3月18日~21日 今年も、らんさんの記念横断幕で来場者を歓迎

新生ばんえい発足以来、長年にわたって、ばんえい競馬を応援してくださっている首都圏在住のイラストレーターらんさんから、横断幕イラストが到着。枠順が決まってからイラストを描いてくださるので、今年も掲示は、ばんえい記念ウイークの3日間だけになりましたが、スタンド中央の、最も人通りの多い場所に掲示された大判の横断幕は、やっぱり圧巻。たくさんの来場客が足を止め、各馬のイラストを楽しんで行かれました。

毎年、同じ事業の繰り返し……と思われるかもしれませんが、この継続こそが、ばんえい競馬を文化として底支えすることだと考えています。正に「継続は力」。らんさんを始め、長年応援してくださっている方に感謝しつつ、2022年度ばんえい競馬開催の終了を見守りました。

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3月24日 若手育成事業 乗馬実習開始

雪解けも進み、馬場の使用が可能になったため、乗馬実習を再開。今年度、若手育成事業に参加し、初めて当会の乗馬実習に参加するメンバーもいて、また新しい春がやって来たことを実感させられています。

実習内容は、参加者それぞれの技量に合わせて体験的な乗馬から、中級者向けの少しレベルアップした練習まで様々ですが、今回は3名の育成者を対象に4日にわたり実施する予定です。

なお、若手育成事業は本年も継続されますが、ようやくコロナの呪縛からも解き放たれる時期を迎え、軽種馬の牧場見学や、他分野からの講師の召喚など、今までにできなかった方面での事業展開にも積極的に取り組んでいく予定です。

まずは補助者が付き添って部班運動の準備
中級を目指す参加者
初心者は、先輩に指導してもらいながら基礎を習得

ばんえい記念歴代王者・缶バッジ ガチャで販売!

 毎年、ばんえい記念シーズンには、同レースを盛り上げるため、また遠隔地からお越しになるファンのため、ばんえい記念優勝馬をデザインしたタオルなどを制作して来ましたが、コロナウィルス感染拡大の影響で、タオル、手拭いの入手が不安定に。そのため一昨年から、記念タオルの制作販売を見合わせてきましたが、このまま指をくわえ情勢を傍観しているだけではファンの皆様に申し訳ない、ということで、今年は大きく方向転換。新生ばんえい以降の歴代ばんえい記念優勝馬の缶バッジを作成しました。更に、皆様に楽しんでいただくために、この缶バッジをガチャで販売することに。
 「トモエパワーからメジロゴーリキまで、新生ばんえいの全王者10頭が勢揃い!」と謳い、ばんえい記念直前の18日から競馬場スタンド入口付近にガチャマシーンを設置しましたが、お陰様で大好評。たつた3日間の販売でしたが、お気に入りの馬のバッジをゲットするため、小さなお子様からシニアファンまで、多くの皆様がガチャマシーンの前で一喜一憂。楽しく遊んでいただきました。
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1月15日 フランスの馬イベント報告会開催

 フランス の馬イベント「ルート・デュ・ポワソン(魚の道)イベント」の報告会を実施いたしました。同イベントは、フランス北部の港町から首都パリまでの300キロのコースで行われる馬車レースをメインに、その他様々な馬の競技が行われるビッグイベント。10年ぶりの復活ということで、日本からも馬搬関係者などが招待されオープン参加しましたが、当会「馬耕技術伝承プロジェクト」でもご活躍いただいている蛭川徹氏も、そのメンバーのお一人。ということで、今回は、その様子を報告していただきました。
 1月のこの時点では、まだコロナ禍の只中にあったため、20名限定の完全予約制での集会となりましたが、予約満杯の大盛況。
 動画や画像をふんだんに使って紹介されたフランスの華やかな馬イベントの様子、そして、ヨーロッパの豊かな馬文化に、参加者は瞠目し、時にため息をつきながら、聞き入っておられました。
 海外の馬のイベント報告会は、2019年の「世界ペルシュロン大会報告会」以来ですが、コロナ禍が去った本年度以降は、また、こうした講座を開催していきたいと思いますので、是非、皆様も積極的にご参加いただきますよう、お願い申し上げます。

1月18日~3月28日 重賞スケジュール掲示

 本年も重賞スケジュールの掲示を実施しました。冬の重賞シーズンを迎えて、ばんえい競馬の重賞路線を知っていただくこと、また、これらレース結果をお楽しみいただくことを目的として、12月からの重賞競走の流れ図を掲示。
 終了した競走についてはレースの模様などを記した「レース結果」と勝馬の写真を、実施前の競走については過去の優勝馬などを記した「レースの歴史」を掲載しました。
 毎年恒例の掲示物として、すっかりお馴染みとなった重賞スケジュール。掲示板の前で足を止め、「今年は、この騎手が活躍してるね」「ばんえい記念に向けて、どの馬が調子がいいのかな」などと話しておられる来場者も方々も多く、お楽しみいただいている様子を見るたびにスタッフ一同、ばんえい競馬の支援に役立てていることを実感し、喜びを噛みしめています。