6月28日 帯広市立清川小学校で出前授業

清川小学校は帯広市の農村地帯・清川地区にある小さな学校ですが、毎年、乗馬体験授業を行うなど、馬の学習に積極的に取り組んでいる学校です。そんな馬の学習の一環として、本年度は当会の出前授業を活用し、ばん馬の学習を行いました。この日、当会の出前授業を受けたのは3年生9名と、4年生16名。3年生は理科の授業として「草食動物と肉食動物」について、4年生は社会科の授業として「馬が作った北海道の歴史」について学んでくれました。

教室でも真面目に授業に取り組んでくれた3・4年生でしたが、その後の「馬とのふれあい授業」でも思う存分、授業を楽みました。

キングが曳く馬車に乗り、背中にまたがり、ニンジンをやり……という一連のプログラムが終わった後も、名残惜しそうに、トラックに乗り込むキングをいつまでも見送っていました。

児童たちに見送られ馬運車に乗り込むキング。4トン車もキングが乗ると狭そう

6月24日~7月24日 スタッフブログ展開催

当会ではFaceBookを利用し、当会活動のみならず、ばんえい競馬にまつわる様々な事柄を発信していますが、そんな記事の中から人気のあった画像と文をチョイスし、帯広競馬場中央通路にある当会掲示板に展示いたしました。「名馬や人気馬の意外な姿に出会える楽しい写真展」を目指して企画・展示いたしましたが、期間中は多くの方々が足を止めて写真と記事を眺めてくださっていました。

6月21日 本年度最初の出前授業は啓西小学校

当会の看板事業である「馬の出前授業」ですが、本年度のトップバッターは、帯広競馬場に一番近い小学校・帯広市立啓西小学校。同校では、6年前から「馬の学習」に取り組んでおり、この日は、その一環として当会の出前授業に臨んでくれました。例年のように教室での1時間の授業で馬の習性を学び、2時間目は、馬車に乗ったり、馬の背中にまたがったり、餌をあげたり……。我々にとっては恒例の授業風景ですが、3年生69名にとっては、待ちに待った初めての「馬の授業」。教室での学習でも積極的に発言してくれましたし、馬車乗車やキング号とのふれあい体験でも元気いっぱい馬との時間を楽しんでくれました。

最初は、ニンジンをあげるのも、おっかなびっくり

5月17日 2頭挽き馬耕練習実施

 今年で3年目となった「馬耕技術伝承プロジェクト」。今年も、当会育成講師の蛭川氏が、指導役の森浦氏の畑を借りて馬耕の練習を行いました。既に蛭川氏の馬耕技術は、かなり高いレベルに達していますが、馬たちが安定的に作業に専念するためには、長距離の作業を続けて調教する必要があり、本年度も、この練習を行うこととなりました。
 当日は、絶好の馬耕日和。蛭川氏の愛馬「桃姫」と「チョウスケ」も、最初こそ歩調を合わせるのに苦労している様子でしたか、長い距離を耕作するうちに淡々と作業することも習得し、補助なしでの2頭挽き馬耕を実現することが出来ました。こうしてプラウでの馬耕技術が実用的レベルまで達したため、練習後半では、棒ハローという地ならし用の農機具を付けた作業も実施しましたが、これも難なくクリアして、蛭川氏と愛馬たちの馬耕技術習得は、ほぼ完成。
 今後は蛭川氏を講師として早ければ秋にも「馬耕勉強会」を開催したいと考えています。具体的な日時など決まり次第、会員各位にはご案内を差し上げる予定ですので、馬耕の技術を習得したいと思っている方、また、馬耕など馬による農作業などに興味のある方は、是非、勉強会にご参加ください。

補助なしでの馬耕完成!! 馬たちもプラウを同じ歩調で曳くことに慣れた様子
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棒ハローでの作業も練習
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5月9日 ばん馬ギャラリー常設展リニューアル

 ばん馬ギャラリーもオープンから2年を経ましたので、当会が担当する掲示部分の常設展をリニューアルしました。同ギャラリーオープン時から使用しているスノコ型の写真掲示板も新たな色に塗装し直し、見出しや写真も一新。リッキー・ミルキー・キングの活躍の様子や、ふれあい動物園の歴史、そして、当会の活動などについても、知っていただけるよう意匠いたしました。
 写真の貼り付けや飾り付けは、ふれあい動物園ボランティアスタッフの協力を得て今まで以上に楽しくデコレーションいたしましたので、是非、皆様も「ばん馬ギャラリー」に足をお運びください。
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