有料広告を出して、少しでも同動物園の経営に寄与しようという趣旨始めたものですが、当会の存在や活動を広く来場者に知ってもらうことが出来るので、当会が動物園にサポートしてもらっている感も……(笑)

 

【TOPIC 】 掲示板、随時刷新中

帯広競馬場スタンド中央通路にある当会掲示板。馬文化祭りなど催し物がある時や、ばんえい最盛期には、それぞれの催しに合ったものや「重賞路線図」などを掲示していますが、今年度からは、更に当会の活動やイベントを知っていただくために、当会活動案内とイベント紹介ポスターなどの掲示を随時刷新することとしました。

当会のイベントのみならず、馬に関する催し物や馬文化に関わる書籍・メディアなど、広く美紹介したいと考えていますので、是非、競馬場にお越しの際には、足を止めてご一覧いただきますようお願いいたします。

9月1日 馬耕イベント開催 於:さらべつポニーファーム

当会が長年推し進めてきた「馬耕技術伝承プロジェクト」ですが、ノースポールステイブルの蛭川氏を始め、最近では、多くの方が馬耕・馬搬に真剣に取り組んでくださるようになりました。

さらべつポニーファームのオーナー・原山路子氏も、そのお一人。昨年からは同ファームで、馬耕・馬搬・馬車の体験会を開催。当会も、その支援をさせていただいています。

本来開催を予定していたのは前日8月31日でしたが、生憎の荒天で、一日延期。しかし、この延期が功を奏して、当日は雲ひとつない快晴となりました。そんな明るい空の下、蛭川さんと桃姫コンビが馬耕を披露。続いて行われた馬耕体験では、参加者が次々にプラウ操作に挑戦しましたが、「見ているのとは違って、なかなか大変でした」「右にプラウが逸れた時は、右にプラウを倒さなくてはいけなくて、感覚的に難しかったです」など、参加者は、馬耕の難しさに苦戦しながらも、しかし、実に楽しそうな表情で感想を語ってくれました。

その他、馬搬実演やポニーとのふれあい体験、そして、なぜかロバ君まで飛び入り参加して観客を楽しませるなど、内容盛りだくさん。爽やかな夏の終わりの一日、馬と、馬での作業に、参加者全員が充実した時を過ごすことが出来ました。