ブラックパール追悼展開催中

 昨年12月に突然の病で急逝したブラックパール号を偲んで、ブラックパール追悼展を開催しています。場所は、帯広競馬場スタンド中央通路。中島厩舎のご協力を得て、当会掲示板には中島調教師の奥様が撮影された写真を掲示。また、ブラックパールがレースで実際に身に付けた髪飾りや頭絡、蹄鉄なども展示。更に、ゴールデンウィーク期間中は、ヒロインズカップ優勝肩掛けも併せて展示しております。
 開催期間は、5月26日までとなっておりますので、是非、本追悼展をご覧いただき、在りし日のブラックパールを偲んでいただければ、と思います。

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展示内容は時期によって変更する場合がございます。

3月22日 ばんえい記念前夜祭開催

 年度の締めくくりとなる事業が、この「ばんえい記念前夜祭」。当会会員と競馬場内、その他小規模な告知にも関わらず、毎年、100名を超える入場者で、会場(帯広競馬場ファンルーム)が満員となる人気イベントですが、今年も、当会役員である斎藤修氏(競馬評論家)、佐々木啓文氏(ばんえい競走馬生産者)、古林英一氏(北海学園大学教授)が出演。人気アナウンサー浅野靖典氏による軽妙な司会で、ばんえい記念出場騎手インタビューVTR上映、出演者によるレース解説や予想、チャリティー・オークション、抽選会、と盛りだくさんの内容をファンにお楽しみいただきました。
 なお、この日のチャリティー・オークションの売り上げ34,000円は、全額、平成26年度開幕時のレース協賛金として活用させていただきます。オークション品を提供いただきました騎手、調教師の皆様と、落札いただきましたファンの皆様に、この場を借りて、心より御礼申し上げます。

今年も満員御礼の大盛況
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斎藤修氏、佐々木啓文氏、古林英一氏が出演。司会は浅野靖典アナウンサー
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3月5日 東京にて連絡協議会主催「ばんえい教室」開催協力

 ばんえい競馬の関係6団体で作る「ばんえい競馬振興連絡協議会」が、首都圏での、ばんえいPRと、ふるさと納税の説明のために、「ばんえい教室」を東京新橋のJRA施設Gatej.で開催。同協議会の一員である当会も開催に協力いたしました。
 この催しは、昨年度から当会が取り組んでいる首都圏での「ばんえいPRイベント」と同様のスタイルで行われましたが、今回は、矢野吉彦アナウンサーと競馬評論家の斎藤修氏という当会役員2名に加え、須田鷹夫氏、山崎エリカさんという豪華出演陣が、ばんえい記念について軽妙かつ熱いトークを繰り広げる、楽しい催しとなりました。
 また、イベント最終部では、帯広商工会議所の川田副会頭からの、ばんえい競馬に関わるふるさと納税について挨拶され、更に連絡協議会から概要の説明などが行われましたが、毎年、ふるさと納税を通じて、ばんえいを応援している須田氏が、ここでも熱く解説。ばんえい競馬への支援を呼びかけました。

須田鷹夫氏、山崎エリカさん、斎藤修氏、矢野アナウンサーの豪華出演陣で開催
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レース映像を見ながらの解説と予想
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会場内には、ふるさと納税の紹介ポスターも
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ふるさと納税について熱く語る須田氏
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馬学セミナーでイタリア重ばん馬協会事務局長が講演

 本年度第2回の馬学セミナーは、イタリア重ばん馬協会ジュゼッペ・ピゴッツィさんをお招きして、2月4日、帯広市の「とかちプラザ」で、「イタリア重ばん馬の現況とこれから」と題して講演をいただきました。
 重種馬を巡る生産や活動は、フランスやドイツなどが日本では多く紹介されていますが、イタリアでも、この種の馬の愛好家などによる活動が活発に行われています。今回、来日されたジュゼッペ・ピゴッツィさんが事務局長を務められるイタリア重ばん馬協会では、肉用として活用されてきた歴史を尊重しつつも、更に、「乗馬」や「馬車競技」など重ばん馬をパートナーとした多角的な活用を模索。それらの現状や意義などについて、お話しいただきました。重ばん馬が実際に活躍している写真など多くのスライドを用いた講演は、ピゴッツィさんの明るいキャラクターと相まって参加者の方々に大好評。本邦ではあまり知られていないイタリアでの重ばん馬の歴史や活用方法、その他について多くを知ることが出来た内容の濃いセミナーとなりました。
 「肉用」と「パートナーとしての活用」という2本立てで重種馬を活用している、という点でイタリアと十勝は似ており、「若い世代に馬の魅力を伝えましょう」「馬がいれば、人は自然に集まります」というジュゼッペさんの言葉に当会活動の背中を押していただいたような気がしました。
 今回は、日本馬事協会の協力を得て、このような国際的な視野のセミナーを開催できましたが、今後も機会があれば、こうしたセミナーの開催にも積極的に取り組んでいきたいと考えていますので、ご期待ください。

イタリア重ばん馬事情をお話し下さったジュゼッペ・ピゴッツィ氏
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札幌の会員さんなど、多くの方々に参加いただきました
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講演では、ばん馬との活動のスライドなども多く紹介されました
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ばんえい市民写真展開催中

年明けの帯広記念を皮切りに、いよいよ、ばんえい競馬が熱くなる時期を迎えましたが、ファンの皆様をお迎えするスタンド入口の「ばんえいギャラリー」では、昨年12月初旬から「市民写真展」を開催中。ばんえい競馬をこよなく愛するアマチュアカメラマンの皆さんの作品を展示しています。様々な作品が寄せられているので、狭いスペースに全てを展示することはできないのですが、なるべく多くの作品を展示できるよう、作品を入れ替えて展示中です。
 市民展は1月末までの予定ですが、2月~3月末までの別企画の後にも、同種の展示を予定していますので、展示希望の方は、当会までご連絡ください。

調教風景やレースシーン、引退馬のポートレートなどなど、多彩な作品が寄せられています。
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島津騎手の写真を展示した途端に、同騎手が大活躍。ギャラリーに飾られた騎手は活躍する、って暗号???
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