12月7日 競馬場関係者でクリスマス装飾

クリスマスシーズンを迎えて、競馬場関係者が集まってスタンド内にクリスマス装飾をいたしました。

当会の声掛けで毎年行っているこの飾り付けですが、今年も、ばんえい広報、馬主会、そして、帯広市観光課が参加。梶尾花園さんが提供してくださった大小2基のクリスマスツリーと、スタンド入り口周辺を、クリスマスらしく電飾などで飾り付けました。

12月24日まで、競馬場関係者が心を一つにして取り組んだ装飾が皆様の御来場をお待ちしています。

 

中央の銀のオーナメントは、谷あゆみ調教師のお手製

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9月18日~10月22日 ばんえい展開催

今年の馬文化祭りとして、ばんえい競馬のルーツと新生ばんえいを振り返る「ばんえい展」を開催いたしました。

9月18日からは、帯広競馬場スタンド中央にある当会掲示板に、「ばんえい競馬のルーツ」「新生ばんえい競馬を彩った名馬たち」と題した超大型印刷物を掲示。馬耕などの日常労働から、祭典ばん馬へ、そして、公営競技として成長した「馬による牽引文化の歴史」と、新生ばんえい発足以降の「ばんえい記念優勝馬」を紹介しました。なお、掲示板前には、ガラスのショーケースを設置し、ばんえい記念勝馬の蹄鉄や新生ばんえい発足以降の全入場招待券などを展示。来場者の多くが足を止め、感慨深そうに展示物に見入っておられる方も多く見受けられました。

ふれあい動物園内ばん馬ギャラリーでも同じく9月18日からパネル展を開催。こちらでは昭和30年代の写真を中心に、かつての、ばんえい競馬の写真を24点展示。幌なしのトラックに載せられて各競馬場間を行き来していた競走馬の姿や、帯広競馬場の旧スタンドなど、関係者のご厚意で提供していただいた貴重な写真を展示し、講評を博しました。

「ばんえい展」の最後を飾ったのは、10月21日に実施した「ばん馬とのふれあい体験イベント」。当初、馬車運行などで「ばん馬の力強さ」を体感していただく予定でしたが、PR馬たちの体調不良を受けて、ふれあい体験のみの実施といたしました。それでも、入場門でPR馬ハクウンリューと共に待機していると、来場者が次々と訪れ、ハクウンリューの背にまたがったり、ニンジンを与えたりして、馬とのふれあいを存分に楽しんでもらうことができました。

併せて、この日は、ハクウンリューの管理者である鈴木邦哉調教師によるトークショーも実施。馬の体や管理についてお話していただきました。

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10月13日 全道祭典ばんば1歳馬決勝大会に協賛金提供

全道の草ばん馬大会を勝ち抜いた1歳馬の精鋭が集まる決勝大会が13日、帯広競馬場本コースを使って実施されました。今年も、全道から選りすぐられた8頭の若駒が出走しましたが、当会も、生産者支援の一環として同大会に協賛金を提供しました。

幼いながらも、懸命に走る1歳馬たち。生産者や馬主が騎乗しているのも、このレースならでは

勝ったのはカネサブラック産駒のヒラリ(母ヒカルチャンス)

 

9月29日、30日 ばん馬まつり協力

帯広競馬場最大のイベントばん馬まつりが、9月29日、30日の二日間にわたって開催され、多くの方々にご来場いただきました。

毎年、このイベントに協力している当会ですが、今年は、実際のばん馬を使って、「馬体講座」を実施。帯広市嘱託職員のリッキー号に登場してもらい、当会専務理事・旋丸が、口や足など、馬の各部の説明を楽しく説明いたしました。

馬の口の説明では、リッキーの管理調教師・服部先生にも手伝ってもらっての解説。「馬には、前歯と奥歯の間に、歯の生えていないところがあるんですよ」という説明と同時に、服部先生が「歯のない部分」に手を入れると、観客からは歓声が。馬の体の不思議を感じてもらうひと時となりました。

9月18日 啓西小学校競馬場農園で馬耕実演

帯広競馬場内にある啓西小学校の農園では、今年も3年生が総合学習としてジャガイモ、ニンジン、枝豆を作りましたが、今日は全員で作物を収穫。作物を全て取り入れた後は、馬で畑を耕し……ということで、登場したのは、お馴染みの蛭川さんと桃姫号。プラウで力強く畑を起こしていく桃姫と、その手綱を巧みにさばく蛭川さんの姿に、子供たちも、目を丸くして見入っていました。

馬耕実演の後は、桃姫号に一人ずつニンジンをあげつつ、感謝の気持ちを伝えました。

馬耕技術伝承プロジェクトの一環として行っている競馬場農園での馬耕実演も今年で3回目。蛭川さんの技術もどんどん進歩し、今年は、助手無しの馬耕。プラウの跡も綺麗に直線を描くようになり、子供たちに正確な「昔日の馬耕」を披露することが出来ました。

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