当会の理事長・三宅陽一は、長年、岩手大学に勤務していましたが、その際に撮影した岩手の馬に関する風景写真などを、今回、帯広競馬場内の当会掲示板に展示しました。
展示点数は少ないのですが、かつて名馬の産地として名を馳せた盛岡の馬文化の香りを少しでも感じていただければ、と思います。

カテゴリー: 馬の話
ブラックパール追悼展終了
ご好評いただきましたブラックパール追悼展は5月26日に終了いたしました。
期間中多くの方々にブラックパール号の写真を始め、彼女が実際に使用した蹄鉄や頭絡などの展示品をお楽しみいただきました。ご観覧いただいた皆々様と、中島厩舎関係者各位などご協力いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
2月27日 帯広市立森の里小学校で出前授業
昨年度は出前授業が実施できなかった森の里小学校。ということで、2年ぶりの訪問となりましたが、今年も4年生51名が元気に出迎えてくれました。社会科の授業として「北海道と馬の歴史 ~馬と共に歩んだ開拓からの歴史~」の授業を1時間。昭和30年から40年までの僅か10年間で北海道の馬が20分の1まで減ってしまったことなどを知ると、児童たちは「何で、そんなに減っちゃったんだ?」と口々に疑問を。この疑問を糸口に、馬を切り口とした北海道開拓や機械化など、身近な歴史について子供たちと一緒に検証してみました。
頭で歴史を考えた後は、馬とのふれあいで歴史を体感。馬ソリに乗って、昭和40年以前の人々の生活や実感したり、馬にまたがってその力強さを感じたり、と、教科書からでは学び取れない郷土の歴史を体で知ってもらえたものと思います。
馬学セミナーでイタリア重ばん馬協会事務局長が講演
本年度第2回の馬学セミナーは、イタリア重ばん馬協会ジュゼッペ・ピゴッツィさんをお招きして、2月4日、帯広市の「とかちプラザ」で、「イタリア重ばん馬の現況とこれから」と題して講演をいただきました。
重種馬を巡る生産や活動は、フランスやドイツなどが日本では多く紹介されていますが、イタリアでも、この種の馬の愛好家などによる活動が活発に行われています。今回、来日されたジュゼッペ・ピゴッツィさんが事務局長を務められるイタリア重ばん馬協会では、肉用として活用されてきた歴史を尊重しつつも、更に、「乗馬」や「馬車競技」など重ばん馬をパートナーとした多角的な活用を模索。それらの現状や意義などについて、お話しいただきました。重ばん馬が実際に活躍している写真など多くのスライドを用いた講演は、ピゴッツィさんの明るいキャラクターと相まって参加者の方々に大好評。本邦ではあまり知られていないイタリアでの重ばん馬の歴史や活用方法、その他について多くを知ることが出来た内容の濃いセミナーとなりました。
「肉用」と「パートナーとしての活用」という2本立てで重種馬を活用している、という点でイタリアと十勝は似ており、「若い世代に馬の魅力を伝えましょう」「馬がいれば、人は自然に集まります」というジュゼッペさんの言葉に当会活動の背中を押していただいたような気がしました。
今回は、日本馬事協会の協力を得て、このような国際的な視野のセミナーを開催できましたが、今後も機会があれば、こうしたセミナーの開催にも積極的に取り組んでいきたいと考えていますので、ご期待ください。









