人気シリーズ「STOP AND GO」の帽子をリニューアル。通気性に優れたハニカムエアーキャップを採用し、酷暑の季節にも涼しく着用いただけるようにいたしました。
色も、ブラック、ネイビー、オレンジ、ホワイトの4色に、刺繍はシルバー。ばん馬の力強さに豪華さを加えた新商品です。
修学旅行案内協力
昨年度から帯広競馬場では修学旅行の中学生を受け入れていますが、帯広市の要請を受けて、本年度からは当会も修学旅行生の案内に協力しています。
訪れるのは、主に札幌、小樽方面の中学校ですが、馬との綱引きや人間ばんば、馬車体験など、多彩な体験メニューに生徒たちも大はしゃぎ。今や十勝以外では見ることも難しくなった大型馬たちに直接触れる貴重な学習を体験しています。
本年度受け入れ校数は7校。内5校が終了していますが、当会は、今後も積極的に同事業をサポートして行く予定です。
ミルキーとの綱引きを楽しむ修学旅行生
6月1日 騎手勉強会・協力
騎手不祥事事件を受けて、騎手自身が自らの姿勢を正そうと、6月1日、騎手勉強会が開催されました。
当会は、ばんえい騎手会(山本正彦会長)の要請を受け、同勉強会の講師役として参加。当会理事であり、話し方やマナーの専門家でもある小枝佳代理事が講師となり、まずは騎手の皆さんと忌憚のない意見交換を行いました。
騎手さんたちの戸惑いも多く、現状、何から始めて良いのかわからない、というのが本音のようでしたが、こうした勉強会を開くことによって、単に不祥事の反省のみにとどまらず、魅力あるばんえい競馬作りのために、騎手がどうあるべきか、その道を探り実現することができるものと期待し、今後も要請があれば当会としても勉強会に協力したいと考えています。
白毛&ブチ毛
ばんえい競馬今年度の話題をさらっているのは、何と言っても2頭の女の子。
1頭は、ばんえい競馬史上初の白毛馬ハクバビューティー。
一般に白馬と呼ばれる馬たちは「芦毛(あしげ)」。この馬たち、おとなになると白くなりますが、実は、生まれた時は黒かったり、茶色だったり。
しかし、ごく稀に、生まれた時から真っ白な馬体で生まれて来る馬がいて、これが「白毛」と呼ばれる毛色です。
サラブレッドでは、ユキチャンなど白毛の活躍馬も誕生していますが、ばんえい界では、今年能力検定を受かった2歳馬ハクバビューティーが初の白毛競走馬。まだ、小柄で勝ち星をあげてはいませんが、純白の馬体で観客を魅了しています。
もう1頭、注目の女の子が、エンジェルガガ。こちらも2歳馬で、かつ、ばんえい界では珍しいブチ毛。
彼女の母アローマドンナもブチ毛の競走馬として注目された、つまりはブチ毛二世馬。母が「マドンナ」だから、娘は「ガガ」と命名されたそうですが、この馬を管理する今井調教師によると「練習より勝負に行って頑張るタイプ。素直な頑張り屋さんです」とのこと。
前述のように白毛馬はJRAなどでも活躍していますが、ブチ馬の競走馬がいるのは、日本では、ばんえい競馬だけ。おそらく、世界でもブチの競走馬はいないんじゃないかと……。
それくらい貴重なブチ馬ガガちゃん。是非、本場に来て応援してあげてください。