8月9日 十勝学園訪問

 本年度、諸々の事情により「ばんえいキッズキャンプ」の実施が叶いませんでした。これに代わる事業と言えるか否かはわかりませんが、本年度の新しい教育的事業として、児童養護施設「十勝学園」への訪問を実施いたしました。十勝学園は、様々な理由から育児が困難となった両親に代わって子供たちを育てる施設。現在、同学園に50名を超す3歳から18歳までの子供たちが生活をしています。
 この時期、多くの子供たちが夏休みを利用して親元に帰るそうですが、一部の子供は親の事情で学園に残るとのこと。そんな子供たちに少しでも楽しい時間を提供すべく、この日は、服部調教師夫妻、今井調教師の奥様などとリッキー馬車で訪問。待ちわびた子供たち十数名は道路まで出てお出迎えしてくれました。
 他の学校訪問と同じくリッキーにまたがったり、ニンジンをあげたりして楽しんだ子供たちでしたが、最後はリッキー馬車に乗って学園周辺を一回り。服部先生の格別の配慮で、住宅街など、かなりの距離を馬車に乗って散策。「こんなに子供たちが喜ぶ顔を見るのは久しぶりだね」と施設の職員さんが驚くほどの子供たちのはしゃぎぶりでした。
 帰りには、小さな児童は勿論、高校生のお兄ちゃんたちも一斉に手を振って「また来てね」コール。夏休みの楽しい思い出がプレゼント出来たのではないかと、密かに自負した訪問となりました。

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7月28日 馬車運行

 今年度も帯広百年記念館・帯広競馬場の間での馬車運行を実施。初回7月28日から最終回8月25日まで、毎週土曜日・1往復、合計5回、帯広の風物詩として市民や観光客に喜んでもらえるよう、服部調教師の全面的協力を得て、リッキー馬車を運行いたしました。

7月24日 啓成小学校3年生、畑作業を楽しむ

 今年度、総合学習の一環として帯広競馬場の内馬場に畑を作り、作物を育てている啓西小学校3年生ですが、5月15日の種まきに続き、この日は、草取りなど畑作業を楽しみました。毎週、教頭先生や担任の先生方が手入れを続けてくださっていたお蔭で既に花が咲き始めたヒマワリや大きく茂った枝豆に子供たちは大喜び。他方、ジャガイモやニンジンは日照りで不作でしたが、それでも子供たちは元気に雑草抜きなどに汗を流していました。

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7月22日 大樹こども会競馬場案内

 昨年度から帯広競馬場には中学校の修学旅行生などが訪れるようになっていますが、今年は、更に小さな子供たちなどの団体が来場しています。これら団体の要望には基本的には、ばんえい振興室が対応していますが、教育や福祉に係る団体については、当会も、競馬場案内業務をお手伝いをすることといたしました。
 この日、競馬場を訪れたのも、小学校低学年から高校生までの子供たちと、そのご両親。ということで、振興室の石田氏と共に、当会スタッフが「馬の資料館」やバックヤードをご案内。リッキー馬車に乗ったり、装鞍場を見学したりと、様々な場面で、子供たちのみならず、ご両親たちからも歓声があがっていました。
 今後も、当会では振興室などの要請に応じて、出来る限り競馬場を訪れる教育団体などへの案内事業を実施して行きたいと考えています。

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鹿追町競ばん馬競技大会

 7月22日、鹿追町で行われた「鹿追町競ばん馬競技大会」に、例年同様、参加いたしました。当会が同競技会で実施したのは以下の3点。
 1.ばんえいPRブースの設置
 2.ばんえいグッズ販売
 3.優勝者への副賞の提供
 今年で第50回を数える同大会。東士幌での競馬が無くなった現在、十勝唯一の伝統的草競馬大会となりましたが、この大会を盛り上げるために、上記事業を実施。同会のブースからは、ばん馬レースは見えませんでしたが、トロッターによる速足レースや、軽種による駈歩レースなどを観戦しながら、楽しく、ばんえいPRや物品販売を行いました。

とかち馬文化を支える会のブース 
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天馬、空をゆくが如し。速足レース
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可愛いドサンコレースで勝ったのは仔馬
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