リッキーハウス出店予定

リッキーハウスは各イベントに出店しています。
現在決定している各イベントについてご案内いたします。

9月2日 東士幌輓曳競馬大会
9月5・6日 釧路大漁どんぱくまつり
9月6日 第3回十勝牧場まつり(十勝牧場)
9月6・7日 帯広の森「ねんりんピック」会場
9月12日 帯広刑務所の帯広地区矯正展

なかなか競馬場で買うことが出来ない!という方。
特に、釧路の方、ぜひいらしてくださいね。
                            (斎藤)

未来の帯広競馬場デザイン・コンクール審査結果報告

大変遅くなりましたが、8月20日に開催いたしました『未来の帯広競馬場デザイン・コンクール』の審査についての報告をまとめましたので、皆様にご報告申し上げます。

なお、この報告と、他作品についての集計、および市民賞の集計結果は、来る9月4日、帯広市市長とばんえい振興室長に提出いたします。
市民からの意見が、ばんえい競馬の新時代誕生の基盤となることを祈りつつ、理事長と私・旋丸が丁重に手渡す予定です。

『未来の帯広競馬場デザイン・コンクール』審査会での意見の要約

[総体として]
いずれも良く練られた作品であり、順位を決めるのは難しい作業であった。作品を大きく分けると、「観光重視型」、「農業と食育重視型」、「商業施設重視型」に大別することができるだろう。また、テーマとして与えた「未来」という言葉のとらえ方から「近い未来=現状改善型」と「かなり先を見据えた未来=理想追求型」に分けることもできる。これらの考え方の違いや価値観が、審査員の意見が分かれた原因であったと思われる。

[選考の方法]
グランプリと準グランプリの選考について、当初、「経済効果」、「市民の集まる可能性」、「十勝らしさ」、「環境に優しいか(エコ)」、「観光的価値」、「実現可能性」、「予算的問題」などの視点で個別評価(採点)し、それを合計した総合点で決めることも考えた。しかし、もっとざっくりした総合評価一本で決める方がむしろ公平であろうとの考えに至り、グランプリと準グランプリの順に議論を交えながら決定することとなった。ただし、最終的にはグランプリと準グランプリの優劣差は小さく、順位をつける作業は極めて難航した。

[各作品について]
【グランプリ】「未来のばんえい・帯広競馬場構想」帯広畜産大学ばんえい研究会について
この作品は、「観光重視型」「現状改善型」に分類されるだろう。特に観光拠点構想、物産展、屋台村、バリアフリー、照明設備、宿泊施設、シャトルバス運行などは、学生さんが足繁く競馬場に通った中で生まれた発想であろう。また、馬車の運行や堆肥販売、騎手・調教師との交流会など、ばんえい競馬の魅力を伝える方策はいずれも具体性があり、近未来の構想として実現可能な具体的提案が数多く含まれており、その点が高く評価された。
特に、空港からの直通バスや宿泊施設については実現を強く望む声があった。

【準グランプリ】「未来の帯広競馬場」十勝馬事振興会・青年部について
「農業と食育重視型」、「理想追求型」に分類されるだろう。十勝の基幹産業である農業を全面に打ち出し、競馬場に教育委員会とも連携した「教育ファーム」の機能をもたせる構想は注目に値する。
また、帯広競馬場が十勝馬匹組合から現在の十勝農協連へ引き継がれた歴史的経緯をみても、農業と馬(ばんえい競馬)の組み合わせは、十勝らしさを最大限に生かしたものであり、十勝の住民からも広く支持される構想ではないかと考えられる(市民賞の受賞)。
 さらに、物産展やミニ動物園、公園、イベント誘致などの具体策は実現可能性の高い提案であろう。

【佳作3点】
(1) 「最強の集客施設」河口晋一氏について
「商業施設重視型」に分類される河口氏の作品については、経済性(競馬場の賃貸料を賄う点)と集客性で高い評価を得た。しかし、商業施設に重点が置かれており、それらがばんえい競馬と分離する可能性や、十勝らしさやばんえい競馬の魅力を発信する上での弱点を指摘する意見も出され、最終的に評価が分かれた。
(2) 「とかちの真ん中・帯広競馬場」上田ヨセフ氏について
「農業と食育重視型」に分類されるだろう。畑の運営や馬耕を前面に打ち出した作品であり、十勝の歴史をつたえるコンセプトは貴重な意見である。その他、温泉施設や馬とのふれ合いコーナーやスポーツジム、ファミレスなど複合施設的要素のほか、競馬場周囲に夏はジョギング、冬は歩くスキーのコースを設けるなど、市民と密着した競馬場の姿が描かれている点も好感が持たれた。しかし、もう一歩踏み込んだ具体的デザインの提案を望む声が聞かれた。
(3) 「命を担う本拠地確立化プロジェクト~Food Life ばんえい~」夢希摑について
典型的な「農業と食育重視型」、「理想追求型」に分類されるこの作品は、農業青年グループならではの発想であろう。特に「食育重視」の視点に若者の感性がうかがわれた。十勝の強みである「農業」と十勝の歴史の中で活躍した「馬」を組み合わせるコンセプトは、グランプリ作品や上田さんの作品にもみられるもので、未来の帯広競馬場の姿を考える上で、重要なキーワードになるであろう。
また、箱物に偏りがちな発想とは一線を画したこの作品は、低コストでの実現可能性という点でも高く評価された。しかし、具体的な馬の活用または競馬場の特徴を生かすという点で明確なデザインが示されておらず、僅差で入賞を逃した。

[まとめ]
 今回のコンクールで感じられたことは、未来の競馬場をどのようにするかというコンセプトの作成は、市民を巻き込んだ議論を経て、遂行して欲しいということである。3年前のばんえい競馬存廃問題で、帯広市一市で開催することになった背景には「全員参加型」のキーワードがあったことを忘れてはいけない。未来の競馬場を語るとき「観光重視型」、「農業と食育重視型」、「商業施設重視型」のいずれにするかという大きなコンセプト作りは、経済性を重視しすぎることなく(企業提案重視ではなく)、是非、市民を巻き込んだ議論に発展させていただきたい。そして、5年後、10年後、そして50年後に評価される未来図(理想追求型)を描いて欲しい。

2009年9月のイベント情報

北海道はすっかり秋の装いです。
9月は各地で馬イベントが行われますので紹介いたします。他にご存知の方はコメント欄にて教えて下さい。
★印は当会主催のイベントです。

現在、リッキーとミルキーは馬がいる場所への遠征を控えています。
各イベント会場では、受け入れ場所の判断によるそうです。
馬コロナウイルスもだいぶ落ち着いてきているそうですので、今後解除になる可能性もあります。ばんえい振興室からの発表があり次第掲載していきますのでお待ちください。
※馬事公苑・福山とばん馬の遠征が可能になりました。

8月31日・9月1日(月・火) 馬市場(音更)
9月2日(水)東士幌輓曳競馬大会(東士幌神社特設会場)
9月5・6日(土日)どさんこフォーラム(新ひだか町静内)
9月5日(土)ねんりんピック開会式(帯広市総合体育館)にリッキーが行きます
  8日(火)もねんりんピックで帯広の森テニスコートに行く予定です
9月6日(日)本別きらめきタウンフェスティバルにリッキーが行く予定です
9月6日(日)「ばんえい十勝 in 川崎」(川崎競馬場) 馬の遠征もOKになりました
9月6日(日)第3回十勝牧場まつり(十勝牧場)
9月6日(日)第4回穂別ばんえい競馬競技大会 午前10時~ (穂別スポーツセンター横)
9月11日~13日 札幌ドーム「WE LOVE HOKKAIDOシリーズ」にミルキー(11・12日)シクノヘプリンス(13日)
9月11日~13日 第22回 北海道秋季馬術大会 兼 2009Northern Cup 馬場馬術大会(苫小牧市・ノーザンホースパーク
9月12・13日(土日)ジュニアチャレンジ・ジャム(札幌芸術の森)にリッキーが行きます。
赤ちゃんばん馬「ハイハイ選手権」 2歳までの赤ちゃんによるハイハイ競争もありますよ。
9月13日(日)第21回 東北馬力七戸大会(青森県家畜市場)
9月18日(金)騎手交流会
9月19日(土)Aiba琴似 ばんえい初売り(15日に札幌市内にオープンします)
9月19・20日(土日)別海町馬事競技大会(別海町産業祭)
2009年9月19日(土)~10月4日(日) ばん馬に恋して2008 吉岡均写真展(東川町文化ギャラリー)
詳しくは吉岡写真事務所ホームページ
9月20日~22日 2009秋季北海道エンデュランス馬術大会・全日本エンデュランス馬術大会2009(鹿追町ライディングパーク
http://www.hea-gr.jp/
9月20・21日(日月)ばんえい十勝 in 福山(福山競馬場) ばん馬も行きます!
9月22日10時~「ポニーばんば大会」上川管内上川町にて 新聞記事
9月22日(火・祝)第6回やぶさめ競技大会(恵庭・えこりん村)8:00~16:00 ※直前練習~表彰式まで
 前日21日は、前日公開練習が行われます。(9:00~16:00)
9月23日(水・祝)愛馬の日(東京都 馬事公苑「ばんえい競馬」イベントもwithばん馬で可能になりました!
そのほかに伝統馬事芸能は、「母衣引」、「流鏑馬」、「チャグチャグ馬コ」、「花馬まつり」の演目を予定しているそうです。
9月26・27日(土日)NCA Western Fair 2009 秋 (帯広市 D-J Ranch
9月27日(日)ひがし北海道馬事祭「第1回摩周湖ばん馬大会」(弟子屈町)
9月27日(日)とかち大平原交流センター(川西町)にミルキーが行く予定
9月29日(火)北海道乗用馬オークション(釧路市大楽毛) 購買受付9時~ 引馬展示10時~12時 せり開始14時~
セリ名簿はこちらからダウンロードできます。
10月1日(木)馬市場(白老)
10月2日(金)馬市場(旭川)
10月18日(日)チャグチャグ馬コin帯広競馬場★
10月25日(日)馬学セミナーin浦河★
10月27日(火)馬市場(釧路)
10月28日(水)馬市場(音更)
10月31・11月1日(土日)とかちばん馬まつり

第1回どさんこフォーラムのお知らせ

9月5日・6日に静内で北海道和種馬・道産子についてのフォーラムが行われますので、ご紹介いたします。
興味のある方はぜひ、ご参加ください。

第1回どさんこフォーラム
どさんこ活用の新ステージ ~北海道和種馬の保存と活用~

1.シンポジウム 9月5日(土)15時~17時
場所 御園生活館(日高郡新ひだか町静内豊畑721)
北海道和種馬の歴史と現状 近藤誠司(北海道大学農学研究科教授)
乗用馬としてのどさんこの可能性 藤田知己(全国乗馬倶楽部振興協議会)

2.もっと語る会 9月5日(土)17時~19時
場所 北海道大学静内研究牧場内(日高郡新ひだか町静内御園111)

3.どさんこを見る・さわる・乗る会 9月6日(日)10時~15時
場所 北海道大学静内研究牧場内
1)だんずけ(駄載実演) 10時~11時
2)ジョッキーレース 11時~12時
3)やぶさめ模範演技 13時~14時
4)どさんこ体験乗馬 14時~15時

4.参加費
1 総合(シンポジウム・語る会・6日昼食) 5500円
2 シンポジウムのみ参加 1000円
3 もっと語る会のみ参加 4000円
4 6日昼食のみ 500円
5 どさんこを見る・さわる・乗る会 無料(但し、体験乗馬は500円)

1・3・4は8/21までに申し込みが必要です

連絡先
北海道大学静内研究牧場 秦 寛(はた ひろし)
日高郡新ひだか町静内御園111
TEL 01464-6-2021   FAX 01464-6-2927
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Aiba札幌駅前イベント

8月16日、Aiba札幌駅前にてばんえい十勝トークショー&場立ち予想会が行われました。
中央競馬の実況番組でもおなじみで、当会理事の矢野吉彦さん・須田鷹雄さんが、クイーンS終了後に札幌競馬場からAiba札幌駅前に大移動。
また、札幌競馬場からは競馬解説者の古谷剛彦さんもボランティアで予想を披露されたそうです。
この日、札幌の理事は帯広に行ってしまったため、当会の協賛会員にもなって下さっている、北海道学生愛馬会の学生さんたちがお手伝いをしてくれました。写真も提供いただきました。
なんでもこの日は中央競馬で須田さんが馬券を当てたとかで、ばんえいマスターズカップの10連単クイズをやり、一番近い人に須田さんのポケットマネーをプレゼントし、それでばんえいグランプリの馬券を買う!という企画まで突然行われたそうです。
かなり近かった人がいたらしく、その方がちゃんとグランプリの馬券を買っているか古谷さんがついていき確認(笑)。その方はグランプリの馬券が当てたとか。

そして、北海道学生愛馬会さんがずっと応援しているサラブレッドの馬が、額にハートのある「マサノウイズキッド」。
この日の札幌12Rで中央競馬初勝利をあげました。学生さんたちはマサノウイズキッドの勝利の感動と興奮、当たり馬券の配当をもってAibaに来てくれましたが、配当はグランプリに吸収されてしまったそうです……

いろいろなところの競馬ファンが、支えてくれているばんえい競馬だなと思いました。
このように、各地場外のイベントや草ばん馬が行われるときは、何名かで応援やリッキーハウスグッズの販売を行っています。グッズの販売があらかじめわかっているときはお知らせいたします。また、お手伝いしていただける方がいらっしゃいましたら声をかけていただけると嬉しいです。
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さて、全国の競馬場内・場外にて配布している競馬情報のフリーペーパー「うまレター」帯広競馬場にも置いてありますが、こちらの8月号では矢野吉彦さんがコラムを書かれています。
ばんえい競馬との出会いなどとても面白いですよ!ぜひ手に入れて下さいね。
「どうしてばんえいを見始めたのですか?」と聞いた時に「最初に見たのがキンタローなんですよ~」と、最初については教えてくれなかった理由がわかりました…とっても面白いです。似顔絵も激似。
                                    (斎藤)