2025年6月1日~3日 馬車・馬耕・馬搬勉強会開催

馬耕技術伝承プロジェクトを始めたのは既にひと昔も前のことになりましたが、第一段階の「指導者育成」、第二段階の「馬耕啓発イベント開催」と活動は続き、現在は、これらと併せて、自分で実際に馬耕をやりたい人々を対象とした「馬耕技術の継承」という最終段階に入りつつあります。

とは言え、蛭川さんや西埜さんを始めとする指導者の人たちも「まだまだ技術を磨かなくっちゃ」と向上心満々。という訳で、今回も、指導者、参加者、全ての人が馬車・馬耕・馬搬といった「馬による牽引」の技術を高め合い、研究する勉強会しなりました。

会場のノースポールステイブルには、ばん馬は勿論、どさんこやポニーなど、愛馬と共に参加する人もいて、馬達を観ているだけで、なかなか賑やか。それぞれに合った馬具を装着するところから研修は始まり、1日目は馬車、2日目は馬耕、3日目は馬搬、と、3日間に渡って、びっしりと、しかし、皆さん楽しみながら、馬たちと牽引作業を学んでいました。

12月22日(日) ばん馬教室

近年、当会会員さんにも小学生以下のチビッ子が増えて来ました。喜ばしいことですが、そうしたお子さんを対象に、この日、小さな小さな「ばん馬教室」を開催……とは言っても、あくまでもテストケースだったのですが、それでも、服部調教師のご厚意で、ばん馬に跨ったり、ポニーに乗ったり……。たっぷり馬を堪能した後は、事務所で旋丸専務理事に馬のことを質問したり、と、楽しい時間を過ごしてもらいました。

11月8日~10(金土日) 後継者育成講座「馬搬・馬耕・馬車講習」

本気で、馬車営業、馬搬作業などを生業としたい、というニーズが近年、高まりつつあるのを受け、当会でも「技術伝承」として行って来た馬耕支援を大きく変革。

今年からは後継者育成を目的とした実践勉強会も開催いたしました。

当会が指導者として養成して来た蛭川氏の他、実際に馬搬で生計を立てる鈴木氏、西埜氏を召喚し、3日間に渡って本格的な技術習得を目指しましたが、18名もの参加者が、参加費を負担し複数日数、就学し、また自馬を持ち込んだ参加者も多かったことからも、こうした技術の習得に熱心に取り組む人々が多いことを実感。馬搬、馬耕、馬車など、馬による牽引の技術・文化が途絶えつつある現状ですが、これらの流れを止めるだけではなく、参加した人馬が個々の技術を高め、更なる発展を感じさせられたのも、今講座の大きな収穫でした。

10月26日、27日 更別ポニーファームで福祉イベント共催

障がい者支援、子育て支援などの場面でも、ふれあい体験や馬車体験など馬を活用した取り組みが広がり、また、ニーズも急速に高まっています。そんな馬を使った福祉活動の一環として、今年度は、更別ポニーファームと協力し、事業を展開しました。10月26日には、放課後デイサービスを利用している障がい児童から、また27日は更別町子育て支援対象者から参加希望者を募り、ポニーとのふれあいや馬車、ひき馬などを楽しんでもらいました。

様々な事業に取り組む中、人手も馬も当会だけでは不足しがちなだけに、今後は、こうした他団体などとの協力体制も強化し、更に活動の輪を広げていきたいと考えています。

10月19日 全道祭典ばんば1才馬決勝大会協賛

北海道内の市町村ばんば大会で優秀な成績を収めている1才馬たちが参加する「全道祭典ばんば1才馬決勝大会」に、本年度も当会から協賛金を提供いたしました。

平成6年には年間8000頭を超える重種馬が生産されていましたが、現在、その生産頭数は1000頭を割り込むまでに衰退。ばんえい競馬も生産面から崩壊する可能性が高くなってきています。こうした現状を鑑みて、当会としても創設時以来、生産者支援を続けていますが、同大会協賛もそのひとつ。今回の大会では、ホクセイタケコ号が優勝しましたが、本馬は2022年の黒ユリ賞優勝馬ピュアリーナナセの半妹。こうした優秀な血統を持つ馬が生産され続けるためにも、益々、生産者支援の重要性が見直されるべきと考えています。

優勝馬ホクセイタケコ(足寄町生産)