1月1日、恒例となった当会協賛レースを実施いたしました。
この協賛レースは、蹄鉄の売り上げの一部をプールし、毎年、元日に実施。個人協賛レースを行っていましたが、今年は、厩舎関係者に、より効率的に協賛金を受け取っていただくために、企業協賛レース(3万円)2レースを実施いたしました。
本年も当会は、これら協賛レースをはじめ、ばんえい競馬を様々な形で応援していく所存ですので、何卒、ご支援のほど、宜しくお願い申しあげます。
12月24,25日 競馬場来場者をスープでお出迎え
毎年、当会ではクリスマス時期、帯広競馬場でクリスマス・イベントを実施していますが、今年は、若干、スタイルを変えて、来場者された方に温かいスープを配りしました。
帯広競馬場では、近年、ファミリー向けのイベントなどを多く実施していますが、今回は、いつも競馬場に来られているヘビー・ファンにも感謝の気持ちを伝えようということで、このようなイベントとなりました。
JA音更のオニオンスープとはコーンスープを大鍋に用意し、開門時から配布開始。マイナス気温が続く中、来場されたファンの皆さんは、「温まるなぁ」「美味しいなぁ」とニッコリ。三宅理事長はじめ、このイベントに参加し役員やスタッフも、この笑顔に寒さを忘れ、500杯のスープを配ることが出来ました。
なお、この事業には厩舎関係者にもお手伝いいただきました。この場を借りて心より感謝申し上げます。
12月4日 第2回馬学セミナー開催
本年度第2回目となる馬学セミナーを帯広市とかちプラザで開催いたしました。
今回は、日本馬事協会との共催で開催。アニマルウェルフェア(動物福祉)という新しいテーマで、岐阜大学の二宮茂先生にご講演いただきました。動物福祉という今日的テーマであったためか、予想以上に多く方に参加いただき会場は満員。馬が快適に健やかに過ごせる飼育管理について、具体的な指標などを提示するわかり易い講演であったこともあり、講演の後の質疑応答も非常に活発で、実り多いセミナーとなりました。
アニマルウェルフェアについては更に多くの方々に関心を持っていただきたいと考え、1月25日には苫小牧市のノーザンホースパークで同様のセミナーを開催する予定です。詳細については、後日、当欄でもご案内申し上げますので、札幌圏内や日高管内など、今回のセミナーを受講できなかった皆々様は、是非、こちらにご参加いただきたく、お願い申し上げます。
11月13日 第1回ばんえいリトル・ダービー開催
当会では、今までマスターズカップ、トレーナーズカップ、レディース・ポニーばんばなどのエキシビションレースを実施してきましたが、今回は、ポニーと小中学生、という、ちびっこコンビのレースを開催。帯広競馬場厩舎村で、日頃、ポニーと訓練に励んで来た厩舎の子供たち5名が、腕を競いました。
この日、参加したちびっことポニーは以下の通り。
枠番 騎乗者 学年 騎乗馬
1番 村上綺咲(村上騎手の長女) 5年 アアモンドポニオ
2番 今井千尋(今井調教師の次女) 5年 マックイン
3番 川副篤志(谷厩舎・川副厩務員の長男) 2年 ブラック
4番 川副麗華(谷厩舎・川副厩務員の長女)中3年 ゲンキ
5番 今井果歩(今井調教師の長女) 6年 ガンダム
この日のために厩舎関係者が用意してくれたお揃いのユニフォームに身を固めた5人は、それぞれの愛馬に乗ってゲートイン。安全確保のために、スタート時だけはプロの騎手さんがサポート。第一障害までは着座でのレースとしましたが、一障害を越えると、早くも先頭に立った川副篤君が起立。おとな顔負けの手綱さばきで、第2障害をクリアすると、あとは一気にゴールへ。2番手で続いた今井調教師の長女・果歩ちゃんも力走しましたが、後ろから来た妹・千尋ちゃんの迫力に惜敗。4着には川副麗華ちゃん、5着には村上章騎手の長女・綺咲ちゃんが入線。最後まで全力で走ったちびっことポニーに、観客からは惜しみない拍手が贈られていました。
売り上げ不振など暗い話題が多いばんえい界ですが、こうして、明日のジョッキーを目指す子供たちが明るく活躍する姿を見ると、我々関係者も前向きに、ばんえい繁栄のために更に精進しなければ、と決意を新たにさせられました。