2010年10月16,17日 ばん馬まつり協力

 当会が毎年協力している、今年で4回目を迎えた「ばん馬まつり」(ばん馬と共に地域振興を図る会主催)。昨年から当会が担当し、実施している「獣医診療実演」と「装蹄実演」に加えて、今年は、帯広刑務所で作成してもらった木製の馬型マグネットに、色づけをしてもらう「カラーリング体験」も実施しました。
 16日に行われた獣医診療実演は、帯広競馬場で開業する森田獣医師が観客の前で実際に診療を公開。「馬の耳の回りには10個の筋肉があります」「馬は800メートル先の匂いをかぎわけます」など、馬の体について解説。その後は、患者になってくれたミルキーの歯をヤスリで削る豪快な「歯みがき」を実演。あいにくの雨にもかかわらず、多くの観客が興味深げに森田先生の話に耳を傾けていました。
 17日は、これまた帯広競馬場で開業する千葉装蹄場の皆さんによる装蹄実演を行いました。高熱で焼かれた新しい蹄鉄が馬の蹄に装着される様子に、観客からは「馬のネイルアートだね」と絶妙の感想も飛び出していました。
 そして今年、当会が新規で企画・実施したのが「ばん馬マグネットのカラーリング体験」。馬型に切ったマグネットに、マジックや絵の具などで自由に色づけをしてもらう楽しい体験。1人1回という制限を設けたにもかかわらず、各日100個ずつ、計200個用意したマグネットが終了時間を待たずになくなってしまうほどの大人気を博し、こどもたちは思い思いの色を自由に楽しくマグネットに塗り、大切に持ち帰ってくれました。

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