7月13日 講習会「ばん馬と共に出来ることⅡ」開催

全国乗馬俱楽部振興協会の支援を得て毎年開催している当会講習会ですが、昨年、好評を得た「ばん馬と共に出来ること」の第2回目を開催いたしました。

今回は、ばん馬を利活用した地域振興の一環として観光商品の開発をしよう、というテーマで行いましたが、まず、宝島旅行者の雨宮さやか氏による「ばん馬のチカラを『ウリもの』にするために」と題した講演を実施。単なる思い付きではなく、ばん馬の魅力を商品にするための具体的なステップが紹介されました。

その後は、お馴染みとなった地域振興のプロ若杉清一氏の指導の下、各班に分かれて「ばん馬商品開発」のためのディスカッション、そして、各班の発表という前回同様のワークショップを行いましたが、いずれの班でも活発で楽しく、夢ある意見が飛び交い、最後の発表会でも「キッチン馬車」など、ユニークで、しかし、現実味のある案が多く発表されました。

また、今回特筆すべきは、従来も参加してくれていた帯広畜産大学の学生さんの他、帯広農業高校の生徒さん達も大挙して参加してくださったこと。若い世代が馬に興味を持ち、かつ、馬と共に社会を活性化して行ってくれるのは、本当に嬉しく、また全国の馬関係者からも注目を集める意義深い講習会となりました。