今年初めて当会出前授業を行った開西小学校でしたが、3年生41名が元気に授業を受けてくれました。今回の授業は理科。まずは教室で「肉食動物と草食動物」というプログラムの授業ですが、クイズ形式の授業に子供たちはノリノリ。歯の形から動物の習性を元気いっぱい学んでくれました。
そして、次の時間は待望の「馬とのふれあい」授業。ハクウンリューのひく馬車に乗り、背中にまたがり、ニンジンをあげ……ばん馬を堪能した一時間でした。
今年初めて当会出前授業を行った開西小学校でしたが、3年生41名が元気に授業を受けてくれました。今回の授業は理科。まずは教室で「肉食動物と草食動物」というプログラムの授業ですが、クイズ形式の授業に子供たちはノリノリ。歯の形から動物の習性を元気いっぱい学んでくれました。
そして、次の時間は待望の「馬とのふれあい」授業。ハクウンリューのひく馬車に乗り、背中にまたがり、ニンジンをあげ……ばん馬を堪能した一時間でした。
啓西小学校3年生が取り組んでいる競馬場農園での畑作業ですが、この日が収穫、つまり最後の農園活動になりました。春から一生懸命育てた大豆やニンジン、ジャガイモを収穫し、その量の多さに歓声をあげた子どもたちでしたが、収穫を終えた畑を耕すために、馬が登場すると、更に大きな歓声が……。
当会の馬耕実演といえば、お馴染みの蛭川さんと愛馬・桃姫号。この日も、このゴールデンコンビで馬耕実演を披露するために、児童たちの見守る中、畑に入り……と、ここで、しかし、アクシデント発生。前日の大雨でぬかるんだ畑に、桃姫が足を取られて、あわや転倒! 好天で表面は乾燥状態、蛭川さんや当会スタッフが確認した後ではあったのですが、やはり大きな馬が入ると、軟弱な地盤では、このような結果に。
そこで急遽、蛭川さんが機転を働かせて、プラウを児童たちで引っ張ってみることに。十人以上の子どもたちが、馬の代わりにプラウをひいて、やっと畑に畝ができる様子を見て、「これを桃姫一頭でやってるんだぁ」「馬の力って凄いねぇ」と感心することしきり。桃姫の馬耕姿は披露できませんでしたが、馬の力を実感できる授業となりました。
当会会員でもある吉近氏が主宰する「十勝どさんこ女子会」が、今年、初めての試みとして「流鏑馬デモンストレーション」を帯広競馬場で開催。当会も、微力ながら支援させていただきました。
当日は、4頭のドサンコとドサンコ系馬が出場。和装も凛々しい男女4名の乗り手を背に、本コース手前の直線200mを疾走しました。今回は、コースに置かれた3つの的を射抜く形式のスポーツ流鏑馬を実演。全力で駆け抜ける馬の上から、矢を放つ勇壮な姿に、観客から盛大な拍手が送られていました。
また、この日は、午後から恒例となった、ふれあい動物園主催のウエスタンショーも開催され、こちらも当会から賞品提供などの支援をさせていただきました。
様々な方々が、色々な形で競馬場を支えてくれる、それが帯広競馬場の魅力のひとつになっているのだ、と実感した一日でした。
3年生で馬の学習をする啓西小学校ですが、4年生では図工の時間に馬の写生をすること、これも恒例の授業となっています。今年も、昨年、馬を総合的に学んだ児童たちが馬の写生に挑戦。写生会初体験のハクウンリューにとっては、2時間近くもじっと立ち続けるのは、なかなか骨の折れる仕事だったようですが、それでも子供たちが間近でスケッチする前で、堂々とモデルを勤め上げてくれました。
4年に一度開催される同共進会は、全道の駿馬が集まる、正に「北海道馬のオリンピック」。本来であれば、昨年開催予定でしたが、胆振東部地震のために昨年は中止。一年を経て、ようやく開催されることとなりました。
当会も生産者支援の一環として、各部門優秀馬6頭に「最高級ばん馬江戸切子グラス」を、参加者全馬に馬偏文字のデザインされた湯呑を副賞として進呈いたしました。
同共進会は、農用馬のみならず、ポニーや北海道和種馬(ドサンコ)も集う大きな大会。それだけに駿馬が居並ぶ壮観で素敵な大会となりました。