JRAジョッキーDAY

年に1度のお楽しみ「JRAジョッキーDAY」が、今年も帯広競馬場で開催されました。
「同じ『馬でメシを喰う仲間』として、ばんえいを応援したい」というJRAの騎手さんが、ノーギャラで来てくださる、このイベントも今年で3回目。
すっかり帯広競馬場の夏の風物詩となりましたが、今年は、当会からJRA騎手さんたち9名全員に、当会オリジナルグッズ「輓馬魂」帽子をプレゼント。
「これを被って、ばんえい宣伝して下さい」とJRA騎手さんにお願いすると……

早速、岩田騎手が「輓馬魂」の帽子を着用!
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松岡騎手も「了解しました」とメッシュ(白)の「輓馬魂」帽子を被り、「これを被ったら、馬券当たるかも」と気合を入れて、ばんえい観戦されていました。

因みに、三浦皇成騎手も、この白い輓馬魂キャップがお気に入り。先輩に先を越されて、「これ、まだありますか?」とリクエストするほどでした。

JRAのジョッキー各位が応援してくれる、ばんえい競馬。我々も、彼らに負けないよう、ばんえいサポートをしなければ、と改めて心に誓った1日でした。
                                 (旋丸)

会報6号を発行しました。

とかち馬文化を支える会の会報6号が発行されました。
23日、古林理事の研究室に会員さんが集まりコツコツと作業。会員の方には24日にお送りしましたので、27日頃にはお手元に届くかと思います。
8月になっても届かない!という方がいらっしゃいましたら、事務局までご連絡下さい。
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                                  (斎藤)

未来の帯広競馬場デザイン・コンクール

 ばんえい競馬を強力にバックアップ、というお約束実現の第一弾として、下記のコンクールを実施いたします。
 皆様の力で生き残った「ばんえい競馬」。この競馬が、文化として、健全な娯楽として、そして、地域活性の必須アイテムとして、未来永劫、悠々堂々と自立するために、再び、皆様の力をお借りしたいと思います。
 単一のアイデアや思い付きではなく、帯広競馬場の未来と全体像を見据えた「具体的」かつ「詳細」な方策を募集いたします。
 あなたの「理想の競馬場」をデザインし、御応募下さい!
とかち馬文化を支える会専務理事 旋丸巴

 NPO法人とかち馬文化を支える会主催
「未来の帯広競馬場デザイン・コンクール」開催要綱
 ホームページはこちら

■主旨 存廃問題に揺れた「ばんえい競馬」。帯広市民のみならず、全国のファンの熱い支援を得て、存続を実現した「ばんえい競馬」ですが、今、また経営の危機と言う大きな試練を迎えつつあります。
 我々「NPO法人とかち馬文化を支える会」は、ばんえい競馬の舞台である帯広競馬場が大きく変わることによって、新たなる活路を見出すことが出来ると考えます。 斬新で自由な発想による建設的な「帯広競馬場の未来像」を皆様から募り、ファンや地域の人々、ひいては文化貢献のための有効な方策を提案したいと考えます。

■名称 未来の帯広競馬場デザイン・コンクール

■主催 NPO法人 とかち馬文化を支える会 
■後援(予定) 北海道新聞社/十勝毎日新聞社
■審査・発表会
[一次審査]平成21年8月1日 とかち馬文化を支える会事務局内
[発表会]日時/平成21年8月20日(木) 午後18時より
     会場/とかちプラザ 視聴覚室
      (帯広市西4条南13丁目1番地 TEL(代)0155-22-7890)
■審査員 学識経験者代表 消費者代表 農業関係者代表 他
■入賞 グランプリ 1点  3万円 準グランプリ 1点 1万円 佳作 3点 5000円
■募集テーマ「目指すべき帯広競馬場の姿をもとめて」

1 募集作品・応募資格
■募集作品
1)未来の帯広競馬場のあるべき姿を具体的かつ詳細に文、イラスト、図などで示したもの
2)実現可能であれば、資金の多寡は問わない
3)会場でのプレゼンテーションを前提として、万人に分かり易い形態であるもの
■応募資格 個人、グループまたは法人

2 出品申し込み
■出品申し込み
7月31日(金)【当日消印有効】までに、応募書類に出品登録料(100円切手10枚でも可)を添えて申し込んでください。
書類の先頭ページには、事務局にある応募用紙(ホームページからもダウンロード可)を添付するか、同内容(代表者の住所、氏名、年齢、電話番号(最も連絡の取りやすい番号)、競馬歴)を明記してください。
■出品登録料
一種につき1,000円とする。(この登録料は、事務連絡の通信費に充てられます)
■事務局
NPO法人とかち馬文化を支える会
〒080-0021 北海道帯広市西11条南16丁目1-6
TEL(0155)67-6890 FAX(0155)67-6891
http://umabunka.com/

専務理事就任の御挨拶に代えて

ばんえい無くして馬文化無し、馬文化無くしてばんえい無し
 ~専務理事就任の御挨拶に代えて~
                          専務理事 旋丸巴

 ばんえい競馬廃止の危機から二年半。市民運動にまで輪を広げた「ばんえい存続運動」のお陰で九死に一生を得たばんえい競馬ですが、新生ばんえい三年目にして、今、再び、経営難の大波が、この競馬に押し寄せてきています。
 ばんえい応援を主眼として創設された本会も、第一期2年の活動を終えて一段落……と安閑していられる状況ではなく、更なる「ばんえい応援」に向けて、一層のパワーアップ、一層の活動強化を求められる状況となってまいりました。
 しかし、ピンチの時こそが最大のチャンス。
 存廃問題を機に、ばんえい競馬が全国に注目されたように、再び訪れたこの危機こそが、ばんえい再生への本当のチャンスだと、私は確信します。
 ばんえい競馬のあるべき姿を、皆さんと共に、しっかりと考え、その理想に向かって邁進すれば、ばんえい競馬は、かつての活況を取り戻すのみならず、世界に誇れる馬文化として更なる成長を遂げるでしょう。
 「ばんえい競馬と言っても、所詮はギャンブルじゃないか」という批判を投げかけられることもしばしばですが、ばんえい競馬は北海道の歴史を今に伝える文化財産であり、馬と人が共に生きる場でもあります。十勝に息づく馬文化は、ばんえい競馬だけではありませんが、競馬場というスタジアムを基地として、十勝の、或いは北海道の馬文化を全国に、いや、全世界に発信すれば、ばんえい競馬は勿論、馬と人が紡ぐ総ての馬文化の強力な応援団になれる。即ち、ばんえいがあればこそ、馬文化はますますの発展を遂げられると、再び確信します。
 こうした理念を踏まえて、5月17日の当会総会では、更に、馬文化、ばんえい競馬に理解ある新役員を迎え、新体制で馬文化支援を推し進めることが満場一致で採択されました。私しく旋丸も、専務理事という余りにも重い責務を課せられて、内心、冷汗を拭っているところではございますが、しかし、馬が好き、という一点においては人後に落ちない、と自負しております。馬一色、馬のお陰で生きて来た人間として、今こそ馬に恩返し、この素晴しいパートナー達との文化を伝えるために微力ながら奮闘して行きたいと決意いたしておりますので、何卒、宜しくご支援、応援のほど、お願い申し上げます。
 
 十勝の、北海道の、全国の馬達よ、君達の素晴しさを皆さんに知ってもらうために頑張るからね!

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