11月8日 帯広農業高校で出前授業実施

帯広農業高校では畜産活動という授業プログラムがありますが、近年、その中に「馬」を中心として活動するグループ学習が誕生。馬学セミナーなどにも積極的に参加するなど、当会との関係も深めていますが、今回は、当会専務理事・旋丸巴が講師として招待され、馬に関する歴史などを講義して来ました。

日頃は小学生・中学生を対象とした授業を行っていますが、高校生、それも馬に強い関心を抱いている生徒たちが相手だけに、一方的な授業には留まらず、「馬に係る職種は?」「海外での馬生産の現状は?」など、鋭い質問なども飛び交う、ディープで楽しい授業となりました。

10月26日、27日 更別ポニーファームで福祉イベント共催

障がい者支援、子育て支援などの場面でも、ふれあい体験や馬車体験など馬を活用した取り組みが広がり、また、ニーズも急速に高まっています。そんな馬を使った福祉活動の一環として、今年度は、更別ポニーファームと協力し、事業を展開しました。10月26日には、放課後デイサービスを利用している障がい児童から、また27日は更別町子育て支援対象者から参加希望者を募り、ポニーとのふれあいや馬車、ひき馬などを楽しんでもらいました。

様々な事業に取り組む中、人手も馬も当会だけでは不足しがちなだけに、今後は、こうした他団体などとの協力体制も強化し、更に活動の輪を広げていきたいと考えています。

10月26日、27日 ハロウィン馬ふれあいイベント実施

馬文化祭りの一環として、ふれあいイベントを実施しました。この両日は競馬場全体を盛り上げようと、ばんえい広報とタッグを組んでの実施となりましたが、時節柄ハロウィン色を盛り込んだイベントとし、ポニーのエクレアもハロウィン風にお洒落を。写真撮影などに参加してくれた方には、「馬グッズ」が入ったガチャのメダルを進呈するなど、馬いっぱいのイベントとして楽しんでいただきました。

10月19日 全道祭典ばんば1才馬決勝大会協賛

北海道内の市町村ばんば大会で優秀な成績を収めている1才馬たちが参加する「全道祭典ばんば1才馬決勝大会」に、本年度も当会から協賛金を提供いたしました。

平成6年には年間8000頭を超える重種馬が生産されていましたが、現在、その生産頭数は1000頭を割り込むまでに衰退。ばんえい競馬も生産面から崩壊する可能性が高くなってきています。こうした現状を鑑みて、当会としても創設時以来、生産者支援を続けていますが、同大会協賛もそのひとつ。今回の大会では、ホクセイタケコ号が優勝しましたが、本馬は2022年の黒ユリ賞優勝馬ピュアリーナナセの半妹。こうした優秀な血統を持つ馬が生産され続けるためにも、益々、生産者支援の重要性が見直されるべきと考えています。

優勝馬ホクセイタケコ(足寄町生産)

10月19日~11月 帯広畜産大学写真サークル写真展開催

当会では、帯広畜産大学写真サークルが、ばんえい競馬や重種馬を題材として撮影した写真を、写真展とカレンダー、2Wayで発表の機会を提供していますが、10月初旬からはカレンダーの販売を開始。19日からは、帯広競馬場ふれあい動物園内ばん馬ギャラリーにて、写真展を開催しました。

この写真展では、カレンダーには採用されなかった作品や、シリーズ写真など、他では見られない作品も展示。小さなギャラリーを目いっぱい使った作品展は、若い息吹が存分に感じられるホットな催しとして、訪れた人々の心をガッチリと掴んでいました。