10月24日 札幌高等養護学校で出前授業

本年度の新しい取り組みとして、札幌高等養護学校への出前授業を実施いたしました。札幌市手稲区にある同校には様々な科があり、同校学校要綱によれば165名の生徒が学ぶ大きな学校ですが、今回は、その中の園芸科から出前授業の要請があり、鈴木調教師、田上調教師、当会からは旋丸専務理事が、ミルキー号と共に同校を訪問しました。
 出迎えてくれた園芸科1~3年年生24名の生徒さんに、まずは、校舎内のホールで「開拓時代からの北海道の馬と人の暮らし」と題した授業を旋丸理事が実施。生徒さんたちは「昔、馬は、どんなところで活躍していたでしょうか」「馬は、どうして減ってしまったのでしょうか」などの質問にも積極的に答え、真摯に学習に取り組んでくれました。
 その後は、玄関前に出て馬車体験や乗馬体験など、馬とのふれあい授業に。ミルキーの穏やかな表情に、「可愛い!」と歓声をあげるなど、寒風吹きすさぶ中でも、全員が終始、満面の笑みを浮かべてくれました。
 授業終了後には、園芸科の生徒さんから、お礼の言葉に添えて全員で育てたシクラメンの鉢植えとニンジンをいただき、感動に胸が熱くなる場面も。往復5時間以上の遠路ではありましたが、生徒さんの笑顔に、疲れも吹き飛ぶ、そんな素晴らしい授業となりました。

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