当会では、今までマスターズカップ、トレーナーズカップ、レディース・ポニーばんばなどのエキシビションレースを実施してきましたが、今回は、ポニーと小中学生、という、ちびっこコンビのレースを開催。帯広競馬場厩舎村で、日頃、ポニーと訓練に励んで来た厩舎の子供たち5名が、腕を競いました。
この日、参加したちびっことポニーは以下の通り。
枠番 騎乗者 学年 騎乗馬
1番 村上綺咲(村上騎手の長女) 5年 アアモンドポニオ
2番 今井千尋(今井調教師の次女) 5年 マックイン
3番 川副篤志(谷厩舎・川副厩務員の長男) 2年 ブラック
4番 川副麗華(谷厩舎・川副厩務員の長女)中3年 ゲンキ
5番 今井果歩(今井調教師の長女) 6年 ガンダム
この日のために厩舎関係者が用意してくれたお揃いのユニフォームに身を固めた5人は、それぞれの愛馬に乗ってゲートイン。安全確保のために、スタート時だけはプロの騎手さんがサポート。第一障害までは着座でのレースとしましたが、一障害を越えると、早くも先頭に立った川副篤君が起立。おとな顔負けの手綱さばきで、第2障害をクリアすると、あとは一気にゴールへ。2番手で続いた今井調教師の長女・果歩ちゃんも力走しましたが、後ろから来た妹・千尋ちゃんの迫力に惜敗。4着には川副麗華ちゃん、5着には村上章騎手の長女・綺咲ちゃんが入線。最後まで全力で走ったちびっことポニーに、観客からは惜しみない拍手が贈られていました。
売り上げ不振など暗い話題が多いばんえい界ですが、こうして、明日のジョッキーを目指す子供たちが明るく活躍する姿を見ると、我々関係者も前向きに、ばんえい繁栄のために更に精進しなければ、と決意を新たにさせられました。