ばん馬イラストコンテスト結果発表

 人気シリーズ「STOP & GO」に代わる当会オリジナルデザインを公募した「ばん馬イラストデザインコンテスト」は、お陰様をもちまして、一般部門32作、こども部門39作、総数71作品と予想を上回る多数のご応募をいただきました。
 応募者の年齢層は3歳から71歳までく、また遠くは関西、首都圏からのご応募いただき、様々な方々から、ばんえい競馬をご支持いただいていることを実感いたしました。
 これらの作品を当競馬場内の観客の方々に投票いただき、上位作品を決定。その中から、10月5日、田中敬二ばんえい振興室室長、谷あゆみ調教師のお二方の審査員よる審査会で以下のように各賞を決定いたしました。いずれの応募作品も力作揃いで、ハイレベルな作品が多かったため、審査は困難を極めましたが、選外とするには余りにも惜しいとの審査員の強い希望から、急遽、審査員特別賞を設け、三作品に同賞を贈ることといたしました。審査結果は次ページの通りです。

表彰式は、10月14日、帯広競馬場最大級のお祭り「ばん馬まつり」のステージで実施。審査員を務めていただいた田中ばんえい振興室室長から、受賞者各位に、表彰状と賞金(こども部門は図書カード)、そして、それぞれの応募作品をプリントしたTシャツが贈呈されました。
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表彰式で、田中ばんえい振興室長から最優秀賞を授与される南波モニカさん
  
 末筆ではございますが、今回、ご応募いただいた方々と、場内投票にご協力いただいた観客の皆々様に、心より御礼申し上げます。

ばんえいカレンダー2013「砂と瞳」発売開始!

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 お待たせしました! 大好評の太田宏昭2013年ばんえいカレンダーを今年も発売開始いたしました。
 「砂と瞳」と題した2013年版は、今春3月に引退したフクイズミ・ニシキダイジン・トモエパワーの並列写真や、雄大な十勝の牧場風景など、今までになかったショットも満載。ばんえい競馬ファンのみならず、すべての馬好きに自信をもってお贈りする逸品です。帯広競馬場、または、ネットショップ「ばんばショップ」で、是非、お買い上げくださいますよう、お願い申しあげます。

※このカレンダーの売り上げは、通常の馬文化貢献のみならず、レース協賛など、ばんえい競馬を直接応援する事業に使われます。

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9月22日、23日 北海道和種馬祭

 毎年、秋に行っている「馬文化祭り」。「馬耕まつり」「チャグチャグ馬コ in 帯広」に続いて、今年は「北海道和種馬祭」と題して北海道和種馬(ドサンコ)によるイベントを開催いたしました。
 ドサンコは、ご承知の通り日本在来の小格馬ですが、開拓時代から人や大量の荷物を運び、重要な運搬力として活躍した馬。そんなドサンコのパワーを市民や観光客の皆さんに実感してもらうべく、9月22日、23日の両日、北海道和種馬保存会のメンバーが、3頭のドサンコと共に函館から来帯。伝統的な駄付(だんつけ=馬の背に荷物を載せる手法)の実演や、駄付馬によるパレード、入場者のお出迎えなどで、来場者を歓待いたしました。
 今回のイベントは、日本在来種の能力や、伝統的な馬文化の紹介などの目的で実施しましたが、もうひとつ、「ばん馬とドサンコの違いを体感してもらう」というのも大きな目的でした。帯広競馬場来場者の中には、「ばんえい競馬で走ってるのはドサンコでしょ」という人が意外に多く、馬についてかなり詳しい方でも例外ではありません。
 和種馬祭では、実際にドサンコと、ばんえい競馬で走る馬を肉眼で見てもらい、こうした誤解をとくための解説も実施。「へぇ、そうだったんだ」と納得していただく場面も多くありました。
 チャグチャグ馬コに比べて、地味な企画だけに、どうなることかと心配しましたが、会員や観客の皆様に「貴重なものを見せてもらった」「馬達が可愛かった」と満足していただくことが出来、胸をなでおろしました。遠路はるばる函館から来ていただいた土谷進氏はじめ北海道和種馬保存会の皆々様と3頭の賢く力強いドサンコ達に、心より感謝申し上げます。

まずは、ドサンコ(北海道和種馬たちが入場門で観客をお出迎え)
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次は「駄付(だんつけ)実演」。和種馬保存会・土屋進氏の手によって、ロープ1本で馬の背に次々に荷物がつけられていく。
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そして、いよいよ駄付をしたドサンコたちによるパレード。
体重300キロと小柄な馬たちですが、重い荷物を積んでも堂々と、そして、従順に行進してくれました。
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観客の皆さんも、整然と繋がって歩くドサンコたちに感心することしきり。多くの方々がドサンコたちにカメラを向けていました。
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パレードの合間には、保存会のメンバーが昔ながらの馬上で「あぐら」をかく騎乗法も披露。

この他、帯広競馬場内でも、インフォメーション前、スタンド中央広場、ばんえいギャラリーの3か所で、ドサンコの特性や活躍、駄付の解説などを紹介するコーナーを設置。それぞれに、写真やパネル、実際の馬具などを展示。和種馬だけではなく、ばん馬との比較なども併せて紹介いたしました。

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大活躍してくれた3頭のドサンコたち。車から愛らしい顔を見せて帰途に。本当に、2日間、頑張ってくれて、ありがとう!!
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9月16日チャグチャグ馬コ撮影会

 馬文化祭りとして過去3年連続で競馬場イベントとして実施した「チャグチャグ馬コ in 帯広」も昨年で一区切りとしましたが、昨年まで来帯してくれていたチャグチャグ馬コ同好会の有志が、馬装束持参で競馬場に。そんなご厚意を受け入れるべく、略式ではありますが、16日、帯広競馬場で入場者お出迎えと撮影会を当会主催で実施しました。馬装束を装着したのは、いつも通りのリッキーとミルキーに加えて、ふれあい動物園のドサンコも。ドサンコに装着できる小さめの馬装束は、帯広初登場とあって、人気を博していました。
 とは言え、勿論、豪華なチャグチャグ装束を来たリッキー、ミルキーも相変わらずの大人気。遠方からの観光客も多いこのシーズン、競馬場を訪れた多くの人たちが、お出迎えと撮影会を楽しんでおられました。
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