7月14日 鹿追町競ばん馬大会を支援

本年も第52回鹿追町競ばん馬競技大会に行ってきました。
 例年通り、当会ではPRブースで物品販売を行うと共に2つのレースを協賛。それぞれのレースに、ばん馬Tシャツなど、ばん馬グッズの詰め合わせセットを副賞として提供しました。
 天候に恵まれ、晴天の下で繰り広げられた今大会では、当会が協賛した15レースでミスタートカチとホクショウバトルがデッドヒートを演じるなど熱戦が繰り広げられ、会場を沸かせていました。
 その他、小さいながらも力強い走りを見せるポニーばん馬や、二輪馬車をトロットでひく繋駕競走など、他ではなかなか見られない競技も目白押し。8時半の開幕から15時の閉会式まで馬を堪能できる素晴らしい大会となりました。

白熱したレースで場内を沸かせたホクショウバトル(左)とミスタートカチ(右)
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当会からの副賞を手に、優勝を喜ぶホクショウバトル関係者
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ポニーばん馬に出走した小さな優駿
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天候にも恵まれ多くの方に、ばん馬グッズを手に取っていただきました
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7月7日 障がい者の「馬とのふれあい体験」をお手伝い

本年度総会でも承認いただきましたが、本年度は馬を核とした福祉活動にも積極的に取り組むこととなりました。養護学校や盲学校、児童施設などを馬車で訪問することなどが計画されていますが、そうした福祉活動の一環として、障がいを持つ子供たちと、その親御さんたちの会「おおきなかぶの会」が実施した「馬とのふれあい体験」を、ばんえい振興室と共にご案内いたしました。
 この日、競馬場に来てくださったのは障がい児11名と、そのご家族25名。まずは、馬車に乗車し、スタンド裏から表へ、コース横をグルリと回って競馬場を一周しましたが、30度を超す酷暑でも、心地よい風の吹きぬける快適な馬車の運行に、全員の顔に笑顔が。
 馬車を降りた後は、リッキーにまたがったり、ニンジンをやったり。最初はおっかなびっくりの子供たちでしたが、どんどんリッキーと仲良しになって行きました。そんな子供たちの姿から、我々スタッフも至福感を分けてもらうことが出来ました。
その後は、ふれあい動物園で馬のみならずウサギやヤギと遊んだ子供たち。ご家族の方の「外出の機会の少ないこの子たちにとって、とても楽しい経験になりました」という言葉が胸に染みた一日でした。

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6月30日 中学校での出前授業実施

 昨年度から実施している中学校での出前授業ですが、この日は芽室町立上美生中学校の3年生・社会科特設授業として実施いたしました。1時間目の教室での授業は「ばんえい競馬と十勝 ~開拓から共に歩んだ馬~」と題し、歴史・公民を踏まえた授業を行いましたそして、続く2時間目の体験授業でも、単に馬車や馬に乗るだけではなく、モータリゼーション以前の生活体験としての馬車乗車、という視点で考察。また、この日、リッキーと共に訪れてくれた服部調教師や長澤騎手には職業上の苦労など、中学生らしい質疑応答が行われるなど、内容濃い2時間を過ごしました。
 なお、同中学校では、この後、更に1時間、これらの授業について考察する授業を担当の先生が実施して下さいました。3年生生徒数僅か7名という小規模校ですが、どの生徒も真剣に学習に取り組み、馬との歴史について、様々な意見を発表してくれましたので、以下に、その抜粋を紹介し、報告としたいと思います。

上美生の町中を馬車で走り、昔日の人々の生活を実感
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本物の騎手さん(長澤騎手)の握力の凄さに、思わず悶絶
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6月30日 ばんえいサポートカード全日協賛

 当会理事が中心となって設立した「ばんえい十勝サポート推進会議」では、2009年10月の設立以来、ばんえい応援のアイテムとして「ばんえい十勝サポートメンバーズポイントカード」(以下、サポートカード)を販売。有志や全国の皆様に愛用していただいて来ましたが、その売上金で30万円を寄付、加えてメインレースを除く全日レース協賛を6月30日に実施しました。
 協賛レース実施当日の30日には、寄付に対して帯広市の米沢市長から、サポート推進会議の佐々木啓文議長(当会理事)に感謝状が贈られました。
 その後、カード導入各店による協賛レースが次々と実施されましたが、トリを務めたのは当会。「とかち馬文化を支える会杯」と銘打った最終レースの後には、優勝した西将太騎手に協賛金2万円をお渡ししました。

帯広市の米沢市長よりサポート推進協議会の佐々木議長に感謝状が贈られた
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協賛レース「とかち馬文化を支える会杯」は西将太騎手が制しました
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6月27日 本年度第1回目の出前授業実施

本年度最初の「馬の出前授業」を行いました。訪問先は、お馴染みの帯広市立啓西小学校。授業を行うのは、先日から競馬場の畑づくりに取り組んでいる3年生。ということで、先生も児童も既に顔なじみ。いつにも増して、楽しく授業を実施することが出来ました。
 プログラムは、いつも通り教室で「馬って、どんな動物?」と題した座学と、後半は、グランドでの馬とのふれあい体験授業。前半は、馬の習性や草食動物と肉食動物について、真面目にしっかり学習した児童たちも、外に出て、ミルキーを見たとたんに、歓声をあげて大喜び。馬車に揺られたり、背中に乗ったり、ポニーの小梅に触ったりと、満面の笑みを浮かべて授業を楽しんでいました。

教室での授業風景。パネルを使って、昔日の馬文化を考える
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ミルキー馬車体験で乗ってる児童も、見ている児童も大はしゃぎ
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今回は、鈴木調教師と共に、船山騎手、村上騎手も学校に。本物の騎手さんに児童も興奮気味
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