帯広競馬場最大の祭典=ばん馬まつりが、今年も10月10日、11日の両日に開催されました。
当会も、例年通り3事業を展開し、協力。
まず、開催と同時に当会がオープンしたのは「ばん馬デコレーションライト作り」ブース。毎年、当会では、子供たちを対象に、ばん馬をテーマとした工作に挑戦してもらっていますが、今年は、LEDライトとガラス細工の馬を組み合わせて作る「デコレーションライト作り」を提供。可愛いガラス細工を、更に可愛くデコレーションできるとあって、オープンと同時に千客万来。両日ともブース内は常に超満員で、スタッフも嬉しい悲鳴を上げていました。
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10月10日~12日「ばんえい十勝フェア in 東京競馬場」開催
首都圏の競馬ファンに、ばんえい競馬の魅力を紹介しようと毎年、東京競馬場で行っている当イベントも今年で3年目。という訳で、物産展などでも多くの方々に楽しんでいただけるよう、スタッフが商品を吟味、厳選するなど、例年にも増して力を入れて取り組みました。
イベント初日には交通事故の影響でレース発送時刻が大幅に変更。その後も天候不順など、開催の環境には厳しいものがありましたが、それでも予想以上の反響の中で、3日間の全てのプログラムを無事、終了することが出来ました。これも、JRAや中央競馬ピーアールセンター、首都圏の当会会員の皆々様、そして、開催中に当イベントに参加いただたいファンの皆様のお蔭と、心より感謝申し上げます。
☆ばんえいトークショー(10日 昼休み)
発送時刻変更のため場所をセンターコートに移しての実施となりましたが、観客の皆様には、矢野吉彦アナウンサー、キャスターの目黒貴子さん、荘司典子さんによる軽妙なトークで、ばんえい競馬の魅力をたっぷりご堪能いただきました。
☆ばんえいグッズ販売・十勝物産展(10日~12日)
正門横の特設テントで行った、ばんえいグッズと十勝物産展では、当会オリジナルのばんえいグッズと共に、豚丼のタレや十勝銘菓などスタッフが厳選した十勝の絶品を販売。好評を得ました。
☆ばんえい十勝PRブース
物販ブースの隣、最も正門から見えやすい位置には、今年もPRブースを設置。ばんえい競馬のレースシーンや、ルーツを紹介するDVDを放映するなど、ばんえい競馬の広報を行いました。また、競馬評論家で、当会顧問の斎藤修氏や矢野吉彦アナウンサーも駆けつけ、来場者に、ばんえい競馬の魅力をPRしてくださいました。
9月19日 「馬搬」講演開催
本年度の馬文化祭り「ワーキングホースフェスティバル」前半の目玉企画として、馬搬について写真家・村上昭浩氏にご講演いただきました。
馬による木材などの運搬を指す「馬搬」。機械化の波に翻弄され、今や、その姿を見ることはほとんどありませんが、岩手では、この昔ながらの運搬の継承に務める人々がいます。そんな馬搬に取り組む人々の姿を、4年以上も撮影し続ける村上氏から、38葉に及ぶ氏の写真を上映しながらご紹介いただきました。
村上氏のご講演では、馬搬に使われる馬具の紹介などの概要から、馬搬を続け、継承する人々の暮らし、馬による間伐材の運び出しが山々を傷めないエコな運搬方法であるなどなど、馬搬をめぐる状況を多角的に紹介いただきましたが、続いて行われた質疑応答では主催者の予想をはるかに超える専門的な質問が数多く飛び出す活気あふれるものとなり、馬搬について多く人々が関心を持っておられることを実感しました。
講演会で紹介された写真を含めた村上氏の作品は、10月26日まで帯広競馬場内ばん馬ギャラリーに展示されています(火曜日休館)。是非、そちらにも足をお運びいただき、馬搬をご堪能ください。
9月16日 啓西小学校・写生会
帯広競馬場に一番近い小学校=啓西小学校恒例の4年生の写生会に行ってきました。今回は、鈴木調教師とミルキーが同校へ。村上騎手や、ばんえい振興室の職員の方もお手伝いに来てくださって、賑やかな写生会となりました。
白い馬を描くのは難しい、という児童たちに、この日、配られたのは色付きの画用紙。「これなら、白い色が塗れるね」と子供たちは笑顔で色付きが用紙に向かいましたが、大きなミルキーを画用紙に描くのには、やっぱり悪戦苦闘。それでも、「目が可愛い!」「馬にもマツ毛があるんだね」などと、楽しそうにスケッチに励んでいました。
強い日差しの中、1時間半もおとなしくモデルを務めてくれたミルキー、調教を繰り上げて駆けつけてくださった鈴木調教師と村上騎手、そして、休日にも関わらずお手伝いに来て下さった振興室・面谷さんに、心より御礼申し上げます。
9月9日(水)芽室みなみ児童館で馬のふれあい体験
帯広市の西隣・芽室町にある「みなみ児童館」で、ふれあい体験事業を実施しました。
昨年度は、同町の西子どもセンターで学童保育の小学生を対象に同事業を行いましたが、今年は、みなみ児童館の子供たちが、馬とのふれあいを楽しみました。
当初、ふれあい体験は2日に予定していましたが、豪雨のため中止。馬を待ちわびていた子供たちがガッカリしているとの連絡を受け、服部調教師のご厚意で、急遽、この日に実施することが出来ました。
幸い、この日は天候にも恵まれ、学校から児童館に来た子供たちは、馬の到着を首を長くして待っていましたが、馬運車が到着した時点から大興奮。キングのひく馬車に乗っては歓声をあげ、キングにまたがって、また歓声。そして、最後にニンジンをあげて大満足。夕暮れが迫るころまで、馬とのふれあいを満喫していました。
サッカーゴールや遊具など色々な障害物があっても、服部調教師の手綱さばきに従って堂々と馬車をひくキング
最初は大きな馬に、少しひるんでいた子供たちも、服部先生や服部先生の奥様に優しく手を取ってもらってキングの口元にニンジンを。ニンジンをあげた後は、どの子も満面の笑みをうかべていました。