ばん馬たちも頑張ってます

事務局の旋丸です。

先日、年度末の様々な処理のため、厩舎をぐるっと巡り歩いて来ました。
 色々な方々にお逢いして、たくさんお話してきましたが、東北出身の方々が多いにも関わらず、思ったより皆さん、お元気そうでした。
 気仙沼出身の村上騎手も「親は大丈夫だった」とおっしゃっていました。(勿論、そうは言っても、被害が甚大であったのでしょうが……)

 帯広でも、大きな横揺れが、かなりの時間続き、拙宅の牝馬などは、あれ以来、神経質になっていますが、競馬場の馬たちは、平気の平左。みんな元気に調教に励んでいました。
 帰りには、松井厩舎にお邪魔して、フクイズミを表敬訪問。「今年も、ばんえい記念に出てくれるのかな~」と尋ねたら、「あいよ!」とばかりに愛くるしい顔を扉の上から突き出して挨拶してくれました。

 大震災後の競馬開催について色々なご意見があるようですが、こうして馬たちも、一生懸命、日々のトレーニングに励んでいますので、ばんえい競馬、ご支援のほど、お願い申し上げます。

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募金箱設置「助け合おう日本! 頑張ろう、ばんえい」

この度の巨大地震に被災されました方々、また、その関係者の皆々様には、心よりお見舞い申し上げます。

当会でも、昨日13日より、主催者、競馬関係団体と協力し、義援金を集める募金箱を設置いたしました。設置場所は競馬場インフォメーションコーナー「リッキーハウス」でございます。

募金初日となった昨日は開場と共に多くの方々から募金いただき、34万余円が集まりました。
中には、10円玉がぎっしりと詰まった大型のコーヒー瓶を「使う時が来た」とリュックから取り出し、置いていかれる男性もおられました。

ばんえい競馬も開催について、様々、検討がなされましたが、「今、我々にできることを」という決意をもって13日より競馬が開催されております。ご意見は多数あろうかと思われますが、当会としても、ばんえい競馬を介して、被災地へ何らかの支援を全力で行ないたいと考えておりますので、今後とも、ご支援の程、お願い申し上げます。

助け合おう日本! 頑張ろう、ばんえい!

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3月12日 馬学セミナー中止について

 3月11日(金)午後に発生した東北地方太平洋沖地震により、12日に帯広・とかちプラザで行われる予定でした「馬学セミナー」は中止といたします。日にちを変更して行うかなどの情報は、決定次第改めてご連絡いたします。
 
 本日はばんえい競馬の開催も中止になっております。帯広には大きな被害はありませんでした。

 ※札幌で行う予定でした馬学セミナーも中止になりました。

3月12日 馬学セミナー開催

とかち馬文化を支える会では、3月12日にとかちプラザで「馬学セミナー」を開催いたします。
参加費無料ですので、皆様ぜひお越し下さい。

日時 2011年3月12日(土)13時30分~15時30分
場所 とかちプラザ 4階講習室402(帯広市西4南13 0155-22-7890)帯広駅のすぐ南側です

1.写真が語る十勝の馬文化(作家・旋丸巴)
2.馬匹改良30ヶ年計画と北海道馬産(北海道産業史研究家・寺島敏治)

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※また、3月21日は札幌・北海学園大でも馬学セミナーを開催する予定です。詳細が決定しだい、ブログにてご案内いたします

そり体験・第2弾森の里小学校出前授業

 2月23日、啓西小学校に続き今季2回目の馬ソリ体験の出前授業を行ったのは帯広市立森の里小学校。同校も毎年、出前授業を行っているお馴染みの小学校となりましたが、今回、授業を受けた4年生は馬ソリ初体験。ソリに乗る前には、お約束通り社会科に併せた「馬が教えてくれる北海道の歴史」という授業を1時間受け、しっかり北海道の開拓の歴史や農業について学習。先人と馬の苦労が頭に入ったところで、いよいよ馬ソリ体験。
 ここからは調教師の服部先生始め服部厩舎のスタッフが大活躍。4年生68名の他、1年生、2年生、そして、特別支援学級の子どもたちまで、総勢200名以上の児童が、馬ソリに乗り、リッキーにまたがり、ミニチュアポニーの小梅とふれあい、と、「馬とのふれあいタイム」を満喫。どの子も満面の笑みを浮かべて、大満足の様子でした。

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出前授業ではポニーの小梅も大活躍
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