第50回鹿追町競ばん馬競技大会

 今年で50回目を迎えた鹿追の草ばん馬が、7月10日(日)、鹿追町瓜幕のライディングパークで開催されました。
 大型馬による「ばん馬レース」だけでなく、小型馬の「ポニーばん馬」、平地競馬と同じ「駈歩競走」、トロットでの「騎乗速歩」、二輪馬車の「繋駕レース」など、多種多様なレースが繰り広げられるこの大会だけに、今年も多くの観客が朝早くから会場に詰め掛けていました。

 当会も、優勝賞品を提供したり、PRブースを設けて「ばんえいグッズ」を販売したり、と大会運営に微力ながら貢献。
 今年は話題の馬ゴールデンバージが同大会に出走したので、同馬が実際に使用した蹄鉄を持参し、皆さんにゴールデンバージを身近に感じてもらったりもしました。

 早朝は雨、午後からは炎天、と、不安定な天候にも関らず、会場は満員の大盛況。力走する馬に観客は大きな拍手を送ったり、出店で買い物を楽しんだり、と、なごやかな草競馬の一日でした。

話題の馬ゴールデンバージも登場。(右から2番目)

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こんな小さなポニーも参戦
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今では滅多に見られなくなった繋駕レース
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優勝馬に当会特製グッズを副賞として贈呈
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競馬場周辺清掃

 毎年、厩舎関係者が行なっている帯広競馬場周辺の清掃活動に、本年度も微力ながら当会も協力させていただきました。
 西邑調教師の指導で行なわれる清掃活動ですが、本年度は、競馬場西側に隣接する西町公園でのゴミ拾いや落ち葉掃除などを実施。各厩舎の調教師、厩務員、それに騎手の方々も参加する大々的な清掃。当会からは、本年度から役員となった氏家監事や事務所スタッフが参加し、広い公園に落ちた大量の枯れ葉と格闘。
 こうして集めたゴミは、経トラックに山盛り3杯にもなりました。
 なお、清掃終了後には、当会から参加者への感謝の気持ちとして、ささやかながらペットボトル飲料を配布させていただきました。

清掃活動を行う当会役員とスタッフ(赤いジャンパー)
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落ち葉拾いに精を出す貝羽騎手(右)
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会員意見交換会・交流会のご案内

昨年度総会において会員各位からいただきました「会員相互の交流の場を」というご提案を受け、下記の要領で、当会会員対象の意見交換会を開催することと致しました。 
 競馬開催日、レース前の一時、ばんえい競馬や当会に対する忌憚のないご意見を賜りたいと思います。また、意見交換会の前には、馬頭観音の参拝などを含めた特別パックヤードツアー、夕方からは焼肉を囲んでの楽しい懇親会も設定いたしましたので、是非、ご参加の程、お願い申し上げます。 敬具

日時 平成23年7月17日(日曜日)
バックヤードツアー(馬頭観音参拝を含む)  13:00 ~
意見交換会(帯広競馬場内会議室)  13:30 ~ 14:20
懇親会(競馬場スタンド前) 18:00 ~ 19:30
 (懇親会は希望者のみ。懇親会のみの参加も可)
集合場所 帯広競馬場入場門前
懇親会費 3000円
定員 20名
申込受付 7月14日(金)までに、メールumabunka@spice.ocn.ne.jp、電話0155-676890、FAX0155-67-6891にてお申込みください。

※非会員の方でも、当日入会で参加いただけます。

新体制のご報告

 本年度は役員改選の年に当りましたので、5月15日に開催いたしました総会で以下のように役員を決定いたしました。
 既に、郵便にてお知らせいたしましたように、新理事長に三宅陽一が就任。その他にも、若干、役員が変更いたしましたが、新体制のもと、今まで以上に、ばんえい競馬の応援、馬文化の啓蒙普及などに邁進する所存ですので、会員各位におかれましても、益々のご支援、お願い申し上げます。

【顧問】
  岡田 定一 ばんえい十勝調教師会会長
  大友 俊雄 観光コンベンション協会会長
  大野清二 ばんえい競馬馬主協会会長
  斎藤 修 (有)サイツ代表取締役
  高橋 勝坦 帯広商工会議所会頭
  藤本 匠 ばんえい十勝騎手会会長
  松井 和實 写真愛好家

【理事長】
  三宅 陽一 繁殖サポート・サービス代表
【専務理事】
  旋丸 巴 作家
【理事】
  阿部 力 北海道文化放送
  柏村 文郎 帯広畜産大学教授
  小枝 佳代 (有)オフィスボイス代表取締役
  佐々木 啓文 十勝馬事振興会会長
  林 繁徳 ばんえい競走馬生産者
  古林 英一 北海学園大学教授
  村上 貴擁俊 ㈱グラ・スタイル代表取締役
  矢野 吉彦 フリーランスアナウンサー

【監事】
  氏家 恵子 ばんえい競馬ファン
  国枝 恭二 ㈱帯建工業代表取締役

第一回馬学セミナーのご報告

ご報告の順序が逆になってしまいましたが、 開幕イベントに先立ち、4月23日、帯広市のとかちプラザにて第一回馬学セミナーを開講いたしました。
講演内容は以下の通りですが、両公演ともに、北海道の歴史において、馬がどのような役割を担ったかというテーマであったため、馬愛好家のみならず、歴史愛好家の方々も来場され、講演に聴き入っておられました。

当セミナーは、当初3月12日に予定されていましたが、同月11日の東北大震災の影響で延期に。一カ月以上遅れての再開催となりましたが、講演の後には、熱く馬や歴史について語って下さる参加者が何名もいらっしゃるなど、熱い講演となりました。

【講演内容】
1.写真が語る十勝の馬文化(作家・旋丸巴)
2.馬匹改良30ヶ年計画と北海道馬産(北海道産業史研究家・寺島敏治)

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