ばん馬のぬり絵コンテスト受賞作発表!

【総評】

「コロナ疲れを蹴っ飛ばせ!」を合言葉に、開催した当コンテストでしたが、実際に全国各地から「退屈していた子ども達と共に楽しみました」といった保護者、指導者の方々からのお声もたくさんいただきました。応募総数も269と、予想を大きく超え、関係者一同、整理におおわらわでしたが、当初の目的である「コロナ疲弊の解消」に微力ながら寄与できたのではないかと喜んでおります。

ただし、これだけの数の作品から、下記の各賞を選出するのは大変。審査は困難を極めましたが、「おうちで💙ばん馬大作戦」の趣旨から、ぬり絵を通じて馬と心身でいただけた作品に賞をお贈りいたしました。

最優秀賞 前田実都さん(8歳)

何と言っても、2020オリンピックに因んだぬり絵にしてくれたところが評価のポイントでした。五輪マークや金メダルなどを書き入れた豊かな発想力と時事性を取り入れた着想力が高く評価され、文句なしで最優秀賞に決定されました。

優秀賞 山口千晴さん(4歳)

4歳でありながら、単に色を塗るだけに終わらず、ニンジンや女の子の絵を描き入れて楽しく仕上げてくれました。花模様をTシャツの中に巧みに取り入れるなど絵の巧さも目立った作品でしたが、今回のコンテスト応募作の中でも「馬に親しんでいる」という印象が最も強かったことが優秀賞授賞の決め手となりました。

優秀賞 川口緋鞠さん(6歳)

水彩絵の具を使っての丁寧な彩色は、応募作の中でも際立った存在でした。草原の色や青空、白い雲まで描いて、一見、オーソドックスに見える中にも、しっかりと個性を織り込んで、小学一年生とは思われない程、完成度の高い作品に仕上げてくれた点が高く評価されました。

佳作 吉澤慶太さん(8歳)

元の絵には描かれていなかった馬の体の部分を巧みに描き込んだり、馬に表情を付け加えたり、はたまた、蹄鉄の跡も書き加えるなどなど……日頃から馬に親しんでいる様子が、この一枚の中から垣間見ることができ、当会コンテストに相応しい作品として授賞が決定いたしました。

佳作 森崎竜哉さん(7歳)

馬体の彩色がユニーク。ガーゼのような生地に絵の具を染み込ませてスタンプしたような珍しい技法で馬体を縫ってくれました。たてがみの色もカラフルで、ぬり絵を楽しんでくれた姿が目に浮かぶような作品でした。この楽しさこそが、コンテストの狙いであったこともあり、受賞作としました。

佳作 佐藤栄峰さん(6歳)

クレヨンでぬり絵をするだけではなく、その後に水彩絵の具で隅々まで綺麗に彩色してくれました。いかにも時間をかけてたっぷりと楽しんでくれた、という印象の力作。保護者の方が切り抜いたと思われる花も貼られており、親子で取り組んでくれたことが伝わる心温まる作品です。

佳作 小島彩愛さん(6歳)

背景は、ちぎった折り紙を丁寧に貼り合わせたもので、青空と草原を表現。木には馬の大好物のリンゴをたくさん実らせてくれました。就学前のお子さんとは思えないほど丁寧な作品ということで受賞作に決定。

佳作 渡部海咲さん(1歳)

1歳11か月の海咲さんは、当コンテスト最年少応募者の一人。下絵に添って塗る作業が困難な2歳までのお子さんの中に会って、この作品は、馬、猫、蝶々、太陽といった、それぞれのキャラクターをしっかり見定めて色を塗ってくれて、秀逸でした。保護者の方と楽しんでくださった様子も推察され、入選作に加えさせていただきました。

最優秀賞 前田実都さん

 

優秀賞 山口千晴さん

 

優秀賞 川口緋鞠さん

 

佳作 森崎竜哉さん

 

佳作 小島彩愛さん

 

佳作 佐藤栄峰さん

 

佳作 渡部海咲さん

 

佳作 吉澤慶太さん