2009年10月~11月のイベント

10月~11月のイベント一覧を紹介します。★印は当会主催のイベントです。
掲載以外のイベントをご存知の方はコメント欄にて教えて下さい。多くの方で馬情報を共有したいと思います。
馬コロナウイルスの影響で馬のいる場所への遠征が自粛されていましたが、その後コロナウイルス発症馬が出てこなくなったため退厩自粛が解除されました。

10月10日 船橋競馬場ばん馬イベント
10月10日~19日 チャグチャグ馬コ写真展★
10月18日(日)チャグチャグ馬コin帯広競馬場★
10月24日・25日(土日)全道祭典ばんば 1歳馬決勝大会
10月24日(土)サテライト石狩ばんえい十勝馬券教室
10月25日(日)馬学セミナーin浦河★
10月25日(日)東北馬力大会 六ヶ所会場(大東工業)
10月27日(火)馬市場(釧路)
10月28日(水)馬市場(音更)
10月29日(木)帯広市図書館にて1973年作成テレビドラマ「ばんえい」上映会
10月31・11月1日(土日)とかちばん馬まつり
11月1日(日)東北馬力大会 北津軽郡中泊町(竹内組)
11月3日(火祝)門別競馬場にミルキーが行きます
11月5日(木)当歳馬展示会(音更)
11月8日(日)馬学セミナーinえこりん村
11月8日(日)帯広畜産大学祭にリッキーが行く予定です

10/27~1/30
本別町歴史民族資料館で「ほんべつ馬文化」が行われています。
馬と人とが暮らした頃の写真や、軍馬の資料が展示されています。当時の草競馬の服装もありますよ。

北海道矯正展レポート

10月4日(日)、札幌刑務所にて「北海道矯正展」が行われ、リッキーハウスの人気商品「ばんばグラス」などを展示、販売いたしました。
「ばんばグラス」は当会と帯広刑務所とのコラボグッズということもあり、今回の出店となりました。

当日は協賛会員でもある北海道学生愛馬会のメンバー男女4名と、とかち馬文化を支える会の古林理事ほか会員2名がショップの運営にあたりました。
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午前9時~午後3時まで出店しまして、多くのお客様に商品をご覧いただき、ご購買いただきました。
時折、小雨が降り、午後からは気温がグッと下がって寒かったですが、午前中はお天気も良く、気持ち良かったです。

お客様からは全体的に「めずらしい~」という反応が多かったように思えます。
中高年の方には帯広刑務所の方が携わったグラスが好評でした。3つ4つ買われていく方もいました。女性の方、ご家族連れの方にはばんえいキティとぬいぐるみストラップが人気でした。

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リッキーも会場内では目立つ存在で、記念写真を撮る方も多かったです。
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リッキーのほかにトラさん?もいました

NPO法人とかち馬文化を支えるのパンフレットも多数の方にお手にとっていただきました。
新規会員の方が増えると良いですね。
                                  (中地・斎藤)

チャグチャグ馬コ パネル展いよいよ開催

以前からお知らせしておりました「チャグチャグ馬コ in 帯広」が、いよいよ10日(土)から開催されます。
チャグチャグのふるさと岩手県滝沢村で行われた「チャグチャグ馬コ・フォトコンテスト」の優秀作品28点や、滝沢村の職員である校伯ちゃん(ブルトン種・メス)の活躍する様子を捉えた写真など、馬好きなら思わず頬の緩むような、楽しく暖かい写真を展示。
また、モニターも設置し、チャグチャグ馬コの紹介ビデオも放映しますので、是非、帯広競馬場に足をお運びください。

また、パレードで騎乗するお子さんを募集しています。対象は乗馬経験がある5~8歳の女子。白足袋と黒タイツ、草履は参加者が用意してください。
申し込みは当会まで。締め切りは13日です。応募多数の場合は抽選となります。
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第1回 馬事知識普及公開セミナーin浦河のお知らせ

10月25日、今年度第1回目の馬学セミナーが行われます。
今回は初の日高、浦河町にて行われます。多数のご参加をお待ちしております。

日時 10月25日(日)
場所 浦河町乗馬公園(浦河郡浦河町西幌別)
講師 持田裕之((有)ウエスタンワールドD-Jランチ代表取締役)
   川島 種朗(KAZ HORSE TRAINING代表)
定員 30名(定員になり次第締め切らせていただきます)
参加料 1000円(昼食代、保険料、テキスト代として当日徴収)
講演タイムスケジュール
10:00~10:50 馬の心理と調教(座学) 持田裕之
11:00~11:30 乗馬の基礎知識(ウエスタン・座学) 川島 種朗
12:30~13:30 馬の心理と調教(実技)持田裕之
13:40~14:40 乗馬の基礎知識(ウエスタン・実技)川島 種朗
14:40~15:00 質疑応答

筆記具持参・実技に耐えうる服装で
申込締切 10月20日

主催 NPO法人とかち馬文化を支える会・日本馬事協会
講演 浦河町教育委員会
申し込み・問い合わせ NPO法人とかち馬文化を支える会
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JRA馬事公苑「愛馬の日」レポート

9月23日(水・祝)、東京世田谷のJRA馬事公苑で「愛馬の日」のイベントが行われました。
ふだんは馬術競技が行われる場所ですが、毎年勤労感謝の日には「愛馬の日」として、供覧(馬の演技)やポニー競馬のほか、全国の伝統馬事芸能が披露される一大イベントが行われます。ばんえい競馬は、伝統馬事芸能の1つとして、2年に1回エキシビジョンを披露することになっているのです。

今年のばんえい十勝ブースは、メインアリーナ前という絶好の立地。ここで、馬といっしょに馬運車で運んできたじゃがいもと玉ねぎを売り、ばんえいのPRをします。十勝平野に行くと、畑にどーんと作物の入ったコンテナが置いてあるのを見かけますが、それがそのまま世田谷にあると、やっぱりインパクトありますよね~。
そのじゃがいもや玉ねぎを、レジ袋にこれでもか! と詰めたものを500円で、ゆでたじゃがいも2個にバターを乗せたほっくほくの「じゃがバタ」を100円で、と、このご時世に安い値段で売るとあって、地元の主婦の方はエコバックまで準備して買いに来ていました。

このじゃがいもを率先してゆでていたのは鈴木邦哉調教師。小林長吉調教師がじゃがいもを袋詰めしたり、大橋調教師夫妻が販売をしたりとファンサービスに努めていました。お手伝いした我々も、手を真っ黒にしながらじゃがいもや玉ねぎと格闘していたのですが、そうするうちにメインアリーナでは、ばんえいのエキシビジョンイベントが開始。
販売があるためブースを離れるわけにもいかず、背伸びしてアリーナのほうを見ると、人だかりの向こうに、馬にまたがった山本騎手の姿が見えました。おそらく、山本騎手と安部騎手がパドックのように馬にまたがって1周し、そりをつけて、アリーナに作られた障害を越えてみせるパフォーマンスを見せたようです。馬はシクノヘプリンスとトカチオーザですね、たぶん。
(ちなみにこの障害、その後子どもたちが砂山として遊んでいましたので、写真はそのときのもの。パフォーマンスのときの写真が撮れずにすみません。)
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その後、山本騎手、安部騎手もいっしょになってブースで販売をしたり、呼び込みをしたりしていたんですが、両騎手にとってはもう1つ、大きなイベントがありました。
今年の「愛馬の日」イベントが天皇陛下のご在位20年慶祝行事として行われたこともあり、天皇・皇后両陛下が来臨されていたのですが、ばんえい代表として天皇陛下からお言葉をいただくことになっていたのです。
これもわたしは見られなかったんですが、後で聞くところによると、山本騎手と安部騎手が天皇陛下が歩かれるグリーンカーペットの脇に控えていて、おつきの方がばんえい代表として山本騎手を紹介すると、天皇陛下は「そうですか、ばんえい競馬はテレビで見たことがあります」とおっしゃったそうです。
若いころは乗馬をたしなまれ、馬好きでおられるという天皇陛下ですから、ばんえいにも興味をおもちだったんですね。
山本騎手はというと、カッチンコッチンでお返事したそうですが(笑)。

それから、1日数回、ミルキーとシクノヘプリンスにまたがれる「ふれあいコーナー」も開催。子どもばかりでなく大人もOKとあって、じゃがバタの列にも負けない長蛇の列ができていました。
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なお、ばんえいブースでは、「リッキーハウス」「ばんばショップ」で扱っているばんえいグッズの販売もしました。ばんえいキティ、大人気だったそうですよ。
この日はとても暑い日で、調教師さん方、騎手さん方、そして馬たち、とても大変だったと思いますが、とても楽しいイベントになりました。
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                                      (KYOKO)