マスターズカップ!写真その2

大変遅くなりましたが、8月16日に行われたばんえい十勝マスターズカップの写真その2、レース編です。
レース結果・動画へのリンクはこちらから

先頭を行ったのはハマナカキングの服部騎手。
第2障害は2番手につけていた、中島騎手のアカネオーカンが行く!騎手に一番時間的に近い中島騎手が攻めます。
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しかし先頭はキングファラオ久田騎手。
最初に障害を降りて独走です。強い強い。そのまま勝利をあげました!
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2着は服部騎手のハマナカキング。正面で先生の顔がほとんど見えずにごめんなさい…(>_<)
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3着、皆川騎手オレワスゴイ。
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4着、田上騎手イーグル。
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5着、金田騎手フレイムスワロー。
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6着、中島騎手アカネオーカン。
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7着、岩本利騎手ハヤテショウリキ。ああ、岩本先生だけレース写真が撮れなかった(>_<)
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8着、西康幸騎手ギンガオーザン。
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9着、金山騎手ビッグファイヤー。前日、乗りこなすのが難しい馬だとおっしゃられていました。
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10着、カネサリュウ三浦騎手。
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正面からレース写真を撮る場合、競走に支障がないようにとカメラマンは横に動いてはいけないのですが、このレースはエキシビジョンだったからよかったのかな…でも真剣勝負だし。
みんなのレース写真を残してあげたかったのですが、残念。また機会を作って撮りたいです。
                                    (斎藤)

未来の帯広競馬場デザイン・コンクール審査結果報告

大変遅くなりましたが、8月20日に開催いたしました『未来の帯広競馬場デザイン・コンクール』の審査についての報告をまとめましたので、皆様にご報告申し上げます。

なお、この報告と、他作品についての集計、および市民賞の集計結果は、来る9月4日、帯広市市長とばんえい振興室長に提出いたします。
市民からの意見が、ばんえい競馬の新時代誕生の基盤となることを祈りつつ、理事長と私・旋丸が丁重に手渡す予定です。

『未来の帯広競馬場デザイン・コンクール』審査会での意見の要約

[総体として]
いずれも良く練られた作品であり、順位を決めるのは難しい作業であった。作品を大きく分けると、「観光重視型」、「農業と食育重視型」、「商業施設重視型」に大別することができるだろう。また、テーマとして与えた「未来」という言葉のとらえ方から「近い未来=現状改善型」と「かなり先を見据えた未来=理想追求型」に分けることもできる。これらの考え方の違いや価値観が、審査員の意見が分かれた原因であったと思われる。

[選考の方法]
グランプリと準グランプリの選考について、当初、「経済効果」、「市民の集まる可能性」、「十勝らしさ」、「環境に優しいか(エコ)」、「観光的価値」、「実現可能性」、「予算的問題」などの視点で個別評価(採点)し、それを合計した総合点で決めることも考えた。しかし、もっとざっくりした総合評価一本で決める方がむしろ公平であろうとの考えに至り、グランプリと準グランプリの順に議論を交えながら決定することとなった。ただし、最終的にはグランプリと準グランプリの優劣差は小さく、順位をつける作業は極めて難航した。

[各作品について]
【グランプリ】「未来のばんえい・帯広競馬場構想」帯広畜産大学ばんえい研究会について
この作品は、「観光重視型」「現状改善型」に分類されるだろう。特に観光拠点構想、物産展、屋台村、バリアフリー、照明設備、宿泊施設、シャトルバス運行などは、学生さんが足繁く競馬場に通った中で生まれた発想であろう。また、馬車の運行や堆肥販売、騎手・調教師との交流会など、ばんえい競馬の魅力を伝える方策はいずれも具体性があり、近未来の構想として実現可能な具体的提案が数多く含まれており、その点が高く評価された。
特に、空港からの直通バスや宿泊施設については実現を強く望む声があった。

【準グランプリ】「未来の帯広競馬場」十勝馬事振興会・青年部について
「農業と食育重視型」、「理想追求型」に分類されるだろう。十勝の基幹産業である農業を全面に打ち出し、競馬場に教育委員会とも連携した「教育ファーム」の機能をもたせる構想は注目に値する。
また、帯広競馬場が十勝馬匹組合から現在の十勝農協連へ引き継がれた歴史的経緯をみても、農業と馬(ばんえい競馬)の組み合わせは、十勝らしさを最大限に生かしたものであり、十勝の住民からも広く支持される構想ではないかと考えられる(市民賞の受賞)。
 さらに、物産展やミニ動物園、公園、イベント誘致などの具体策は実現可能性の高い提案であろう。

【佳作3点】
(1) 「最強の集客施設」河口晋一氏について
「商業施設重視型」に分類される河口氏の作品については、経済性(競馬場の賃貸料を賄う点)と集客性で高い評価を得た。しかし、商業施設に重点が置かれており、それらがばんえい競馬と分離する可能性や、十勝らしさやばんえい競馬の魅力を発信する上での弱点を指摘する意見も出され、最終的に評価が分かれた。
(2) 「とかちの真ん中・帯広競馬場」上田ヨセフ氏について
「農業と食育重視型」に分類されるだろう。畑の運営や馬耕を前面に打ち出した作品であり、十勝の歴史をつたえるコンセプトは貴重な意見である。その他、温泉施設や馬とのふれ合いコーナーやスポーツジム、ファミレスなど複合施設的要素のほか、競馬場周囲に夏はジョギング、冬は歩くスキーのコースを設けるなど、市民と密着した競馬場の姿が描かれている点も好感が持たれた。しかし、もう一歩踏み込んだ具体的デザインの提案を望む声が聞かれた。
(3) 「命を担う本拠地確立化プロジェクト~Food Life ばんえい~」夢希摑について
典型的な「農業と食育重視型」、「理想追求型」に分類されるこの作品は、農業青年グループならではの発想であろう。特に「食育重視」の視点に若者の感性がうかがわれた。十勝の強みである「農業」と十勝の歴史の中で活躍した「馬」を組み合わせるコンセプトは、グランプリ作品や上田さんの作品にもみられるもので、未来の帯広競馬場の姿を考える上で、重要なキーワードになるであろう。
また、箱物に偏りがちな発想とは一線を画したこの作品は、低コストでの実現可能性という点でも高く評価された。しかし、具体的な馬の活用または競馬場の特徴を生かすという点で明確なデザインが示されておらず、僅差で入賞を逃した。

[まとめ]
 今回のコンクールで感じられたことは、未来の競馬場をどのようにするかというコンセプトの作成は、市民を巻き込んだ議論を経て、遂行して欲しいということである。3年前のばんえい競馬存廃問題で、帯広市一市で開催することになった背景には「全員参加型」のキーワードがあったことを忘れてはいけない。未来の競馬場を語るとき「観光重視型」、「農業と食育重視型」、「商業施設重視型」のいずれにするかという大きなコンセプト作りは、経済性を重視しすぎることなく(企業提案重視ではなく)、是非、市民を巻き込んだ議論に発展させていただきたい。そして、5年後、10年後、そして50年後に評価される未来図(理想追求型)を描いて欲しい。

未来の帯広競馬場デザイン・コンクール 結果について

発表が遅くなりましたが、8月20日、とかちプラザにて当会主催「未来の帯広競馬場デザイン・コンクール」が行われました。
結果、
グランプリ
 未来のばんえい・帯広競馬場構想 帯広畜産大学版英研究会・大江史晃
準グランプリおよび市民賞
 未来の帯広競馬場 十勝馬事振興会青年部会・宝田 浩二

作品が素晴らしい作品ばかりで、20分の審査では決められず伯仲した議論が続けられました。
ちなみに、このたび20件のご応募をいただきました。ありがとうございました。

詳しくは後日こちらのブログでご紹介いたします。少々お待ち下さい。

(追記)
古林理事が「ばんえい競馬情報局」にて記事を書かれていますのでご覧下さい。http://blog.oddspark.com/baneiinfo/2009/08/55_2.html
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マスターズカップ!写真その1

8月16日は当会の主催により、ばんえい十勝マスターズカップが行われました。
皆さん、勝負服姿まだまだいけますよ!
写真をどんどん載せていきますね。

金田調教師。このあと、お子さんと写真を撮られていました。お父さんかっこいいよ!
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颯爽と現れた服部調教師!
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藤野騎手が飛んできて「すいません、サインくださーい」
周りみんな爆笑。どこにその色紙とペンあったんだ!
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岩本利調教師。
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中島調教師。一番新しいこともあり、着こなしている感じがします。
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三浦調教師。三浦先生だけ勝負服がなくて、工藤騎手の勝負服です。
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金山調教師。ミスターばんえい、かっこいい!
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久田調教師と西調教師がやってきました。笑いをこらえながら横目で見ている山本騎手…
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カメラを向けると「恥ずかしい~」と。
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田上調教師。普段から渋くて素敵ですが、勝負服姿も素敵ですよ!
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金山vs久田。
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皆川調教師が元気良くやってきました!
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さ、挨拶に出発です。
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紹介前には写真を撮ろうと思ったら、照れて逃げ回っていた西調教師。
暖かい声援がかかっていました。
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記念撮影。皆さん、ズボンがぴちぴちなので、しゃがむにも一苦労(笑)。
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嬉し楽しグランプリ前夜祭

真夏の夜の競演「ばんえいグランプリ」を盛り上げようと企画した「ばんえいグランプリ前夜祭」を8月15日、帯広競馬場にて行いました。
 ばんえい記念前夜祭とは違い、焼き肉を食べながらの有料イベント。ということで、参加者は19名と、ちょっと少なめ。こんな人数で盛り上がるのかしら、と一抹の不安を抱きましたが……全くの杞憂。
 コースが目前に広がる絶好のビューポイントに陣取って、まずはビールで乾杯。口を潤したところで、競馬評論家・斎藤修さん(当会顧問)、古林英一・北海学園大学教授(当会理事)、それに不肖・旋丸を加えた3人でグランプリ予想会。古林先生の軽妙なトーク、斎藤さんの精緻な分析、旋丸のどうでも良い話に、参加者全員、笑ったり、うなずいたり、野次を飛ばしたり……。
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 そんな予想会の後に満を持して登場されたのがミスターばんえい・金山明彦調教師。ばんえい記念前夜祭にも登場いただいた金山先生ですが、今回は、伝説のミスターを19人で独占。グランプリのみならず、ミスター自身も騎乗されるマスターズカップについて、存分にお話をお聞きすることが出来ました。
 そして! 普通のレースでは絶対に出来ない「調教師の予想」も、エキシビションレースであるマスターズについてはOK。ということで、調教師さんが、レース予想の印を打つ、という世にも珍しい光景が展開されました。
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リッキーも予想
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 そんな楽しい嬉しい前夜祭も、アッという間に終盤に突入し、いよいよ最後は、お楽しみ抽選会……ですが、何しろ参加者が少ないので、選り取りみどり。
 厩舎関係者のご協力で用意されたフクイズミの額入り写真や、有名種牡馬の大型写真、それにグランプリ参加騎手のサイン入りグッズ。その中から、参加者全員が、好きな馬の、好きな騎手のグッズを難なくゲット。大満足の笑みが並びました。
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 このように楽しい前夜祭になったのも、参加して下さった会員各位、準備に奔走してくださった役員各位、そして、ご協力いただいた厩舎関係者各位のお陰と、心より御礼申し上げます。
 今回ご参加いただいた皆さんは勿論、今回参加できなかった会員諸氏も、9月17日の騎手交流会でお会いしましょう!
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ビール・ワイン飲み放題でした♪