12月6日 クリスマス&お正月横断幕掲示 

クリスマスシーズン到来に合わせ、 帯広競馬場もツリーやバルーンなど賑やかな装飾で彩られしたが、当会も中央通路の掲示板に横断幕を掲示。イラストレーターらんさんの描く可愛い現役馬がズラリと勢揃いして、皆さんを歓迎いたします。
 因みに、この馬達を当てるクイズを実施しようかとも考えましたが、あまりにも難しそうなので断念。あなたは何頭わかりますか?
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

全国高校生ばん馬キャラ弁コンテスト受賞者決定!

当会が実施いたしました「全国高校生ばん馬キャラ弁コンテスト」は、厳正な審査の結果、以下のように決定いたしました。

なお、受賞作品は10月22日より、帯広競馬場スタンドにて展示いたします。

【総評】

今回のコンテストは、ばん馬への理解醸成を図ることを目的として開催いたしましたが、南はh熊本・慶誠高等学校から、中部地方は三重県四日市農芸高校、静岡県の焼津水産高等学校、東北からは青森県や山形県、勿論、地元北海道からも帯広農業高等学校や大樹高等学校と、正に「全国」から多数の応募がありました。

山形学院高等学校のように授業で取り組んでいただいた学校や、部活、夏休みの宿題などとして制作していただいた学校もあり、予想以上の広がりを見せたのは、主催者といたしましては望外の幸せでしたが、それだけに、どの作品もレベルが高く、審査は難航いたしました。その中で、お弁当の完成度もさることながら、「ばん馬」を良く表現しているか、制作過程で、どのような「学び」があったか、なども審査の大きなポイントとなりました。

表彰作品は、作品画像に添えられたコメントも含め、それら「ばん馬の表現」や「作品制作による成長」なども加味された作品となっていますので、是非、皆様、それらの点にご注目の上、受賞の高校生各位を祝福していただければと思います。

 

大賞       押野みなみさん   山形学院高等学校

賑やかな中にヒョーキンなばん馬の顔。様々な具材を使った丁寧な本作は、テーマ通り「笑顔になる」お弁当として審査員全員から高い評価を得、堂々の大賞授賞となりました。

 

優秀賞   木村蓮太さん      青森県立三本木高等学校

 ばんえい競馬をストレートに表し、応募作品中唯一の視点で作成した点が高く評価されました。粗削りながら、これぞ男子弁当という具材の取り合わせも好印象でした。

 

優秀賞   原七星さん  静岡県立焼津水産高等学校

 親子馬をモチーフとした「ほのぼの感」が好印象。「茶色い馬が好きな弟のために母と作った」というエピソードも添えられた家族愛溢れる作品として優秀賞に輝きました。

 

優秀賞   本保琳温さん      北海道大樹高等学校

 学校での授業の一環として取り組んだ作品。最初の制作では、色合いなどで同級生からダメ出しが。その反省などを踏まえて作ったこの作品は、丁寧な作業が評価され見事、優秀賞を射止めました。

 

アイデア賞 市川真琳さん 三重県立四日市農芸高等学校

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

坂を駆け上がる、ばん馬の躍動感と、たてがみの飾りなど、ばん馬の魅力が詰まったお弁当。上半身だけの構図に賛否がありましたが、その独創性は正にアイデア賞に相応しいものでした。

 

アイデア賞 村上絵里さん 慶誠高等学校

芸術性では一頭地を抜く秀作。ばん馬というにはスマートな馬のシルエット、平面な構図で、優秀作にはあと一歩届きませんでしたが、上位でのアイデア賞授賞となりました。

 

アイデア賞 髙橋悠月さん 山形学院高等学校

「あえてリアルな馬を」のコメント通り、立体的で愛らしい馬が描かれた秀作。「ばん馬キャラ弁」という観点から点数が伸び悩みましたが、表現力では他を圧倒した珠玉の作品でした。

 

ばん馬へのラブレター・コンテスト受賞者発表!

当会が実施いたしました「ばん馬へのラブレター・コンテスト」は、厳正な審査の結果、以下のように決定いたしました。

なお、受賞作は、10月22日から帯広競馬場スタンド内に掲示する予定です。

【総評】

本コンテストは100文字以内で、ばんえい競馬や、ばん馬たちへの思いを語っていただこうというものでしたが、予想をはるかに上回る112通の作品が寄せられ、主催者である我々も、嬉しい悲鳴を上げながら、予選作業や、審査集計に追われることとなりました。また、単に作品が多かったというだけでなく、いずれ劣らぬ秀作ぞろいで、審査員の票も大きく割れ、受賞者選定に理事長以下、苦悶することとなりました。

しかし、その中でも、素直に「ばん馬への、熱い想い」が感じられる作品が選定されたのは、当然の成り行きだったとも思います。受賞作は、いずれも、ばん馬たちへの思いのたけをのびのびと語った作品ですので、是非、その点をお感じいただきながら、受賞者の皆さんに賞賛の拍手などを賜れば、と思います。

【大賞】  内山雄子さん(新潟県)                                                                 

 一目惚れでした。慈愛に満ちた瞳、圧倒的風格、闘志忍耐、私が求める全てに溢れていました。訪れる度、帰りの機内で次回を画策している私は、あなた達に恋しています。この先もずっと熱い視線とエールを送っていきますね。

 

【優秀賞】 船戸優里さん(帯広市)8歳                                                           

小学校3年生になって社会科の教科書をもらったよ。そこで大好きなブチオくんを見つけたよ。すごくうれしかったよ。ユーチューブでもブチオくんの体は牛乳をこぼしたみたいでカワイイよ。大好きです💛

 

【優秀賞】 半田水晶さん(茨城県)                                                                 

北海道開拓時代に大活躍したばん馬たち。大きい体に美しい眼。私は一瞬にして彼らの虜になった。彼らの躍動する筋肉、吐く息、全てに歴史と命の躍動がある。ああ、ばん馬達よ、今宵も夢と歴史をひいてゆけ。         

 

【佳作】 山本博子さん(音更町)

 大地をふみしめて力強く歩むあなたの姿は私の人生の教科書。過去にとらわれ先が見えなくなった時、前だけを見て進む大きな瞳。試練の時、坂の途中で一息入れ力を蓄え乗り越える術。大きくて温かなあなたの存在に感謝。大好きです。

 

【佳作】 奥山晴翔さん(函館市) 6歳

 ばんばは、いつもがんばっているね。おもいそりをひっぱってつかれるよね。とまったりひざをついてやすんじゃっても、またあるきだしてゴールにむかうからかっこいいよ。ぼくも、べんきょうやスポーツをがんばるね。

 

【佳作】 小松崎有美さん(埼玉県)

 八年前のBG1。白血病と言われた私は落ち込んでいた。しかし何度も膝をついては立ち上がるキタノタイショウを見て決意した。転んだって走り続ければたどり着ける場所がある。今は人生というレースの完走をめざす。                       

9月3日~10月31日 蹄鉄のひみつ展開催

今年の馬文化祭りは、「蹄鉄のひみつ展」と題して、様々な蹄鉄や、装蹄作業などを紹介いたします。 まずは、帯広競馬場スタンド中央の当会掲示板に、「装蹄作」と「蹄鉄の色々」を解説した大型パネルを展示。画像を使った解説をお楽しみください。 それらの解説パネルの前には、ショーケースを2台設置。1台目には、ばんえい初の1億円馬キンタローの蹄鉄やメジロゴーリキが今年のばんえい記念で着用していた蹄鉄など、貴重品を展示いたしました。そして2台目には、変遷著しい、冬用蹄鉄をずらりと並べました。 時代や、ばんえい競馬の変化によって大きく変わって来た蹄鉄。馬の足元を守る重要な装具から、馬文化の変遷が垣間ていただければ幸いです。 なお、馬文化祭り恒例の「実馬を使ったイベント」を、今年も計画中。残念ながら、ばん馬を使うことは未だできませんが、10月2日の、ばん馬まつり開催時には、当会のポニー=エクレアと共に、楽しい馬体講座を開催する予定です。勿論、今年のキーワードである蹄鉄も持参。ばんえい競走馬の大きな蹄鉄から、ポニー用の極小蹄鉄まで、実際に皆さんに触っていただきながらの楽しいイベントにする予定ですので、是非、当日は、帯広競馬場においでください。

名馬が使用した蹄鉄。上段はナリタボブサップとメムロボブサップの、親子の蹄鉄
上段は、ばん馬、サラブレッド、ポニーの蹄鉄。下段は、機会化前から現在に続く様々な形の冬用蹄鉄。

啓西小学校「競馬場農園」活動開始

今年も、啓西小学校が競馬場内で実施している「競馬場農園活動」が始動する時期が来ました。コロナ前は、同校3年生が賑やかにジャガイモや大豆を播くのですが、残念ながら今年も児童による作業は見合わせ。それでも、校長先生も含む先生や用務補の皆さんが、懸命に作物を植えて、春の作業は無事に終了しました。

競馬場の関係者の皆さんがトラクターで春耕をしてくださったり、出入りの業者さんが肥料を寄付して下さったり、と、多くの方々の好意で続けられているこの活動。今年こそは、是非にも、夏の草取りや秋の収穫に児童たちが参加できますように、と心から祈るばかりです。

建設中の十勝農協連ビルを背景に、作物の植え付けに励む先生たち