10月10日、11日 ばん馬まつり協力(その2)。

ばん馬まつりでは、10日に装蹄実演、11日に馬体講座を実施いたしました。
 装蹄実演は、同まつり第1回目から実施しているイベント。「もう飽きられるのでは?」というスタッフの心配をよそに、今年も多くの観客に囲まれての実演となりました。
 蹄鉄を外し→蹄を整え(削蹄)→蹄鉄を合わせ→蹄鉄を装着する という一連の作業ですが、大きなナイフで蹄鉄を切りそろえたり、赤く焼けた蹄鉄を金づちで叩いて整形したりというダイナミックにして繊細な作業を、観客の皆さんは食い入るように見つめておられました。中でも、熱い蹄鉄を蹄にあてがう際には、もうもうと上がる白い煙と、たんぱく質が焼ける独特の匂いに、大きな歓声があがっていました。
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 また、11日の馬体講座では、今年から帯広競馬場の診療所に勤務されている海道磨里先生が初登場。馬の骨格や筋肉、特性について、獣医師ならではのお話を披露してくださいました。講座開始直前の大雨で、急遽、場所をスタンドの庇下に変えての実施となりましたが、そんな悪条件の中でも、わかりやすく楽しい海藤先生のお話に、子供からおとなまでたくさんの方が興味深げに聞き入って行っていました。
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