9月23日、24日「チャグチャグ馬コ in 帯広」今年は大正地区と競馬場で実施

 一昨年から岩手県滝沢村との交流イベントとして実施している「チャグチャグ馬コ in 帯広」を今秋も実施。今年は、更に多くの人に「チャグチャグ馬コ」と「ばん馬」に親しんでもらおうと、十勝地区最大級のお祭り「大正メークイン祭り」にも参加しました。
 まず、当イベント1日目の9月23日は、帯広市の農村部「大正地区」で行われた大正メークイン祭りに、リッキー号が登場。チャグチャグ馬コの豪華な馬装束に身を包み、滝沢村から駆け付けたチャグチャグ馬コ同好会有志の皆さん10名と、来場した1万人の観客をお出迎え。多くの市民や観光客が、写真を撮ったり、リッキーにまたがって、東北伝統の馬文化と、ばん馬の力強さを体感していました。
 また、会場中央のステージでは、滝沢村の斎藤喜夫さんが「馬方節」を披露。朗々と歌い上げる斎藤さんのつややかな声に観衆は、うっとりと聞き入ってました。
 
 2日目は、帯広競馬場に帰って、毎年と同様のスケジュールで進行。リッキーに加えて、現役競走馬リユタカラも登場。馬装束の装着実演から始まり、入場門での観客出迎え、写真撮影会をこなし、最後の〆は競馬場内パレード。リッキー、リユタカラの後ろにはポニーの「チャグ」も参加。チャグは、今春、チャグチャグ馬コ同好会の方々が帯広競馬場に来た際に、競馬場内ふれあい動物園で誕生した馬。その縁で「チャグ」と命名されたことから、このパレードに参加し、イベントを盛り上げてくれました。 

大正メークイン祭りでチャグチャグの装束を身にまとい、お客様を出迎えたリッキー。
米沢寿則・帯広市長もリッキーにまたがってご満悦。
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リッキーの横では、ミニチュアホースの小梅号も観客を歓待。大きなリッキーと小さな小梅が、お祭りを盛り上げました。
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今年で3年目となった「チャグチャグ馬コ in 帯広」
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今年は斎藤良夫さんが見事な歌声で「馬方節」を披露
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スタンド入口横ではチャグチャグ馬コのミニ写真展も開催
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9月10日、11日 北海道総合家畜共進会に参加協力

 4年に1度、北海道全域から選りすぐられた家畜が集う「北海道総合畜産共進会」。当会では、生産者支援と、ばんえいPRを目的に、優良馬への賞品提供と、PRブースの開設を実施いたしました。
 馬の部門に出品されたのは、農用馬の他、北海道和種馬、ポニーを合わせて総勢40頭。いずれも各地区を勝ち抜いた駿馬ばかりでしたが、中でも、体型、管理に優れた農用馬のタワノアスカ号は素晴らしく、最高位の栄冠を勝ち取りました。当会からはこのタワノアスカ号の栄誉を称え、ばんえいグッズ詰め合わせセットを贈呈しました。
 これら優秀馬たちの晴れ舞台の横に開設したPRブースでは、全道から集まった関係者が訪れ、予想以上の賑わい。農用馬のみならず、北海道和種馬の関係者などとの交流もあり、馬文化サロンとしての機能を果たせたのは、予想外の喜びでした。

ばんえい競馬PRブース
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最高位を獲得したタワノアスカ号
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最高位馬には、当会から副賞を提供しました
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NHKドラマ・エキストラ募集!!

 既に、ご存知の方も多いと思いますが、現在、NHK北海道では、ばんえい競馬をテーマとしたドラマ「大地のファンファーレ」を製作中です。
 北海道では来年2月放映予定、全国でも3月に放映予定。出演者も、高良健吾、寺脇康文、赤木春恵など豪華キャスト、ということで、ばんえい競馬を全国にアピールできる稀有なチャンスと、関係者一同、力が入っています。
 さて、そんな期待のドラマですが、競馬場でのエキストラを募集中。平日の長時間撮影、ということで、募集に苦戦しているようなので、是非、お手すきの皆様、撮影にご参加ください。

 募集日時は、10月26、27、11月1日の3日間。各日とも午前7時半から午後1時までと、午後0時半から8時までの2交代制。

 報酬など一切ありません。
 詳しくは、帯広商工会議所(担当 水口) ℡0155-25-7121まで

第100回東士幌ばんば大会

台風の影響で十勝は連日、激しい雨に見舞われていますが、御地はいかがでしょうか?
 9月3日に開催された東士幌の草ばんば大会、記念すべき第100回記念でしたが、残念ながら雨、雨、雨、の一日でした。
 さて、そんな中、当会は以下の事業を実施しました。
  1.生産者応援のために副賞(2本)提供
  2.PRブース開設(ばんえいPRとグッズ販売)
  3.ポニーふれあいコーナーの開設

 今回の新しい試みは3の「ポニーふれあいコーナー」。大会実行委員会からの要請もあり、服部町教師所有のミニチュアホース「小梅」を展示。体高70センチの極小ポニーだけに幼児や、見学に来た東士幌小学校の児童、そして、おとなにも大人気。みんなから人参をたくさんもらって小梅も大喜びでした。
 ただし、今回はPRブースが、コースの見えない場所にあったため、スタッフや手伝いに来てくれた会員の皆さんには、ちょっと寂しかったのも、というのが本音。 という訳で、この日記にも、レース写真はアップできませんでしたが、お許しを。

写真1 毎度お馴染みPR&グッズ販売ブース
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写真2 ふれあいコーナーではポニーの小梅が大活躍
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写真3 ご存知・谷調教師も応援に。新発売ピンクの「ばんば手ぬぐい」も、この人が巻けば、男前!!
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楽しさテンコ盛り「ばんえいキッズ・キャンプ」

 毎年実施していた「ばんえいキッズ・クラブ」を更にバージョンアップさせた「ばんえいキッズ・キャンプ」を7月27,28日の両日、帯広競馬場で開催いたしました。
 服部調教師発案の当キャンプは「子供の自主性」を最重視したキャンプ。子供がしなければならないことは「馬の世話」のみ、という自由なスケジュールで、さて、何が飛び出すか、びっくり箱のようなキャンプが始まりました。

 一日目、27日の朝9時に集合した子供たちは、キャンプの達人・当会会員の横田氏にテントの張り方を教わり、まずは、自分たちの居場所づくり。ふれあい動物園の横にテントを設営しました。
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 次は、いよいよ馬とのふれあい。服部先生に馬の事を教わり、馬に触ったり、乗馬を楽しみ……
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 なぜか、途中、安部憲二騎手も乱入する乗馬タイム
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 その後は、馬への感謝をこめて馬小屋掃除
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 お昼ごはんは、みんなで流しそうめん。横田さん持参の雨どいに、そうめんを流して、みんな大騒ぎ。
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 午後は、装蹄所と診療所の見学。
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 獣医の森田先生が馬の口に手を入れるのを見て、みんなビックリ。
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 夕食も、勿論、子供たちの手作り。カレーとクリームシチューと焼き肉の豪華な食事は、買い出しから子供たちが手がけました。
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 夜は花火に肝試し、と、色んなことわしたけれど、翌朝は5時に全員起床。朝調教を見学しました。ばんえい競馬振興室の田中室長自ら案内して下さった贅沢な調教見学は……
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 何と「ソリ体験」付き。参加者全員がソリに乗り、付き添いのスタッフを大いにうらやましがらせました。
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 ラジオ体操、朝ごはんの後は、再び、馬房掃除。
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 またまた乗馬を存分に楽しんだ後、服部先生が用意してくれたのは……
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 うさぎレース! ふれあい動物園の人気者うさぎのフクとピーターが子供たちを楽しませてくれました。

 お昼ごはんの後、最後のお楽しみはスイカ割り。参加者のお父さんが差し入れてくれた巨大なスイカをみんなで狙うのですが、なかなか割れず……。抱腹絶倒ののち、スイカは残らず食べつくしました。
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 と、楽しさテンコ盛りのキッズキャンプも28日夕方5時には終了。どの子も「楽しかった!
」「また来年も来る!」と満面の笑みで、何度も振り返りながら帰って行きました。

 二日間、笑い声の絶えなかったキャンプになり、主催者としては喜ばしい限りですが、全力でキャンプを進行して下さった服部調教師と横田氏、また、経済的にも精神的にも多大なご協力をいただいたねばんえい競馬振興室、厩舎関係の皆さん、そして、当会の役員、会員、すべての皆さんに心より感謝申し上げます。