お盆はばんえいマスターズC!

往年の名ジョッキーが円熟の技を誘う「ばんえいマスターズカップ」。
昨年の大好評にお応えして、今年も、ばんえいグランプリの日に「もうひとつの夢の競演」と銘打って施するこのレース。出走予定騎手(調教師)は以下の通り。

 岩本利春
 金山明彦
 金田勇
 中島敏博
 西弘美
 服部義幸
 林豊
 久田守
 平田義弘
 皆川公二    (50音順 敬称略)

 ミスターばんえい=金山師、ミスターのライバルで昨年の覇者でもある久田師、リーディングトレーナーであり昨年の準優勝者でもある服部師などなど、この時しか観られない面々の、華麗な騎乗をお楽しみ下さい。

 なお、騎乗馬についても、近々、決定し次第、ご報告いたします。

写真1 昨年のマスターズカップのレース風景。ミスターばんえいの華麗な手綱さばきに場内から声援が飛ぶ
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写真2 昨年の表彰式の様子。覇者・久田調教師に、当会・顧問の斎藤修氏から優勝賞品(ビール)が贈られた。
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8月15日(日)、東京支部交流会を実施します

東京支部からのお知らせです。
8月15日(日)、大井競馬場で『ばんえい十勝 in TCK 2010』として、ばんえい関係のさまざまなイベントが行われます。
このイベント終了後、東京支部の交流会を実施します。

【日時】2010年8月15日(日) 20時30分集合
【集合場所】大井競馬場 ふるさとコーナー(場立ちイベント付近)
【参加資格】不問(会員・非会員問いません。お友達との参加もOK)

昼間は個々にばんえいイベントを楽しんでいただき、ふるさとコーナーに集まってばんえいグランプリを観戦、その後行ける方は無料バスで品川あたりに移動して交流会、というプランを考えています。
従って交流会の開始は21時半ごろ、終了は23時ごろの見込みです。
もちろん途中退出OKです。

参加希望の方は、メールフォームで事前にご連絡をいただければ助かります。

帯広競馬場・口蹄疫義捐金を宮崎県に送金

帯広競馬場では、5月29日(土)より6月29日(月)まで、宮崎県内で発生した家畜伝染病・口蹄疫に対する支援として募金活動を行われました。
この募金は、帯広市、オッズパークばんえいマネジメント、ばんえい十勝馬主会、同調教師会、同騎手会、それに、当会の6団体が協力して実施いたしましたが、寄せられた義援金額は249,189円となりました。これも皆々様のご協力の賜物と心より御礼申し上げます。

なお、この義援金は、
 6月7日に193,517円
 7月9日には、株式会社「十勝ヒルズ」からの義援金35,502円を加えた91,174円を郵便局より、社会福祉法人宮崎県共同募金会宛に、当会スタッフと騎手会、調教師会の皆さんで送金いたしました。

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仙美里小学校(本別町)と啓西小学校(帯広市)で出前授業実施

7月2日(金)、本別町の仙美里小学校で「馬の出前授業」を行いました。
本別町は、昭和22年まで陸軍軍馬補充部があったこともあり、十勝の中でも特に馬とのかかわりの深い町。当会発行の馬文化新聞の取材でも何度もお世話になっている町ですが、そんな縁もあって、今回、馬の出前授業を実施することとなりました。
仙美里小学校は、全校生徒38名の小さい学校なので、今回は全校生徒が授業に参加。いつものように、1時間目は教室で、馬の体や性質についての授業を。「馬について知っていることは?」「馬は何を食べるか知ってる?」といった質問に、1年生から6年生まで、元気よく明るく答えて、楽しい授業となりました。
2時間目は、これまた、いつも通り、子供たち待望の「馬とのふれあい体験」の時間。
校庭に到着したトラックからリッキーが下りてくると、38名から歓声が沸きあがり、馬車に乗り込むと、子供たちの歓喜は頂点に。
ポニーの小梅にも触るなど楽しい体験をする内に、至福の時間はアッという間に過ぎ去って、まだまだ馬と遊びたかった子供たちは「また来てね~」と名残惜しそうな声でトラックを見送ってくれました。

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仙美里小学校の校庭を悠々と歩くリッキー馬車

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西邑調教師にポニーの小梅についてお話を聞く児童たち

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出前授業に駆けつけてくれた長澤騎手

翌週8日(木)は帯広市立啓西小学校での第2回目の馬の出前授業。
啓西小学校の3年生84名は、今年、総合学習として馬の学習に取り組んでいますが、その一環として、当会の出前授業を活用しています。今回は、先月に続いて2回目だったこともあり、子供たちもリラックス。
1時間目の教室での授業でも活発に意見発表が行われ、動物全般への理解度もかなり進んでいる様子でした。

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2時間目の馬とのふれあい体験では、前回、馬に触り足りなかった子供たちが休み時間からミルキーの登場を今か今かと待ちわび、ミルキー馬車が現れるや、大歓声をあげて歓待。
馬車体験、乗馬体験、ポニーの小梅とのふれあい……と盛りだくさんの「お楽しみ」を堪能して、どの子も飛び切りの笑顔を見せてくれました。

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啓西小学校は帯広競馬場に最も近い小学校。なので、ミルキーも公道を走って啓西小学校に出張(画面左が啓西小学校の校庭)。途中、「ミルキー、頑張って」と市民から声を掛けられる一場面も。
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夏休みに向かうこれからの時期、馬の出前授業は一段落といった感じですが、既に冬の馬ソリ体験などの要請もあり、2学期、3学期には、また出前授業に奔走する予定です。(旋丸)

「ワクワクばんえい競馬教室」盛会!

北海道新聞ぶんぶんクラブと共同で開催した「ぶんぶんクラブ ワクワクばんえい競馬教室」が6月26日、札幌の北海道新聞本社で開催されました。
当日は、30度を越す蒸し暑い日でしたが、ばんえい競馬のヘビーなファンから、ばんえい競馬は未経験という人まで合わせて80名が駆けつけてくれました。

今回の教室は、3部構成でしたが、まず、第1部では、北海学園大学教授で当会の理事でもある古林先生が、ばんえい競馬についてのお話を。経済学者である古林先生だけに、ばんえい競馬の歴史や施行形態について詳しく解説され……とは言いながらも、学生時代は落語研究会でならした古林先生、随所に楽しいお話や笑いを盛り込んで、会場はしばしば笑いの渦に巻き込まれていました。
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楽しくて、ためになる古林先生のお話の後は、これまた、受講生待望のミスターばんえい金山明彦調教師が登場。古林先生との対談形式で、VTRを見ながらレースでの騎手さんの心理や馬の性格、レースでの駆け引きなど、様々なお話を披露して下さいましたが、前人未到の3299勝をあげた名手の言葉に、受講生の皆さんも興味津々。熱心に聞き入っておられました。
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そして、最後は、「お楽しみクイズ大会」。
レースVTRを途中まで流して、優勝馬を当てる「勝ち馬当てクイズ」を実施。
正解者には当会オリジナルのSTOP&GO帽子や、ばんえい十勝ロゴ入りミニタオルがプレゼントされました。

こうして盛会の内に終了した「ばんえい競馬教室」。
でも、お楽しみは、まだまだ続き……。

会場となった北海道新聞本社の向かい側、札幌時計台前には、札幌名物の馬車の停留所があるため、教室終了後、受講生の皆さんは時計台に移動して、馬車をひく大型馬「銀太君」とご対面。大きな芦毛の馬体に歓声をあげ、都会を堂々と闊歩するその勇姿にエールを送りました。
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その後は、受講生の中の希望者と共に、場外馬券発売所Aiba札幌駅前に移動。
受講生のために用意された特別観覧席で、ばんえい競馬を楽しんでいただきました。
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と、盛りだくさんの「ぶんぶんクラブ ワクワクばんえい教室」も無事終了。
北海道新聞社の尽力や、札幌のメンバーの多大な強力のお陰で、楽しく有意義な教室が開催できました。

こんな楽しいイベントを他地域でも開催できれば、と考えておりますので、会員の皆様から様々な企画、ご提案などいただければ幸いです。

※札幌支部のページにも、お手伝いいただいた会員のゆんゆんさんからの報告がありますのでご覧下さい。
http://umabunka.com/sapporo/