11月2日 世界ペルシュロン大会報告会開催

本年度第2回目の馬学セミナーは、「2018世界ペルシュロン大会報告会」。当会会員でもあるフランス在住のペルシュロン愛好家ヴァージニア・クユミジャン氏と、馬耕技術伝承プロジェクトでもご活躍いただいている蛭川徹氏に、同大会について、ご報告いただきました。

同大会は「世界」と銘打たれているものの、実質的にはアメリカ大会。参加馬はアメリカ、カナダなど北米に限られていますが、それでも600頭を超す馬が参加する大規模な大会。部門もショーホースの集う共進会的なものから、ファーミング系と称される馬耕・馬搬、力比べ競走など、様々なものが集まるバラエティー豊かな大会であることなどが報告されましたが、報告者が撮影した画像や動画を見ながらの報告に、参加者も一様に驚き、感心されていました。

特に、8頭立てなどの多頭びきの馬車競技は圧巻。アメリカ風の独特のプロポーションに仕上げられた何頭ものペルシュロンが集い疾走する馬車競技の場面では、会場が歓声とタメ息に包まれました。

この報告は、当会発行の「馬文化新聞」に掲載するため、当日は「公開収録会」とし、20名限定で当会会員をはじめ、馬愛好家の方々にご参加いただきました。掲載紙となる馬文化新聞18号は、1月中旬発行の当会会報と共に、会員の皆様のお手元にお届けする予定です。

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