11月22日 とかちむらにてポニーイベント

掲載順が前後しますが……

帯広競馬場に隣接する商業施設「とかちむら」の要請を受け、同施設前で、当会ポニー・エクレア号でのイベントを開催しました。

イベントは午前と午後の2部制とし、午前は、来場者にエクレアを撫でたり、写真を撮ったり、と、ふれあいを楽しんでいただきました。

午後は、エクレアの気分転換のためもあって、「ポニーの食べないもの当てクイズ」を実施。並べられた草や野菜などの中から、ポニーが「食べないもの」と思う食べ物を各自、選んでもらい、それをエクレアにあげて、食べなければ当たり!  商品として馬シールを贈呈。

ということで、参加してくれた子供たちは、エクレアが嫌いそうな食べ物を探すのですが……。

食べなければ、当たりのシールがもらえますし、食べたらハズレ、ではありますが、エクレアが美味しそうに食べる姿に満足。ということで、たくさんの子供たち、そして、おとなも参加して、エクレアの動向に一喜一憂。ただし、エクレアは偏食お嬢様。他の馬なら喜んで食べるカボチャにもプイッと横を向いてしまうなど、馬らしからぬ食性で参加者を翻弄していました。

 

とかちむらから提供された美味しそうなレタスを差し出されて……これにも偏食お嬢様は採食拒否

 

12月20~21日 クリスマスイベントとして「馬工作コーナー」開設

ウエスタンフェスティバルに続き、ばんえい広報からの提案で広報と当会共同の「馬工作コーナー」を2日間、帯広競馬場スタンド内に開設しました。

コロナ騒動以降、馬工作イベントは開催していませんでしたが、元々、子供向け工作イベントは得意な当会。今回も、1日目は当会提案の「馬だるま作り」を実施。2日目の広報提案の「サンタ帽作り」でも競馬場のオリジナル感を出すために当会から馬アクセサリーを提供するなど、「馬」にこだわった工作を、ちびっ子たちに楽しんでもらいました。

何と、これが小学生の作品!!

サンタ帽作りも大好評

12月12~14日 若手育成研修会

年間を通じて、様々な機会を捉えて若手育成事業を行っている当会ですが、今回は馬事先進地である青森県十和田市に将来有望な大学生と高校生を派遣。様々な馬文化や馬に関わる活動を視察するとともに、前記シンポジウムにも参加し、現地の北里大学学生など同世代との交流も図りました。

まず訪れたのは、十和田乗馬クラブ。桜流鏑馬と銘打って女子にも流鏑馬を普及したり、それらを紹介するために大阪万博に参加したり、と、国内では例を見ないほど常に積極的に事業を展開する同クラブ。現地を見学するだけではなく、同乗馬クラブ代表・上村鮎子氏から「馬事業を展開するためのシステム作り」といったお話を聞くなど、多方面にわたる視察とすることができました。

その後、上村氏の案内で、馬の博物館「称徳館」を訪問。東北で馬文化や馬生産、そして、それらの変遷について学びました。北海道の馬文化、馬産業とは違う、長い歴史を持つ東北の馬事情に、学生のみならず、同行した当会スタッフも深い感銘を受け、こちらでも予想を遥かに上回る充実した視察とすることが出来ました。

そして、軍馬を飼育していた旧軍部施設を案内してもらいながら、最終目的である「流鏑馬文化祭」に到着。北里大学にんしせんサークルの発表を聴くなど、若い世代間で交流を深めました。

最後は前述のシンポジウムでのディスカッションへの参加。そのまま帰路に就く予定でしたが、ここでも、オリンピアンの北原氏とお話ししたり、地元の人と情報交換するなど、最後の最後まで馬についての知識を得るために奔走する学生たち。その姿に、馬文化の明るい未来を見る思いがしました。

馬活動を展開する事業につい上村代表から直接レクチャーを受ける学生たち

馬の博物館「称徳館」。上村氏のわかりやすく楽しい解説で、学生も大満足

 

流鏑馬文化祭では北里大学ニンジンサークルの活動発表を聴き、刺激を受けた

 

12月13日 馬事普及セミナー「馬と共に生きる」シンポジウム開催

2023年から日本馬事協会主催、当会共催で開催している馬事普及セミナー。今年は、桜流鏑馬などで知られる馬事先進地=青森県十和田市で開催いたしました。開催数日前の地震や、折からの大雪や吹雪など、数々のトラブルの中、当初参加予定だった一般社団法人ばんえい十勝の新名常務理事も、搭乗便欠航で欠席となりましたが、当会から参加した5名は、何とか現地に到着し、無事開催の運びとなりました。

前半部は東京オリンピックに馬場馬術選手として出場したJRAの北原広之氏による基調講演でしたが、オリンピック選手としての活躍談のみならず、JRA職員として競走馬のセカンドライフの創出や馬術振興などについて講演。難しそうに思えるテーマでしたが、北原氏の爽やかで軽快なトークは来場者を大いに楽しませてくれました。

後半部は、この北原氏も含めて、全国乗馬俱楽部振興協会乗馬部長の音道氏、そして、質問者として帯広畜産大学・坂元葉菜さんと帯広農業高校の門脇灯蕗さんが登壇。当会専務理事・旋丸が司会を務めて「馬と共に生きるとは」をテーマとしたパネルディスカッションを行いました。

最初は緊張気味の学生2名も「馬の魅力を伝えるには、どうしたら良いか」「馬と暮らすのには、具体的にどんな方法があるか」などの質問に、北原氏と音道氏が、わかりやすく具体例などをあげてお話しされる内、壇上のみならず会場も和やかな空気に包まれ、楽しくも内容濃いディスカッションとなりました。

また、ディスカッションの後には、来場した地元の大学生、中学生などから「馬に関わる職業に就きたいが……」などといった感想や質問が飛び出すなど、若い世代が積極的に参加できたことも、今回のセミナーの大きな特徴でした。

11月5~7日 馬耕・馬搬・馬車勉強会開催

馬による牽引技術の伝承を目的として様々な活動を行っている当会ですが、馬耕技術伝承プロジェクトも「啓発活動」「指導者養成」の段階を経て、現在は「技術者講習会」を継続的に実施しています。今年の勉強会も、6月に続き、今回は第2回目となりましたが、参加した方々は実践を目指す方々ばかり。自馬を持ち込んで愛馬と共に技術習得を志す参加者も多く、3日間で延べ40名近くの人たちが熱心に馬耕・馬搬・馬車について勉強されました。

また、講師の蛭川徹氏、西埜将世さん、マック鈴木さんのお三方も、「自分たちもまだまだ勉強中」と、今勉強会でも参加者と共に奮戦。講師陣と参加者の皆さんが「馬に負担をかけず効率的に仕事ができる技術」を目指して、真剣に学び合い、高め合っていました。

当会の最終目標は、こうした勉強会を通して、やがては、馬と共に働く人々が北海道に、いや、全国に定着すること。そのために、地道ではありますが、意欲のある方々への支援を続けていこうと考えています。