馬文化祭りとして過去3年連続で競馬場イベントとして実施した「チャグチャグ馬コ in 帯広」も昨年で一区切りとしましたが、昨年まで来帯してくれていたチャグチャグ馬コ同好会の有志が、馬装束持参で競馬場に。そんなご厚意を受け入れるべく、略式ではありますが、16日、帯広競馬場で入場者お出迎えと撮影会を当会主催で実施しました。馬装束を装着したのは、いつも通りのリッキーとミルキーに加えて、ふれあい動物園のドサンコも。ドサンコに装着できる小さめの馬装束は、帯広初登場とあって、人気を博していました。
とは言え、勿論、豪華なチャグチャグ装束を来たリッキー、ミルキーも相変わらずの大人気。遠方からの観光客も多いこのシーズン、競馬場を訪れた多くの人たちが、お出迎えと撮影会を楽しんでおられました。
9月10日 上美生中学校出前授業
当会発足直後から実施している「馬の出前授業」ですが、かねてより希望していた中学校への出前授業がようやく実現いたしました。小学校対象の同授業でも、常に「学力に繋がる出前授業」を肝に銘じて実施して来ましたが、今回は中学生、しかも高校受験前の3年生ということで、社会科の歴史・公民の学習内容を踏まえて「戦後のモータリゼーションと馬」についての授業といたしました。この授業の後には体験学習として馬に乗ったり、上美生市街を馬車で運行しましたが、馬の牽引能力を実感したり、大型馬の体格を確認したりと、目的をもった体験学習となりました。
更に、3時間目には、社会科の山崎先生による「学習のまとめと発表」が行われ、当会スタッフも授業を参観。「小学生の時にも乗馬や馬車は体験したが、中学生となって、また、更に深く様々な事柄を感じたり、学習したりすることが出来た」「ばんえい競馬が単なるギャンブルではなく開拓の歴史をなど担う生きた歴史教材であることを知った」など活発な意見発表がなされていました。
ただし、今回は、「まとめの学習と発表」の時間も。きっちりとこの日に学んだことを担当の先生の指導の下、復習し、発表しました。