8月17日(土)馬達に感謝をこめて「愛馬感謝の集い」実施

 いつも我々の前で全力で頑張ってくれる馬達。そんな馬達に感謝の意を表すために一昨年から「愛馬感謝の集い」を実施しています。
 帯広競馬場・厩舎エリアにある馬頭観音堂で実施しているため、形式上は仏式ではありますが、基本は無宗教の当事業ですので、本年度も参加者の皆さんは思い思いのスタイルで、活躍を続ける馬や残念ながら対岸にわたってしまった馬達に感謝の祈りをささげておられました。
 参加者は、当会会員の皆様さん、馬主協会の小坂事務局長、調教師会からは山本騎手会長を始め大河原騎手、村上騎手、浅田騎手といったベテラン・中堅から舘沢騎手らニューフェイスまで、調教師会からは金山会長を始め、田上師、皆川師、今井師、尾ヶ瀬師など多く先生方が顔を揃えました。勿論、主催者である振興室、コンピューター・ビジネスの方々も出席されましたが、今年は千葉装蹄所の皆さんや獣医師の森田先生、そして、当会会員でもある鈴木宗男さんも駆け付けて下さるなど、例年にも増してにぎやかなセレモニーとなりました。
 開催にあたっては、山田調教師が準備を統率、大口騎手の父上である大口哲夫氏と西邑調教師が会場整備に尽力してくださいました。また、多くの皆様から果物やお酒などのお祝いをいただきましたし、振興室有志の方々には幟を制作・寄付していただきました。そうした皆々様の馬への感謝の念あればこそ開催できるこの集いです。その全ては到底、ここに書き切れませんが、皆々様の想いに、きっと馬達も喜んでいることと思います。ご協力いただいた皆々様に心より感謝申し上げます。

ばんえい競馬に関わる様々な方が愛馬に感謝の心を伝えました
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大口さんが季節の草花で飾ってくださった観音堂には、参加者の皆さんから届けられたお祝いがたくさん供えられました
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馬頭観音堂の裏側には、対岸に渡った馬達の卒塔婆が立てられ、こちらにも参加者はお参りされていました
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当会会員でもある鈴木宗男氏も参加
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昨年、会員の皆様や馬主協会から頂いたお祝いで、お賽銭箱を作りました。下の台は、大口氏が制作、寄贈したくださったものです。
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7月27日(土)今年も馬車運行

 帯広競馬場と百年記念館を結ぶ夏季限定の馬車運行はじめて3年目。とかちむらの全面的支援を受けて本年度も、夏休み期間である7月27日から8月24日までの毎週土曜日、計5回、リッキー・ミルキーによる馬車の運行を行います。
 13時半に百年記念館前を出発して競馬場へ。帰りの便は16時・競馬場発となりますが、往復共に、片道2キロ程度の道のりを30分ほどかけてポクリポクリと進む風情ある道行。帯広の夏の風物詩として定着しつつあるこの馬車。是非、一度はご乗車ください。

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今年も「ばんば馬車」を運行します

 一昨年から実施している帯広百年記念館と帯広競馬場間の馬車運行を今年も実施いたします。
 今年は競馬場前の観光施設「とかちむら」とタッグを組んでの実施。大まかな内容はほぼ例年と同じですが、今年は、とかちむらの村長さん達とも相談し、ちょっとしたサプライズも用意しました。
 百年記念館との約2キロの道のりを30分程かけて、のんびりと行く馬車の旅。車窓から見える帯広の街並みが、こんなにも長閑だとは……と、驚きの声を毎年、たくさんいただいています。
本州からお越しの皆様には、少数ですが予約枠もご用意していますので、ご来帯予定の方は、是非、当会にご相談ください。
 なお、馬車をひいてくれるリッキー・ミルキーの負担を考え、定員は20名とさせていただいています。満員の際は、何卒、ご理解の上、ご容赦くださいますよう、お願いいたします。

6月30日 ばんえいサポートカード全日協賛

 当会理事が中心となって設立した「ばんえい十勝サポート推進会議」では、2009年10月の設立以来、ばんえい応援のアイテムとして「ばんえい十勝サポートメンバーズポイントカード」(以下、サポートカード)を販売。有志や全国の皆様に愛用していただいて来ましたが、その売上金で30万円を寄付、加えてメインレースを除く全日レース協賛を6月30日に実施しました。
 協賛レース実施当日の30日には、寄付に対して帯広市の米沢市長から、サポート推進会議の佐々木啓文議長(当会理事)に感謝状が贈られました。
 その後、カード導入各店による協賛レースが次々と実施されましたが、トリを務めたのは当会。「とかち馬文化を支える会杯」と銘打った最終レースの後には、優勝した西将太騎手に協賛金2万円をお渡ししました。

帯広市の米沢市長よりサポート推進協議会の佐々木議長に感謝状が贈られた
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協賛レース「とかち馬文化を支える会杯」は西将太騎手が制しました
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5月21日 啓西小学校・総合学習協力

 帯広競馬場に一番近い帯広市立啓西小学校。調教師や騎手、厩務員の子弟も多く通う小学校だけに、毎年、馬の出前授業などを行い、当会とも関わりの深い学校ですが、昨年からは、馬の学習だけではなく競馬場内に畑を作るなど「ばんえい競馬」を多角的に活用した総合学習に取り組んでいます。今年も5月はじめから、ばんえい振興室の協力を得て、先生方と当会で畑作業の準備を進め、21日には同校3年生全員が競馬場に来て、種まきをしました。
 まずは、競馬場内の整備などを行っている山路工業から寄付された堆肥をたっぷりと畑に入れ、次は、いよいよ播種。3年生79名が、じゃがいもの種イモや、大豆、ヒマワリの種を手に、畑に整列。慣れない手つきでしたが、用意された種イモと種をきちんと植え付け、「じゃがいもできるかなぁ」「枝豆、早く食べたいなぁ」と早くも収穫に思いを馳せていました。 
順調にいけば、7月下旬には競馬場スタンドから子供たちの植えたヒマワリが見えるはず。会員各位も温かく見守っていただければ幸いです。

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子供たちが作業する奥の調教コースでは、新馬の調教が行われていました。
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