一昨年から取り組んできた啓成小学校での馬をテーマとした総合学習の、この日が総仕上げの日。競馬場内馬場での畑体験や、出前授業、馬車体験などを経て、すっかり馬に慣れた3年生79名ですが、ミルキーが深い雪をものともせず、馬ソリを引いて疾走すると、「速~い」「凄~い」と大喜び。「昔は、冬には馬ソリで買い物や用事に出かけたんだよ」という当会スタッフの説明に、「いいな~」「羨ましいな~」と可愛い感想も飛び出していました。
馬学セミナーでイタリア重ばん馬協会事務局長が講演
本年度第2回の馬学セミナーは、イタリア重ばん馬協会ジュゼッペ・ピゴッツィさんをお招きして、2月4日、帯広市の「とかちプラザ」で、「イタリア重ばん馬の現況とこれから」と題して講演をいただきました。
重種馬を巡る生産や活動は、フランスやドイツなどが日本では多く紹介されていますが、イタリアでも、この種の馬の愛好家などによる活動が活発に行われています。今回、来日されたジュゼッペ・ピゴッツィさんが事務局長を務められるイタリア重ばん馬協会では、肉用として活用されてきた歴史を尊重しつつも、更に、「乗馬」や「馬車競技」など重ばん馬をパートナーとした多角的な活用を模索。それらの現状や意義などについて、お話しいただきました。重ばん馬が実際に活躍している写真など多くのスライドを用いた講演は、ピゴッツィさんの明るいキャラクターと相まって参加者の方々に大好評。本邦ではあまり知られていないイタリアでの重ばん馬の歴史や活用方法、その他について多くを知ることが出来た内容の濃いセミナーとなりました。
「肉用」と「パートナーとしての活用」という2本立てで重種馬を活用している、という点でイタリアと十勝は似ており、「若い世代に馬の魅力を伝えましょう」「馬がいれば、人は自然に集まります」というジュゼッペさんの言葉に当会活動の背中を押していただいたような気がしました。
今回は、日本馬事協会の協力を得て、このような国際的な視野のセミナーを開催できましたが、今後も機会があれば、こうしたセミナーの開催にも積極的に取り組んでいきたいと考えていますので、ご期待ください。
不思議な蹄鉄
ご案内の通り、当会では重賞活躍馬などの蹄鉄を磨いて販売。ばんえい応援費用として活用させていただいていますが、最近は、ばんえい記念に向けて、活躍馬の蹄鉄を整理中です。
そんな中、スタッフを驚かせた蹄鉄が、これ。

ホクショウダイヤの蹄鉄ですが、上下から押しつぶしたように平べったい変形蹄鉄。写真に撮ると、イマイチ、その扁平さが伝わらないんですが、実物は、「本当に、こんな形の蹄なのかしら……」と、首をかしげたくなるほど。
でも、もっと不思議なのは、最近の同馬の蹄鉄が、そんなに扁平じゃなくなってきたこと。写真二枚目では、左から、昨年春先のもの、夏場のもの、秋口のもの、と、それぞれの時期の蹄鉄を並べてみました。

どうですか? 段々、普通の形に戻ってきているでしょ? 蹄鉄屋さんに聞いても詳しいことはわからなかったんですが、自然な形に戻った、ということは、きっと蹄の状態が良くなったんでしょうね。
同じ馬の蹄鉄でも、こんなに違うんだ、と実感させてくれたホクショウダイヤに感謝、です。













