競馬場周辺清掃

 毎年、厩舎関係者が行なっている帯広競馬場周辺の清掃活動に、本年度も微力ながら当会も協力させていただきました。
 西邑調教師の指導で行なわれる清掃活動ですが、本年度は、競馬場西側に隣接する西町公園でのゴミ拾いや落ち葉掃除などを実施。各厩舎の調教師、厩務員、それに騎手の方々も参加する大々的な清掃。当会からは、本年度から役員となった氏家監事や事務所スタッフが参加し、広い公園に落ちた大量の枯れ葉と格闘。
 こうして集めたゴミは、経トラックに山盛り3杯にもなりました。
 なお、清掃終了後には、当会から参加者への感謝の気持ちとして、ささやかながらペットボトル飲料を配布させていただきました。

清掃活動を行う当会役員とスタッフ(赤いジャンパー)
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落ち葉拾いに精を出す貝羽騎手(右)
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新体制のご報告

 本年度は役員改選の年に当りましたので、5月15日に開催いたしました総会で以下のように役員を決定いたしました。
 既に、郵便にてお知らせいたしましたように、新理事長に三宅陽一が就任。その他にも、若干、役員が変更いたしましたが、新体制のもと、今まで以上に、ばんえい競馬の応援、馬文化の啓蒙普及などに邁進する所存ですので、会員各位におかれましても、益々のご支援、お願い申し上げます。

【顧問】
  岡田 定一 ばんえい十勝調教師会会長
  大友 俊雄 観光コンベンション協会会長
  大野清二 ばんえい競馬馬主協会会長
  斎藤 修 (有)サイツ代表取締役
  高橋 勝坦 帯広商工会議所会頭
  藤本 匠 ばんえい十勝騎手会会長
  松井 和實 写真愛好家

【理事長】
  三宅 陽一 繁殖サポート・サービス代表
【専務理事】
  旋丸 巴 作家
【理事】
  阿部 力 北海道文化放送
  柏村 文郎 帯広畜産大学教授
  小枝 佳代 (有)オフィスボイス代表取締役
  佐々木 啓文 十勝馬事振興会会長
  林 繁徳 ばんえい競走馬生産者
  古林 英一 北海学園大学教授
  村上 貴擁俊 ㈱グラ・スタイル代表取締役
  矢野 吉彦 フリーランスアナウンサー

【監事】
  氏家 恵子 ばんえい競馬ファン
  国枝 恭二 ㈱帯建工業代表取締役

第一回馬学セミナーのご報告

ご報告の順序が逆になってしまいましたが、 開幕イベントに先立ち、4月23日、帯広市のとかちプラザにて第一回馬学セミナーを開講いたしました。
講演内容は以下の通りですが、両公演ともに、北海道の歴史において、馬がどのような役割を担ったかというテーマであったため、馬愛好家のみならず、歴史愛好家の方々も来場され、講演に聴き入っておられました。

当セミナーは、当初3月12日に予定されていましたが、同月11日の東北大震災の影響で延期に。一カ月以上遅れての再開催となりましたが、講演の後には、熱く馬や歴史について語って下さる参加者が何名もいらっしゃるなど、熱い講演となりました。

【講演内容】
1.写真が語る十勝の馬文化(作家・旋丸巴)
2.馬匹改良30ヶ年計画と北海道馬産(北海道産業史研究家・寺島敏治)

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開幕を彩る「レディース・ポニーばんば」

開幕初の日曜日となった4月17日、ポニーばんば愛好家からの申し出を受けてレディース・ポニーばんばを実施いたしました。昨年のお盆にも実施した同レース、今年は「開幕に花を」ということで、この時期に行いました。
当日は、寒風吹きすさぶ生憎の天気でしたが、ポニー達は元気いっぱい。本コースの巨大な第2障害も元気に駆け上がり、観客の大きな拍手を浴びていました。

寒風の中、レースに参加して下さった女性陣と、ポニーを無償でご提供いただいた馬主の皆さん、そして、何より小さな体で力走してくれたポニー達に、心より感謝申し上げます。

小柄でも、第二障害を楽々と超えて……
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さすがは元騎手、見事な手綱さばきで佐藤希世子さん(タイガ号)が見事1着でゴール!
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現役騎手の意地(?)を見せて2着には竹ヶ原騎手(ハヤブサ号)が
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いつもながらの「男前」谷調教師(チョビ号)
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ちょっと小柄なアオノレクサス? (ハクリュウ号)と清水川由佳さん(厩務員、皆川調教師の次女)
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最後まで頑張ったサスケ号と長澤沙耶佳さん(厩務員、長澤幸太騎手の奥様)にも大きな拍手が巻き起こった
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ばんえい記念前夜の集い報告

遅れ馳せながら、ご報告です。
 3月26日(土)、最終レース終了後に「ばんえい記念前夜の集い」を開催いたしました。
 今年は、東北関東大震災の影響を鑑みて、チャリティー・イベントとして実施。毎年の「お楽しみ抽選会」に代えて、チャリティー・オークションを行い、収益金の全額を被災地への支援金に宛てました。
 さて、そんな訳で、例年より、ちょっと堅めの「前夜の集い」となりましたが……。

 いえいえ、しかし、ばんえい競馬にとっては、年に一度の最強馬決定戦。被災地の皆様へは充分に配慮しつつも、例年にも増して活気に溢れた集いとなりました。

 イベントの内容は以下の通り。
① 出走騎手コメントVTR上映(OPBM制作VTR)
② 鈴木勝堤・元騎手による「ばんえい記念」解説
③ 予想会
   出演  浅野靖典(あさの・やすのり)競馬アナウンサー
       佐々木啓文(ささき・ひろふみ)
とかち馬文化を支える会理事、オイドンなど活躍馬を生産
       鈴木勝堤(すずき・しょうてい)元騎手
④東北関東大震災チャリティー・オークンション

毎年、金山調教師や西弘美調教師など豪華なゲストを迎えての当イベントですが、今年は引退間もない鈴木勝堤元騎手がスペシャルゲストとして登場。その歯に衣着せぬ本音トークを炸裂。
また、当会理事であり、オイドンなど多くの名馬を輩出する生産者でもある佐々木啓文氏が生産者ならではの予想を公開。
プロアナウンサーの浅野靖典さんの巧みな話術とあいまって、観客も大満足の予想会となりました。

そんな楽しい予想会の後に行なわれたチャリティー・オークションですが、実は、今回、司会進行を行なってくださった浅野氏は、競走馬のオークションを仕切る鑑定人。つまりは、本物のセリを実感できる本格的オークションとなって、これまたファンにとっては楽しいイベントとなりました。
用意された品物は、最強3歳馬テンマデトドケの桐箱入り蹄鉄や、ホッカイドウ競馬の雄コスモバルクのネームが入った非売品タオルなど、ファン垂涎のグッズが30点以上。
浅野氏の軽快な司会で、活発なセリが行なわれましたが、しかし、そこは、あくまでもファンサービスの当イベント。前以て設定した上限価格を超えたものについてはジャンケンで最終落札者を決めていただくなど配慮。

最後まで笑いの絶えない和やかなムードの中、無事、前夜の集いは終了いたしました。

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