今週末は「北海道和種馬祭」

 毎年、当会では「馬文化祭り」と題して馬文化を楽しく体感できるイベントを開催していますが、本年度は「北海道和種馬祭」を開催します。
 北海道和種馬というのは、ご承知のとおり、ドサンコを呼ばれる小型馬。このドサンコたちに、駄付(ダンツケ)と呼ばれる伝統的な方法で荷物を載せ、帯広競馬場をパレードしてもらおう、というのが、このお祭りの趣旨。北海道開拓時代の馬たちの活躍風景を肉眼で観てもらえる貴重なイベントです。
 希望者が、実際に駄付を体験できる「駄付にチャレンジ」というコーナーも設けましたので、是非、今週末は帯広競馬場にご来場下さい。
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8月23日 啓西写生会

 何度もお伝えしているように今年は啓西小学校3年生が「ばんえい競馬」を核とした総合学習に取り組んでいますが、この日は、同校4年生がリッキーを題材に写生会を実施。当会も、お手伝いとして参加いたしました。
 ちょうど暑い時期ではありましたが、この日は、ちょうど薄曇りで気温も低めで、絶好の写生会日和。子供たちも楽しく、力強くリッキーを描いていました。
 
こんな至近距離で写生が出来るのも、温和なリッキーだからこそ。
2時間、じっと動かずモデルを務めてくれたリッキーと、お世話いただいた服部調教師ご夫妻に感謝の一日でした。

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8月18日 愛馬感謝の集い

 昨年度から始まった「愛馬感謝の集い」を、本年度も帯広競馬場内馬頭観音堂にて行いました。実施に先立っては、西邑調教師や大口騎手の父上などが観音堂周辺を整備してくださったり、ばんえい振興室の有志の方々が旗竿を準備してくださるなど、皆さんのご厚意で行われた当集いですが、今年は、当会会員各位からも十数名参加いただくなど、昨年にも増して、盛大な会となりました。
 この集いは、日頃、我々のために懸命に働いてくれる馬達への感謝をこめて行うものですが、振興室、馬主協会、調教師会、騎手会など、ばんえいに係る全ての方々が一堂に会する集いとなりつつあります。こうした馬関係者を繋ぐ事業として来年度以降も実施して行きたいと考えていますので、会員の皆々様もますますのご支援をお願い申し上げます。

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8月12日マスターズカップ

 今年で第三回目となった当会主催のマスターズカップ。ばんえい競馬歴史に燦然と輝く金字塔をいくつも打ち立てた「ミスターばんえい」こと金山明彦調教師や、2000勝騎手だった岩本利春調教師など、往年の名手9名が勢ぞろい。火花を散らす熱戦を繰り広げました。
 レースは、序盤から各馬が一線に並ぶ白熱戦。第二障害まで一進一退の攻防が繰り広げられましたが、一斉に障害を駆けあがった馬群から最初に抜け出したのは、やっぱり我らが「ミスター」金山師が手綱を取るコトブキライアン。体を素早く左右に振るキレのあるフォームでゴールへ驀進。続いて坂を降りた金田師スギノファントムと服部師キタノドリーマーが鋭く迫りましたが、ミスターが貫録を見せて1着でゴール。第三回の覇者となって、優勝トロフィーと賞品ビール100本を手中にしました。

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8月9日 十勝学園訪問

 本年度、諸々の事情により「ばんえいキッズキャンプ」の実施が叶いませんでした。これに代わる事業と言えるか否かはわかりませんが、本年度の新しい教育的事業として、児童養護施設「十勝学園」への訪問を実施いたしました。十勝学園は、様々な理由から育児が困難となった両親に代わって子供たちを育てる施設。現在、同学園に50名を超す3歳から18歳までの子供たちが生活をしています。
 この時期、多くの子供たちが夏休みを利用して親元に帰るそうですが、一部の子供は親の事情で学園に残るとのこと。そんな子供たちに少しでも楽しい時間を提供すべく、この日は、服部調教師夫妻、今井調教師の奥様などとリッキー馬車で訪問。待ちわびた子供たち十数名は道路まで出てお出迎えしてくれました。
 他の学校訪問と同じくリッキーにまたがったり、ニンジンをあげたりして楽しんだ子供たちでしたが、最後はリッキー馬車に乗って学園周辺を一回り。服部先生の格別の配慮で、住宅街など、かなりの距離を馬車に乗って散策。「こんなに子供たちが喜ぶ顔を見るのは久しぶりだね」と施設の職員さんが驚くほどの子供たちのはしゃぎぶりでした。
 帰りには、小さな児童は勿論、高校生のお兄ちゃんたちも一斉に手を振って「また来てね」コール。夏休みの楽しい思い出がプレゼント出来たのではないかと、密かに自負した訪問となりました。

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