啓西小学校の競馬場農園でも作物が実り、この日、収穫作業が行われましたが、今年は、収穫後の「秋起こし」を馬で行いました。
これは、昨年度から準備を進めて来た当会の「馬耕技術伝承プロジェクト」の一環として実施したものですが、夏場の馬耕指導者養成実習で技術を磨いた蛭川徹氏が、愛馬「桃姫豪」で馬耕実演に臨んでくださいました。
同プロジェクト第1回目の「馬耕実演」となって今回は、安全面を考慮して、蛭川さんの奥様が桃姫の口取りをしてくださいましたが、そんな心配をよそに、桃姫は蛭川夫妻の合図に従って堂々と馬耕をこなし、啓西小学校3年生80名に、かつての馬耕の姿を、しっかりと披露してくれました。
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8月9日 愛馬感謝の集い開催
日頃、我々のために力いっぱい走り続けてくれる馬たちに感謝をこめて、本年度も愛馬感謝の集いを開催いたしました。当日は、当会会員の皆様を始め、調教師、騎手、厩務員、装蹄所勤務の皆様、ばんえい振興室、馬主協会、北海道有線放送、極東警備、ティワイネットなど、帯広競馬場に関わる多くの方々にご参加いただき、5年目を迎えたこの事業も競馬場行事として定着したことを実感いたしました。
ご参加いただいた皆々様、また、ご協力いただいた皆々様に、心より感謝申し上げます。
馬主や調教師の有志の皆さんのお力で、見事に飾り付けられた馬頭観音堂。
開催場所は馬頭観音堂ではありますが、同集いは無宗教。ですので、十勝馬唄、江差馬子唄など、馬たち所縁の唄をBGMに、参加した皆さんは各自、思い思いのスタイルでお参りをしてくださいました。
馬車運行、無事終了
7月23,24日 十勝総合畜産共進会に賞品提供
鹿追競ばん馬に続く生産者支援事業として第46回十勝総合畜産共進会に賞品を提供いたしました。
十勝全域の優秀馬が集った同共進会では「雄1歳」「雌1歳」「雌・未経産」の3部門にわかれて審査が行われましたが、それぞれの最優秀馬には当会から、賞品として「ばん馬グッズ詰め合わせ」をお贈りいたしました。
今年の同共進会には、ニシキダイジン、スーパークリントンなど、新生ばんえい発足以降に活躍した馬たちの産駒や、ばんえい史上初の白毛ハクバビューティーの産駒など話題性に富んだ馬たちが集まり、詰めかけた関係者やファンを楽しませていました。