東京・新橋のJRA施設GateJ.での「ばんえい教室」も今回で5回目。すっかり首都圏の、ばんえいファンにもお馴染みのイベントとなり、雨の中、70名ものファンが会場に足を運んで下さました。
今回のゲストは、「北の国から、さだまさ氏」というサブ・タイトル通り、さだまさし……ではなく、競馬ブックばんえい記者の定政紀宏氏。プロならではの、ばんえい予想ポイントを惜しげもなく披露していただいたこともあり、観客の皆さんも大いに楽しんでいただくことができました。
矢野吉彦アナ、目黒貴子アナ、お二方ともトークも弾んだ今回のばんえい教室ですが、最後は恒例のお楽しみ抽選会。当会オリジナルのばんえいグッズに加え、協賛いただいた競馬ブック社からのクオカードなど、嬉しい賞品が多数当たるとあって、最後の最後まで大盛り上がりのイベントとなりました。
カテゴリー: 事業報告
シエロ・クラブ作品販売開始
様々な原因で学校に行けなくなった子供たち。登校拒否児童・生徒などとして、多くのメディアなどでも取り上げられていますが、そうした子供たちが義務教育期間を経ても社会に出ることが難しく苦しんでいる、という現状はあまり知られていません。釧路にあるシエロ・クラブは、革細工製品などを制作し、販売することで、そうした子供たちと社会を繋いでいこうとしているクラブです。
当会でも、こうした活動を支援するため、同クラブ員が制作した革細工作品を販売することといたしました。現在は、まだ試作の段階ですが、実際のお客様の意見をクラブに伝えたり、馬のデザインについてアドバイスさせていただいたり、と、革細工を通じて、クラブ員が社会と接することができるよう、微力ながら協力させていただいています。
ネットショップでの販売も開始いたしますので、是非、多くの方に、彼らの作品を購買いただきたく、お願い申し上げます。
6月18日 啓西小学校で出前授業
今年度最初の出前授業を、6月18日、帯広市立啓西小学校で実施いたしました。毎年、同校では3年生の授業の一環として、競馬場内での畑作りや馬とのふれあい体験など、多角的な馬の授業に取り組まれていますが、この日も3年生80名が馬の喜々として授業に臨んでくれました。
最初の1時間で馬の習性などを学んだ後は、馬とのふれあい体験……と、これは毎年お決まりのメニューなのですが、今年、同校を訪れたのは、新しく帯広市の嘱託職員となったキング号。競馬場に一番近い小学校の児童、ということで、馬には慣れている子供たちでしたが、リッキーより一回り大きくて若々しいキングの登場には大興奮。
当会スタッフにとってもキングとの初めての事業ということで、若干の不安もありましたが、当のキングは、児童の興奮やスタッフの心配も、どこ吹く風。初の出前授業も堂々と勤め上げてくれました。
啓西小学校、今年も競馬場農場作り開始
今年で4年目となった啓西小学校の競馬場農園作りですが、総合学習の一環として今年も3年生80名が取り組みます。
農園活動第1日目となった5月19日は、生憎の雨となりましたが、競馬場まで徒歩でやって来た児童たちはジャガイモの種イモを畑に植えてご満悦でした。
今年度は、競馬場の整備を行っている山路工業さんのご厚意で、ダンプ30配分の客土を実施。それを坂本調教師がトラクターで整地し、素晴らしい畑となりました。
観察会などを経て秋の収穫まで、子供たちの思いを受けた作物が元気に育つために、当会も陰ながら応援して行きたいと思います。
ばん馬ギャラリー完成!
当会会員さんからの寄付によりリニューアルした「ふれあい動物園」ですが、同動物園内には「ばん馬ギャラリー」という施設も新設され、ばんえい競馬開幕日=4月18日にオープニングセレモニーが行われました。
ギャラリー内には、ばんえい広報馬リッキー・ミルキーの活動写真などが展示されていたり、馬場や馬小屋を一望できる休憩スペースがあったり。気軽に楽しく、馬達との時間を過ごしていただける空間になっています。
ギャラリーの一角には、当会の広報スペースもありますので、是非、一度、いえ、何度でもお立ち寄りください。
オープニングセレモニーのテープカット。ふれあい動物園を訪れたチビッ子を挟んで、左から服部調教師、米沢帯広市市長、三宅陽一当会理事長。
ギャラリー内にはリッキー・ミルキーの活躍を伝える写真が展示されています。手前のテーブルとイスで、ゆっくりと馬場などを眺めるのも一興。