今回の馬学セミナーは、2部構成とし、第1部は札幌観光馬車で御者をされている渡部一美氏をお招きし、「御者のお仕事」と題したトークショー、第2部は、ばんえい競馬応援企画として、当日実施された第38回黒ユリ賞を中心とした場立ち予想会をおこないました。
札幌では春から秋にかけ市内中心部を観光幌馬車が運行されています。ご覧になった方も少なくないと思います。この馬車は40年近く前に先代の社長が開始したもので、渡部さんは二代目の御者として活躍されています。おそらく、馬車の御者を本業としている人は、日本広しといえど、渡部さん以外には殆どおられないのではないでしょうか。
2階にある特別席でおこなわれたトークショーでは、本会の斎藤友香会員が聞き手となり、観光馬車の写真映像を映写しながら、渡部さんからいろいろなお話をうかがうことができました。
お父さんの跡を継いでラーメン屋さんを営んでおられた渡部さんが、ラーメン屋の客として来ていた先代の社長に誘われ御者になったという異色のキャリアを持つ方です。たまたまお店が移転せざるを得なくなったとき、ラーメン屋はまたいつでもできるが、これを逃すと御者には一生なれないだろうと思って御者の仕事につかれたといいます。
それまで馬に触ったことさえなかった渡部さんですが、今では相棒の銀太君とともに札幌の街の風物詩となっています。トークショーでは、御者として働くまでの猛訓練、思わぬトラブルのあれこれなどを軽妙にお話していただきました。
質問コーナーでも参加者からいろいろな質問が出され、渡部さんが丁寧にこたえてくださいました。第1部の参加者は約20名と少し寂しかったものの、終始和やかにおこなうことができました。
先代の社長は、渡部さんをスカウトするとき、「御者は幸せをもたらす仕事だよ」といったそうです。札幌の街で馬車と銀太君を見た人はみんな笑顔になりますが、これがまさに幸せをもたらすことだと実感すると渡部さんはおっしゃっていました。
第2部は会場を1階の馬券発売所に移しておこないました。Aiba石狩には古くからの熱心なばんえいファンもおられ、なごやかな雰囲気で予想会をおこなうことができました。
今回の馬学セミナーin石狩の開催にあたっては、Aiba石狩様にたいへんお世話になりました。末尾になりましたが、改めて深くお礼申し上げます。
2月12日 第1回馬学セミナー「フット・ケアの基本」開催
本年度第1回目の馬学セミナーとして『フット・ケアの基本』と題した講演を帯広市内で開催いたしました。今回のセミナーは、日本軽種馬協会と日本装削蹄協会の全面的協力を得て、十勝軽種馬農協、十勝馬事振興会との共催で開催したものですが、日本装削蹄協会の森達也氏からは「馬の蹄の仕組みや病気など」について、また、日本軽種馬協会の田中弘祐氏からは「削蹄などによる馬の四肢の湾曲の矯正など」について講演いただきました。両講師共に、スライドなどを多く使って実際の症例などをわかり易く解説され、蹄について知識の浅い受講者にも、かなり深い知識を持ったプロの方にも、それぞれ興味深く聴講できる素晴らしい講演となりました。
帯広畜産大学の学生、ばん馬の生産者など多くの方々に参加いただき、予想以上の盛会となりましたが、当会会員の皆様に広く受講いただくためにも次回以降は週末の開催なども検討する所存です。また、今回は当会を含む5団体の連携という新しい形での実施でしたが、今回の実施を踏まえて今後とも同様のセミナーを開催したいと考えておりますので、その際は更に多くの皆様に受講いただきますよう、お願い申し上げます。
栃木県にある装蹄教育センターで教鞭をとる日本装削蹄協会・森講氏からは、蹄の仕組みや病気などについて専門的でありながらわかりやすいお話が

馬生産・静内で多くの患馬を診ておられる日本軽種馬協会の田中氏からは、仔馬の脚の湾曲などについての実際的な治療法などについてのお話がなされました。

イラスト・コンテスト最優秀作品がついに商品に!
全国からご応募多数のご応募をいただいた「ばん馬のイラスト・デザインコンテスト」で、最優秀賞に輝いた「働くお馬」(南波モニカさん作)が商品化されました。
第一弾の今回は、帯広競馬場内リッキーハウスの他、ネットショップ「ばんばショップ」などで広く販売。販売商品もカラーTシャツ(黒、オレンジ、グレー)、クリアファイル、ポストカードの3点を用意いたしました。
「働くお馬」のイラストは、大きな馬を中心に子供や動物たちが集う可愛い作品であり、当会の活動イメージにもピッタリ。色鮮やかなTシャツ・ポストカードに加え、透明度の高い高品質のクリアファイルなど、どれも自信をもってお勧めできる商品ですので、是非、これらをご愛用いただき、ばんえい競馬のPRに役立てていただければと思います。
なお、商品化については、会員の皆様からのご意見なども幅広く取り入れ、最終的にカラー作品となりました。原作者・南波さんを始め、ご協力いただいた会員各位には、心より御礼申し上げます。
馬学セミナー(帯広・石狩)のご案内
多くの方々に馬について学んでいただくために、本年度も「馬学セミナー(馬事知識普及セミナー)を実施いたします。今回ご案内するのは、帯広地区の札幌地区で行う2講座です。それぞれ趣の違う講座となりましたが、会員各位のみならず多くの方々のご参加をお待ちしておりますので、是非、お誘いあわせのうえ、ご参加ください。
なお、いずれも参加無料。お問い合わせは、とかち馬文化を支える会(info@umabunka.com)事務局まで。
【2013年 第1回馬学セミナー「フットケアの基本」 帯広】
蹄なくして馬なし、と言われるほど、馬の健康管理上、大切な蹄。その削蹄などケアについて、専門家から最新情報が提供されます。
[日時] 2月12日(火) 14時~
[場所] 十勝農業協同組合連合会(農協連)ビル5階
(帯広市西3条南7丁目14番地)
[講師] 日本軽種馬協会 田中弘祐氏
日本装削蹄協会 森達也氏
[参加料] 無料

【2013年 第2回馬学セミナー「御者のお仕事」 石狩】
札幌の名物となった札幌観光馬車の御者を務める渡部さんから、馬と共に働く「御者のお仕事」についてお話を伺います。また、二部として「黒ユリ賞予想検討会」も併せて行われます。
[日時] 2月17日(日) 13時30分~
[場所] サテライト石狩(Aiba石狩)
(石狩市新港南2丁目729)
[講師] 札幌観光馬車・御者 渡部一美氏
[参加料] 無料

1月1日 新年恒例・協賛レース実施
新年の恒例となった「リッキーハウス利益還元杯」を本年度も実施いたしました。
リッキーハウスやネットショップなどで販売した蹄鉄商品の利益を積み立て、1年に1度行う同協賛レース。今年は、個人協賛レース(各協賛金2万円)を3本、1月1日の第1レースから第3レースまで実施。表彰式では、当会会員の皆さんが参加くださり、寒さも吹き飛ばす、楽しくて熱い協賛レースとなりました。
当会では、毎年、元日と新年度開幕当日に、協賛レースを行い、会員の皆様と共に、ばんえい競馬を盛り上げています。是非、表彰式などにご参加されるなど、同事業にご協力のほど、お願い申し上げます。(表彰希望者多数の場合は、抽選で参加者を決定させていただきます)












